猫の爪が二枚爪に!?これって大丈夫なの?【結論:大丈夫です】
「猫の爪を切ったら二枚爪のようになってしまいました。これって大丈夫なの?」
当の本人は痛がってない様子だけど、ボロボロで見た目も悪いし、本当に大丈夫なのでしょうか?
猫の爪の構造は人間の爪と違うので、心配になりますよね。
しかし安心してください。結論をいってしまうと「大丈夫!」です。
その理由をこの記事で解説していきます。
猫の爪が二枚爪に!?これって大丈夫なの?【結論:大丈夫です】
猫の爪を切ってあげたら、二枚爪のようになってしまいました。これって大丈夫なのでしょうか?
なぜかというと、猫の爪の両サイドが二枚爪に見えるのは、そうやって爪が生え変わるから。放っておけば爪の成長とともに自然に抜け落ちるので大丈夫です。
ときどき部屋をお掃除していると、猫の爪が落ちていることってありませんか?
猫の爪はキャップのように重なっており、新しい爪を出すために爪とぎをして、古い爪を抜き取ります。
古い爪が抜け落ちる前に爪切りをすると、二枚爪のようになってしまう
放置しておけば、そのうち自然と二枚爪も元のとおりになるので、安心して大丈夫です。
やってはいけないNG行動
二枚爪になっていてもやってはいけないNG行動があります。それは下記のとおり。
- 無理やりはがそうとしてはいけない
上記のとおりで、無理やり古い爪をはがす必要はありません。
もしも無理やりはがしてしまうと、出血する恐れもあるので、絶対にやってはいけません。
もしも出血してしまったら、↓コチラの記事を参照。
【飼い主にできる】猫の爪から出血してしまったときの対処法
猫の爪切りをしていたら、切りすぎて出血してしまった。どうしたらいいのでしょう?本記事では、その対処法を具体的に解説しています。まずはあわてずに応急処置として血と止めましょう。方法が分からない場合はこの記事を読みながら、手当てをしてください。
二枚爪のバリエーション
一口に「二枚爪」といっても僕がこれまで確認した中で、3種類のバリエーションがあるので、ご紹介しましょう。
爪がそのままタイプ
爪の形がそのままに、はがれようとしているタイプ。爪切りをしていなければ、通常このタイプで爪がはがれ落ちていきます。
たけのこタイプ
爪切りをしたあと、新しい爪が生えてきたタイプ。周りに残った古い爪がポロッと取れることはよくあることです。猫が自分で爪とぎをしてはがすことも。
四角い爪タイプ
定期的に爪切りをしている猫ちゃんに多いタイプ。これも問題ありません。自然にはがれ落ちるのを待ちましょう。
よくある誤解【カルシウムが足りてないんじゃ?】
猫の爪は硬いですが、皮膚と同じ「ケラチン(タンパク質)」からできているから。
カルシウムとタンパク質はまったくの別物です。
さらに、最近のキャットフードは栄養がバランス良く配合されているので、猫が栄養不足になる可能性は低いです。
これらのことから、二枚爪とカルシウム不足とはまったく関係がないので、心配しなくても良いということが分かりますね。
まとめ:猫の爪が二枚爪
この記事では、猫の二枚爪について解説してきました。ポイントをまとめましょう。
- 猫の爪が二枚爪のようになっても、大丈夫です
- 古い爪は自然とはがれ落ちるので、待ちましょう
- 無理やりはがそうとすると出血するのでNGです
- 猫の爪とカルシウムはまったく関係ありません
猫の爪に異常があると思うと心配になりますが、二枚爪に関しては心配いりません。
自然とはがれ落ちるのを気長に待つことにしましょう。
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