猫にヨーグルトを与えても大丈夫?【答え:少量ならOK/与えすぎはNG】
「猫にヨーグルトを与えたいのですが、あげても大丈夫ですか?あげてもいいならどのくらいの量?」
こういった質問に答えています。
ヨーグルトは人の健康に良いということで、毎日食べる方も多いのではないでしょうか。僕も花粉症が少し軽くなるという俗説を信じて、なんとなく毎日食べてます。
猫の健康も気をつけたいものですが、猫にもヨーグルトって健康に良い食べ物なのでしょうか?
- 猫にヨーグルトを与えても大丈夫?
- 猫にヨーグルトを与えるときの注意点
- ヨーグルトにまつわる神話
上記のようなトピックを扱っています。
猫にヨーグルトを与えても大丈夫?【答え:少量ならOK/与えすぎはNG】
ヨーグルトは有毒ではない
まず知っておきたいのは、ヨーグルトは猫にとって毒ではないということ。玉ねぎやチョコレートのように中毒を起こすような食べ物ではありません。しかしながら、大量に食べてはいけない理由も知っておかなければいけません。
乳糖不耐症の猫が多い
一般的に猫は乳糖不耐症といって、牛乳やヨーグルトに含まれている乳糖を分解できません。ヨーグルトにも乳糖が含まれており、乳糖不耐症の子が食べると、消化不良や下痢を起こすことがあります。
猫によって量は違うが、少量なら食べられる
どのくらいの量で症状が出るかは個体によってさまざま。ちょっと食べただけで下痢を起こす子もいれば、意外とイケる猫もいます。飼っている猫の体質によって、ごく少量でも下痢を引き起こしてしまう猫もいることも知っておいてくださいね。
結論:少量なら食べられる
こういったことから、猫にヨーグルトは少量なら問題ないことが分かります。
じっさい、僕の飼っている猫もヨーグルトが好きな猫で、ときどきプレーンヨーグルトをあげたりしています。18歳というおばあちゃん猫ですが、今のところヨーグルトを食べさせたことで体調が悪くなったことはありませんね。
猫によって違ってくると思いますが、もしもあなたの猫がヨーグルト好きなら、少量あげても大きな問題となる可能性は低いでしょう。
猫にヨーグルトをあげる時、守ってほしいポイント3つ
僕が猫にヨーグルトをあげるときに、守っているポイントをご紹介します。参考にしてくださいね。
①無糖のプレーンヨーグルトをあげる
猫にあげる時は、必ず無糖のプレーンヨーグルトをあげましょう。砂糖が入っているヨーグルトは、虫歯や肥満の原因となりますので与えてはいけません。
②1週間に小さじ3杯までにとどめる
記事の冒頭で少量ならOKとかきましたが、具体的な量としては「1週間に小さじ3杯」にとどめておくなら食べ過ぎを防げます。
③おやつ又はご褒美として与える
僕はヨーグルトを栄養目的では与えていません。爪切りをしたあとなどに、ご褒美として与えています。こうすれば食べ過ぎないですし、爪切りを嫌がる心配も減って一石二鳥ですね。
ヨーグルトにまつわる神話①【腎不全が治る??】
ネット上でまことしやかに流れている説で、「猫がヨーグルトを食べると腎不全が治る」というものがあります。これは本当なのでしょうか?
医学的に解明されていない
腎不全が治るという可能性は否定できませんが、医学的にも解明されていないのが現状です。腎不全にかかっている猫にヨーグルトを食べさせることで、どのような影響があるかははっきりしていません。
失われた腎機能は元に戻せない
現在の治療では、腎不全を完治させることはできないのが定説。進行をなるべく遅らせて、少しでも余命を長くするための治療を行います。
ヨーグルトを与える場合、獣医さんに相談しましょう
きちんと知識のある獣医さんに、「今自分が猫に与えている食品に問題ないか?」アドバイスを受けると良いでしょう。そのうえで「ヨーグルトを与えても良い」と許可が出たなら、適量与えてみても良いですね。
ヨーグルトにまつわる神話②【尿路結石の原因となる??】
結石の主な原因は、過剰なミネラル摂取にあります。確かにヨーグルトはミネラル豊富なので、このような説が出たのかもしれませんね。
しかしこれは大量に与えすぎた場合の話です。
1週間に小さじ3杯程度であれば、ヨーグルトが原因で尿路結石になる可能性は低いでしょう。
まとめ:猫にヨーグルトを与えても大丈夫?
少量のヨーグルトは健康を促進するものでも、害するものでもありません。おやつ感覚で試してみるところから始めてみてくださいね。
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