猫の爪って何本あるの?【結論:合計で18本あります】
「猫には何本の爪があるか分かりますか?」
「猫の爪の数って合計で何本なのでしょう?」
猫を飼っていても、生活の中では意識しないことなので、意外と知らない方も多いかもしれません。
この記事では、猫の爪の本数について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、飼っている猫について安心できることでしょう。
ではさっそく見ていきましょう!
猫の爪って何枚あるの?【合計で18本あります】
内訳は下記のとおり
前足→5本ずつ 後ろ足→4本ずつ
ですから、猫の爪の合計は
前足→5×2で10本 後ろ足→4×2で8本
合計で「18本」です。
ときどき「前足と後ろ足の爪の数が違うけど、これって異常ですか?」と疑問に思う飼い主さんもいます。
結論はいたってシンプルで「普通です。」
安心してください。猫は前足の爪が5本ずつで、後ろ足の爪が4本ずつなのが普通なのです。
前足と後ろ足で爪の本数が違うのはなぜ?
「どうして前足は5本あるのに、後ろ足は4本と少ないの?」と疑問に思うかもしれません。人の場合は、手も足も5本ずつですよね。
世界にはいろいろな本数の動物がいる
動物名 | 前足 | 後ろ足 | 合計 |
馬 | 1本 | 1本 | 4本 |
牛 | 2本 | 2本 | 8本 |
羊 | 2本 | 2本 | 8本 |
フタユビナマケモノ | 2本 | 3本 | 10本 |
ミユビナマケモノ | 3本 | 3本 | 12本 |
犬 | 5本 | 4本 | 18本 |
猫 | 5本 | 4本 | 18本 |
狼 | 5本 | 5本 | 20本 |
人 | 5本 | 5本 | 20本 |
上記のとおり、いろいろな数の爪を持っている動物がいるということが、分かるのではないでしょうか。
だから、猫の爪が前と後ろで違うとしても「そういう生き物だから」としか言えないんです。
爪の本数が多い猫もいる【でもそれが正常】
猫の世界では指の数が多くなることは、それほど珍しいことではありません。
具体的には、指が6本だったり、7本だったりする猫ちゃんがいるのです。指が多ければ、当然爪の数も多くなります。
しかしこれは病気ではありません。
カナダの東部やアメリカの北東部にたまに見られますが、日本ではほとんど目にすることはありませんね。僕もじっさいに見たことはありません。
ちなみに海外では「幸運を呼ぶ猫」として、親しまれているようです。
【ギネス記録】「合計で28本」の指を持っている猫
足の指がもっとも多い猫は「ジェイク」というカナダに住んでいる猫。
1本の足に7本ずつ、合計で28本の指を持っていたことが記録されています。
それぞれの指に爪も確認されていることから、爪の合計は28本となりますね。
純血種の猫でも多指症は認められている
たとえば「ピクシーボブ」というアメリカ原産の猫は、1本の足について7本の指までが認められています。
これは基礎となった猫が多指症であったことが理由であって、もちろん病気ではありません。
ヘミングウェイも指が多い猫を飼っていた
アメリカの小説家、アーネスト・ヘミングウェイも1本の足につき6本の指を持つ猫を飼っていたようです。
船乗りから譲り受けた「スノーボール」という名前の猫は、その後子孫をのこして、現在は「ヘミングウェイ博物館」の庭で暮らしています。
このことから、英語圏では多指症の猫のことを「ヘミングウェイキャット」と呼ぶ人もいます。
まとめ:猫の爪の本数
この記事では、猫の爪の本数について詳しく解説してきました。
前足→5×2で10本
後ろ足→4×2で8本
合計で「18本」です。
これを知らないと「病気なのかな?」って戸惑ってしまうかもしれませんが、これで安心ですね。
ときどき指の多い猫ちゃんもいますが、これも病気ではないので、もしも出会えたらラッキーですね!
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