猫が旅行中トイレしない【なぜ?どうしたらいいの?】
猫が旅行中トイレしなくなった!どうして?トイレしてもらうためにはどうしたらいいの?
この記事では上記の疑問にお答えしています。普段と違うことをすると、猫もストレスを感じて、対応しようと体に変化が表れるかもしれません。
まずは状況をよく整理して、猫がどういう状態なのかを知りましょう。
※病気を判断するための記事ではありません。診断については獣医師の判断に従うことを強くおすすめします。
猫が旅行中トイレしない。なぜ?
まずは、あなたの猫ちゃんはどちらのケースに当てはまるでしょうか?過去の記憶をさかのぼって思い出してみてください。
- ケース①:トイレに何度も行くのに排尿・排便が見られない
- ケース②:本当に排尿・排便をしていない
ケース①トイレに何度も行くのに排尿・排便が見られない
なぜなら泌尿器系の病気である可能性があるからです。
例えば、猫は排尿しようとしているものの、残尿感から、膀胱に尿が溜まっていないのにトイレに行きます。飼い主さん目線からすると「トイレに行っているのに、オシッコ全然しない」と感じるわけです。
この場合は、なるべく早く動物病院を受診した方がいいでしょう。
ウンチの場合も一緒です。頻繁にトイレに行くのに何も出ないときは、まずは近くの動物病院の場所を調べ、一刻も早く獣医さんに状況を見てもらいましょう。
ケース②本当に排尿・排便をしていない
ケース②の場合、原因は下記の4つ
- 我慢している(危険度:小)
- 尿は作られているが出せない(危険度:大)
- 尿が作られていない(危険度:大)
- こっそりトイレしている(危険度:小)
我慢している(危険度:小)
猫自身でトイレを我慢しているだけなので、そこまで心配はいりません。とはいえ、できれば我慢しないでトイレに行って欲しいですね。
トイレを我慢してしまう原因
- 移動でのストレス
- トイレ環境が違う
- トイレが汚れている
- トイレが気に入らない
上記のとおりいろいろあります。
やはり旅行中のストレスが可能性としては高いでしょうね。猫も落ち着いてくればトイレをしてくれることもあるので、少し待ってみましょう。
普段使っている猫砂を少しだけ混ぜてみると、安心して使ってくれるかもしれません。
さらに詳しくはこちら≫旅行のときの猫のトイレ問題【解決策を考える】
尿は作られているが出せない(危険度:大)
尿は作られているものの、なんらかの原因により、体外へ出せない状態。
体の中に原因があることが多いので、僕たち飼い主が原因を特定するのは非常に困難です。というより無理です。
ですからこの場合もすぐに動物病院へ連れていくことが大切。体内の毒素を出すことができないため、適切な治療を行わないと、尿毒症などを起こし、命に関わります。
尿が作られていない(危険度:大)
腎臓がまったく働かないと尿を作ることができなくなります。
旅行中ということを考えると、急性腎不全など、短期間に急激に腎臓の働きが悪くなったということが考えられるかもしれません。※年齢とともに腎機能が低下していく慢性腎不全の末期状態である可能性もあります。
いずれにしても、尿が作られない状態だと、生命の維持ができません。今すぐにでも動物病院へ行くべきです。
こっそりトイレしている(危険度:小)
トイレ以外の場所でオシッコしていて、飼い主さんが気づいていないということも。
車の中やキャリーケースの中などをもう一度確認してみましょう。こっそりでもトイレしているなら、猫の健康に問題はありません。
とはいえ、ちゃんとトイレでして欲しいものです、、、
猫のストレスサインを見逃さない
移動が多いと、猫はストレスを感じ、ストレスは猫の行動にあらわれます。トイレをしなくなる以外にも下記のような行動をするかもしれません。
- マーキングが増えた
- 同居猫同士、対立してしまう
- トイレ以外で粗相をしてしまう
- 猫が固まったまま、動こうとしない
- 爪とぎして欲しくない場所で、爪とぎをする
上記のとおり
分かりやすい場合もあれば、分かりにくい場合もありますね。旅行または移動していることを考えると、生活環境の変化や外出そのものにストレスを感じていることがあると思います。
ストレスの原因がなくなれば、猫ちゃんの行動ももとに戻っていくと思われます。
まとめ:猫が旅行中トイレしない
この記事では、旅行中、猫がトイレしないのはなぜ?次に対処法についてご紹介しました。
2つのケースに分けて考えました。
ケース①トイレに何度も行くのに排尿・排便が見られない
いますぐに動物病院へ連れていきましょう。
ケース②本当に排尿・排便をしていない
我慢している(危険度:小)→様子を見る
尿は作られているが出せない(危険度:大)→動物病院へ行く
尿が作られていない(危険度:大)→動物病院へ行く
こっそりトイレしている(危険度:小)→問題なし
トイレをしなくなるというのは重要な問題です。そのほかにもストレスが原因で問題行動をしてしまうことも考えられます。
移動中の猫の様子は、注意してみてあげてくださいね。
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