なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

猫じゃらしは隠すと食いつきがヤバイ!【隙間への欲求にうったえる】

「猫じゃらしで猫を疲れさせるほど遊びたい!」
「猫が猫じゃらしを隠すのってなんで?」

この記事ではこうした質問・要望に答えていきます。

一人遊びもいいですが、飼い主さんといっしょに遊ぶともっと楽しいですよね!猫じゃらしを動かすコツを知って、猫の目をまん丸にしてしまいましょう。

ではさっそく見ていきます。

猫じゃらしは隠すと食いつきがヤバイ!


猫じゃらしで遊ぶとき、わざと隠すようにして遊ぶとすごく食いつきます。普通に猫じゃらしで遊んでいて、猫が興味をなくした時に効果的!

僕がいつもやっている方法は下記のとおり

猫じゃらしかくれんぼ

  1. 猫じゃらしをこたつ布団の下に隠す
  2. ときどき動かして「カサカサ」音で猫の気を引く
  3. 猫はモグラ叩きをやっているように遊び、フィーバー

上記のとおり

見えない敵と戦っているイメージで、猫じゃらしを動かしてあげましょう。

こたつ布団がないって方は、カーペットでもドアの隙間でもカーテンの後ろであっても、猫じゃらしの姿を隠すことができればなんでもOK。

カサカサ音をたてたり、不規則に動かしてあげるとさらに効果UPです。猫はかくれた敵と一生懸命に戦ってくれますよ。

猫が”見えない敵”にここまで食いつく理由


猫じゃらしを隠して遊ぶのが効果的な理由はシンプルで、猫には「隙間(すきま)への欲求」があるからです。

たとえばサーバルは隙間への欲求がとっても強い大型の猫です。「ネコの行動学」という本にはとてもおもしろい観察が記録されています。

サーバルはしばしば、マウスや小さなラットを即座には殺さない。それらの獲物を箱や木の下、あるいは穴の中にいったん逃れさせ、それから前足でもう一度、追い出そうとしたり、引きずり出そうとしたりする。
引用元:ネコの行動学[パウル・ライハウゼン著]

イエネコはここまでしないかもしれませんが、隙間への欲求を持っていることは確かです。

僕の飼っているミーちゃんも、猫じゃらしをこたつ布団のしたで、カサカサ動かしてあげると、動きを追いかけてなんとか捕まえようと必死になります。

こうして、1度は猫じゃらしへの興味関心を失ってしまった猫でも、隙間への欲求にうったえかけることにより、新たに回復させることができるのです。

お気に入りの猫じゃらしを隠す理由


猫と遊んでいると、最後には猫じゃらしをスタスタと、どこかへ持っていってしまうことはありませんか?

ミーちゃんもそうで、遊んでいると突然、さも得意そうな顔をして別の部屋に猫じゃらしを持っていってしまうのです。

なぜなのでしょうか?

理由はいくつか考えられます。下記のとおり

  • 隙間への欲求が強すぎる猫だから
  • 獲物を捕らえて、安全な場所で食べるため

順番に見ていきます

隙間への欲求が強すぎる猫だから

これは記事の前半で紹介したサーバルと同じ理由です。

つまり「隙間への欲求」が極端に強く、飼い主さんとの遊びでは満足できなかったのかもしれません。

それで自分から「猫じゃらしを隠して遊んだらいいんじゃないか」と思いたって実験しているのかも。

いろいろな実験ができる非常に頭の良い猫ちゃんということもできますね。

獲物を捕らえて、安全な場所で食べるため

次に紹介する理由の方が多いと思います。

それは、捕らえた獲物をストレスがない環境まで運んでいるということ。

猫は習性として、捕らえた獲物をその場で食べ始めることはなく、決まってどこか安心できる場所へ咥えていこうとします。

それがどこなのか?は猫によって異なりますが、やはり机の下、ベッドの下、冷蔵庫の隙間、など狭い場所が多いでしょう。

掃除していて、なくなったと思っていたおもちゃが見つかるってこと、よくありますよね。
大抵ホコリまみれで汚いので捨ててしまいますが、、、

なんにせよ、猫にとって「隙間」「隠す」といったキーワードはとても重要なようです。

まとめ:猫じゃらしを隠す

この記事では、猫が猫じゃらしを隠すということについてご紹介してきました。

  • 猫じゃらしは隠すと食いつきがヤバイ!
  • 猫には「隙間(すきま)への欲求」がある
  • 猫は獲物を捕らえて、安全な場所で食べる

猫は僕たちが思っている以上に、不思議で賢い生き物のようです。

猫じゃらしでじゃれているときは「あーなんて可愛らしいんだ」と思いますが、いっきにテンションが下がって見向きもしない。なんてことはザラにあります。

そんな時は、今回ご紹介した「隙間への欲求」にうったえかけてみてくださいね。

ペット保険ペット保険の資料一括請求サービス

キャットフード愛猫にスッキリ快適な毎日を過ごしてほしいあなたへ『モグニャン』