猫がおもちゃを持ってくる3つの理由【猫じゃらしを調べてあげよう】

猫が飼い主さんのところにおもちゃを持ってくるのはなんで?

この記事ではこのような質問に答えていきます。

持ってきてくれると嬉しいんですが、どう反応してあげれば良いんだろう、、、と対応に迷っている飼い主さんも多いかもしれませんね。

この記事を読めば、大げさなことをしてあげなくても、猫は満足してくれるということが分かりますよ。ではさっそく見ていきましょう。

猫がおもちゃを持ってくる3つの理由

遊んでほしい!かまってほしい!

猫がおもちゃを持ってくるのは、飼い主さんにかまってほしいという気持ちがあるからです。猫博士で有名なパウル・ライハウゼン博士は、著書「ネコの行動学」でこう述べています。

そのようなネコの飼い主は、ネコが自分がどんなに勤勉かを飼い主さんに自慢したいのだ、と解釈するのがふつうだ。引用元:ネコの行動学[パウル・ライハウゼン著]

確かに、おもちゃを持ってきて、飼い主さんがかまってくれるまでじーっと待っている猫ちゃんもいますよね。

褒めてあげると猫は「ふーんっ」と満足げな表情を見せてくれます。飼い主さんの気をひきたくて持ってくるのかもしれませんね。

とった獲物をすみかに運んでいる

別の理由は、とった獲物をすみかに運んでいるからです。

ネコ科の多くの動物は、獲物をとるとその場で食べはじめるのではなく、安心安全なすみかに運んでから食べはじめることがよくあります。

飼い主さんのベッドとか、猫ベッドに運ぶのも、そういった理由からかもしれませんね。襲ってくる外敵はいないんですが、生き物としてのクセがそうさせているのでしょう。

でも猫じゃらしは食べれませんので、適宜すきを見て片付けちゃってもOK。多分猫も忘れているはずです、、、

子猫(飼い主)に運んでいる

さらに別の理由は、母性本能がそうさせているという可能性です。これは2パターンあり、下記のとおり

  • ①飼い主のまえにポトリと落としていく
  • ②持ってきてなかなか離そうとしない

どちらのパターンも、猫が子育てをする段階で、子猫に狩りを教えるため、生きた獲物を子猫のところへ持ってくるときにみられる行動です。

飼い猫でもひんぱんに、ときには去勢されたオス猫でもするようです。

つまり、ほんらいなら世話をすべき子猫がいないため、代わりにもっとも親しい飼い主さんのもとへ持ってきてしまっているということ。

パターン1は子猫が生後6週間くらいをすぎたあたりからみられる行動で、もしかしたら飼い主さんのことを「狩りも十分にできない子猫」と捉えているのかもしれませんね。

さらに成長していきパターン2は、子猫が7ヶ月半を過ぎたあたりからみられる行動です。

この頃になると母猫は、口に獲物をくわえたまま子猫から逃げようとし、それを見た子猫はダッシュで追っていき、しつこくおねだりをします。おねだりされた母猫は、獲物を口から離すか、子猫の前に置いてあげるのです。

どういった理屈で飼い猫も、このような行動をするのかはっきりしたことはわかっていません。

先ほど紹介した「ネコの行動学」という本では、このような行動を「運搬の過剰」と呼んでいました。

猫がおもちゃを持ってきたときの正しい反応とは?


小難しいことはいいとして、さらに重要なのは「猫じゃらしを持ってきた猫に対して、どう反応すればいいの?」という問題でしょう。

答えは「持ってきたおもちゃのところへ、飼い主さんが実際にいってあげる」です。

パウル・ライハウゼン博士も続く部分でこういっています。

ネコにとってここでもっとも重要なのは、実は「ほめられること」ではなく、もってきた獲物のところに「子ネコの代用」をしている人間が実際に行くことなのである。引用元:ネコの行動学[パウル・ライハウゼン著]

簡単にいうならば、猫じゃらしを手にとり、調べるふりをすれば良いということです。

それから猫の反応を見て、遊びたそうにしているなら遊んであげればOK。少なくとも猫を悲しませる結果にはならないでしょう。

まとめ:猫がおもちゃを持ってくる

猫がおもちゃを持ってくる理由

  • 遊んでほしい!かまってほしい!
  • とった獲物をすみかに運んでいる
  • 子猫(飼い主)に運んでいる

飼い主さんができる対応

  • 猫じゃらしを手にとり、調べるふりをする
  • 飼い猫が遊びたいなら、遊ばせる

上記のとおり

猫じゃらしを持ってくる猫ちゃんって、その姿がとっても可愛いですよね。

飼い猫から子猫だと思われていると「ちょっとショック…」と感じるかもしれませんが、優しく対応してあげてくださいね。