猫のしっぽがブルブル震える2つの理由【会いたくて震える】

猫がしっぽを立てたまま、ブルブルブルって震えることがあります。

これって一体どういう状態なのでしょうか? マーキングの「スプレー」とかと関係あるのでしょうか?

私の飼っているメス猫でも、時々見られる現象だったので調べてみました。

結論としては、会いたくて震えるって話です。

定義:猫のしっぽがブルブル震える状態


まず、猫のしっぽがブルブル震える状態ってどーゆーこと?という方のために、定義しておきたいと思います。

こちらの動画を見るとわかりやすいかと、、

このように、しっぽが一瞬、または短時間に渡って「ブルブル」って震える現象のことです。

痙攣のようにも見えてしまうので、「これって病気なんじゃ⁈」と心配になってしまうこともありますね。

でも大抵の場合は病気ではないので心配いりませんよ。

猫のしっぽが震える理由は2つ


猫のしっぽが震える理由は大きく分けて2つあります。

  • オスのマーキング行動
  • 嬉しい気持ちが抑えられない

順番に解説していきます。

オスのマーキング行動

オスはマーキングをするときに、しっぽをあげて尿をふりかけ自分のナワバリを主張します。

尿をかけるときに、しっぽの付け根付近がブルブルっと震えることがあるのです。

去勢手術をしていても、この癖だけが残って尿をしていなくてもブルブルする仕草だけする猫ちゃんもいるようです。

壁や物に向かってお尻を上げながらブルブルしていたら、マーキングをしていると考えて良いでしょう。

ちなみにメス猫は、自分のフェロモンをこすりつけてマーキングします。

多くの場合、顔をこすりつけますがしっぽをこすりつけてマーキングする場合も。
この時はあまり震えないですかね。

嬉しい気持ちが抑えられない

飼い主さんが帰宅すると、嬉しすぎてしっぽを震わせながら出迎えてくれた。という経験はないでしょうか?

この時猫ちゃんは、あなたに会えたことを本当に嬉しく思っているのです。(もしかしたらご飯が欲しいだけかもしれませんが…)

本来しっぽをピンと立てて甘える仕草は、子猫の時だけにみられるもの。

子猫は排泄する際、親猫に向かってしっぽを上げお尻を刺激してもらうことで、排泄を促してもらいます。

この仕草が成長した家猫でも残ってしまい、世話してくれる飼い主さんに甘える際についつい出てしまうのです。

野良猫にはこの行動はほとんど見られません。

家猫ならではの行動と言えますね。

ともあれ、愛情表現と受け取っても過言ではないので、こちらからも思いっきりナデナデしてあげると、きっと喜ぶと思いますよ。

震えることを「振戦(しんせん)」といいます


震えは医学的に「振戦(しんせん)」とよばれます。

意識とは別に、筋肉が縮んだり緩んだりを繰り返すことによっていわゆる震えている状態になります。

震えと一言でいっても、細かく分類していくといろいろあって素人にはよくわかりません。(そもそも人間の医療を猫に当てはめているので、正しいとも限りません。)

ですから今回は1つだけ、「生理的振戦」をサクッとご紹介しましょう。

しっぽが震えるのも「生理的振戦」

生理的振戦とは、精神的緊張や筋肉疲労時に起こる細かい震えのことです。

病気ではなく、誰にでも起こり得るもの。

例えば、

  • 寒くて体がブルブル震える
  • 大事な試合の前に武者震いを起こす
  • 恐ろしい思いをして手足がガクガク震える
  • 重いものを持ってしばらくすると、手足がプルプル震えてくる

猫も同じで、寒いと体がブルブル震える「シバリング」を起こしたりします。

しっぽが震える時も同じような状況だと思われませんか?

つまり、しっぽをピンと立てたことによってしっぽの筋肉が緊張し、さらに「嬉しい!」という精神的緊張も加わったことによって、ブルブル震えだすのです。

この振戦は一時的なもので、原因がなくなれば自然と震えもなくなります。

ですから、一時的なものであれば心配は要らず、むしろ飼い主として喜んでもいいくらいなのでしょう。

ただし、震えが定期的に見られる場合や明らかに異常な震えの場合は、早めに動物病院へ連れていくことを強くオススメします。

猫のしっぽが震えるまとめ

猫のしっぽがブルブルと震える理由は2つありました。

  • オスのマーキング行動
  • 嬉しい気持ちが抑えられない

いずれの場合も、病気ではないので心配はいりません。

「会いたくて会いたくて震える」というどこかで聞いたことがあるフレーズはバカにされることが多いですが、医学的にも裏付けされたけっこう深い意味のある言葉だったんですね。

猫に「震えるほど会いたい」と思われているあなたがうらやましい。