猫の爪の内側が黒くよごれている4つの理由【掃除方法も解説】

猫の爪の内側に、黒いゴミみたいなものがくっついていることありませんか?これって一体なに?

本記事では、その理由を4つ解説しています。また、記事の後半では掃除方法もご紹介しているので参考にしてください。

黒い異物の正体がわかれば、きっと安心するはずです。それではさっそく見ていきましょう。

猫の爪の内側が黒くよごれている4つの理由


黒いよごれの正体は下記の4つ

  • 耳あかがついているから
  • 肉球が黒い猫は、爪も黒い場合がある
  • 病気が原因で爪が黒くなる場合もある
  • ウンチや猫砂がくっついているだけ

順番に見ていきます。

耳あかがついているから

後ろ足の爪に黒いよごれがくっ付いているなら、それはほとんどの場合「耳あか」です。

猫は耳がかゆいとき、後ろ足をつかってカイカイします。そのときに耳あかが後ろ足の爪の内側にくっついてしまったのです。

まれに前足にくっ付いていることも。

耳あかがよく出る猫ちゃんとか、粘着質の耳あかが出る猫ちゃんの場合は、後ろ足に耳あかがついていることが多いですね。

耳掃除をしてあげれば減る可能性が高いです。

耳あかは自然と出るものですから、安心して大丈夫です。

肉球が黒い猫は、爪も黒い場合がある


黒猫など、模様によっては爪まで黒いという場合があります。

これは黒の色素が濃くあらわれるからです。

この場合の黒い爪も、遺伝的なものなので心配はいりません。病気などではないので安心してくださいね。

病気が原因で爪が黒い場合もある


病気が原因で爪が黒い場合もあります。

扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)

猫に多い癌の一種で、皮膚(特に毛の薄い部分)に発生します。

・患部が気になって爪でかいてしまい、はがれた皮膚が爪についた
・爪の付け根に発生したことで、腫瘍ができたり黒に変色したりする(稀なパターン)

初期段階ではニオイはありませんが、進行していくと生臭いなど独特なニオイがするようになります。

皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)

カビの一種である皮膚糸状菌に感染することで、顔周りや足などが円形に脱毛します。

猫にかゆみはありませんが、悪化すると皮膚が赤く腫れてきます。

爪に感染した場合、爪の付け根が赤く腫れたり、爪が黒く変色して抜け落ちてしまうことがあります。

もしも病気が原因で爪が黒い場合には、動物病院での治療が必要です。異常を早めに発見できるよう、ふだんから猫の様子をよく観察しましょう。

ウンチや猫砂がくっついているだけという場合も


最後に紹介するのは、ウンチや猫砂がくっついているパターン。

これは言わずもがなだと思いますが、猫がトイレを済ませたあとにくっ付いてしまったのでしょう。

ちょっと汚いですが異常ではないので、記事の後半で紹介する掃除方法で、キレイにしてあげてください。

取ろうとすると猫が嫌がるのはなぜ?


理由はとてもシンプルで「猫は指先を触られるのを嫌がるから」です。
猫が爪切りを嫌がるのと同じ理由ですね。

あなたが猫の爪をいじくり回すと、猫は「なんなの。ちょっとやめてにゃ!」と手を引っ込めるのではないでしょうか。

僕が観察するかぎりでは、猫は肉球を強く押されたときや、爪が切られるときの振動を嫌っているようです。

黒い汚れを取ろうとしても猫が嫌がるのは、もともと手に触られるのが嫌だからなんですね。

猫の爪の内側についている黒い汚れの取り方


猫の爪に黒い物体がついていたとき「どうするべきか?」悩む飼い主さんも多いです。

気になりますよね。ではどうやって取ったらいいかを解説しましょう。

水やぬるま湯で湿らせてから取り除く

耳あかがついている場合には、ふやかしてからとるのがおすすめ。

黒い汚れを湿らせて取る方法

  1. ティッシュやガーゼなどをぬらす
  2. 濡れティッシュで爪の汚れをふやかす
  3. 固い汚れを柔らかくしてから、やさしく拭き取る
  4. 拭いてとれる部分だけ拭き取ればOKです

固いまま無理やり取ってしまうのはNG。なぜなら爪の付け根を傷つけてしまう恐れがあるからです。

また、爪の間のよごれは、綿棒でやさしく拭き取ってしまっても大丈夫です。くれぐれも猫が嫌がったら無理をしないでくださいね。

取れそうな黒い汚れは、とにかくふやかして優しく拭き取るのがおすすめです。

無理に取らなくてもOK【猫が自分で取るから】

実は、黒い汚れを見つけても飼い主さんが取る必要はありません。

猫たちがグルーミングしたり、爪とぎをしたり、爪の生え変わりなどで自然に取れることが多いからです。

猫はかなりのキレイ好きですから、爪になにか付いていたら気になってしょうがないです。

飼い主さんが気付くほどですから、当の本人が気づいていないわけありませんよね。

飼い主さんが無理に黒い汚れを取ってあげなくても大丈夫ですよ。

それでも心配なら動物病院に連れていく

もちろん、猫の爪に明らかな異常が見られる場合にはすぐに動物病院へ連れていきましょう。

  • 猫が爪をいつまでも気にして舐めている
  • 爪の付け根が、赤く腫れている
  • 猫に元気がない
  • 猫に食欲がない

上記のような症状が見られる場合には、すぐに獣医さんに診察してもらうことが大切です。

まとめ:猫の爪の内側についている黒いよごれ

この記事では、猫の爪の内側についている黒いよごれの正体について解説してきました。

黒い物の正体は4つ

  1. 耳あかがついているから
  2. 肉球が黒い猫は、爪も黒い場合がある
  3. 病気が原因で爪が黒くなる場合もある
  4. ウンチや猫砂がくっついているだけ

上記のとおり

ほとんどの場合は耳あかで、心配ないケースが多いです。

とはいえ、カビの感染や癌になることもあるようなので、定期的な健康チェックはしておきたいですね。