なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

【快感】猫のしっぽの付け根をたたくと怖いぐらい喜ぶんだけど…

私が飼っているメス猫は、しっぽの付け根をトントンすると怖いぐらい喜ぶんです…

喉をゴロゴロ鳴らしながら、「もっとやって!」と言わんばかりに腰を上げて要求してきます。

去勢も済んで、現在はもう15歳。かなり高齢な猫のはずです。

  • どうして猫は腰をトントンすると喜ぶんでしょうか?
  • これって病気じゃないの?
  • 嫌がる猫もいる?

こうした疑問を、解説していきます。

猫によってさまざまなようですので、徐々に試しながら様子を見るのがオススメです!

どうして猫はしっぽの付け根をトントンすると喜ぶのか?

それは「腰が性感帯だから」です。

しっぽの付け根は、生殖器を含めたくさんの神経が集中している敏感な部分。

だからしっぽの付け根をトントンと刺激すると、猫は性的快感が得られるのです。

私の飼っている猫だと、しっぽと腰を上げて「もっとやって!」と喉をゴロゴロ鳴らしながら要求してきます。

腰をトントンしたからといって、特に健康問題が起きているわけでもないので大丈夫なのでしょう。

なかにはしっぽを立てて震わせたり、ヨダレを垂らして喜ぶ猫ちゃんも。

さすがにそこまでされると、逆に怖くなりますね、、、

人間だったらかなりヤバイ人になってしまいますが、猫だったら可愛いの範囲でおさまりますね。

しっぽの付け根には、たくさんの神経が集中しているので敏感なのです。

嫌がる猫もいるので、無理に触らない


腰をトントンすると、喜ぶ猫もいれば嫌がる猫もいます。

敏感な部分なだけに、刺激が気持ち悪いと感じているのかもしれませんね。

例えば腰をトントンすると、

  • 不機嫌になる
  • 嫌がって逃げる
  • 「シャー」と威嚇する
  • 噛み付いたりひっかいたりする

などの反応が見られるなら、やめておいたほうがいいです。

猫との信頼関係が崩れるばかりか、「あの人は嫌なことをする人だ」と猫に悪いイメージを与えてしまい、猫と仲良くなれないかもしれません。

猫に嫌われるなんて、絶対イヤですよね。

腰をトントンすると喜ぶ猫と嫌がる猫の比率は、だいたい50:50くらいだと言われています。

ですから、腰トントンを試すときは猫の反応に十分注意を払いながら、慎重にやってみましょう。

しっぽの付け根をトントンするときの注意点


猫がいくら喜ぶといっても、たくさんの神経が集中している部分ですから、触り方に注意が必要。

力を入れすぎない

強い力でボンボンと叩くように触ったり、ガリガリと撫でたりしないようにしてください。

不快に感じたり、痛みを感じてしまうからです。

あまりないとは思いますが、万が一神経を傷つけてしまうと、排尿障害や歩行障害といった、生活に支障をきたす重大な事故になりかねないので、加減が必要です。

適度なタイミングでやめる

長々としつこく触っていると猫も嫌がってきます。

しっぽを上げて喜んでいるうちは大丈夫ですが、しっぽが下がってきたら「もうやめて」のサイン。

ひっかかれたり噛まれたりするので、すぐに触るのをやめましょう。

触れるだけで痛がる

力を入れたわけでもないのに触るだけで痛がるような仕草を見せるなら、皮膚に炎症やできものがあるかもしれません。

毛をかき分けて、観察してみましょう。

皮膚に異常がなさそうなら、皮膚の下にしこりがないか? など体内の異常を疑うべきですね。

次の見出しで詳しくみていきましょう。

しっぽの付け根に起きる病気やケガ


しっぽの付け根に起きる病気やケガには、次のようなものがあります。

スタッドテイル

しっぽの付け根の背中側に、大量の皮脂が出る症状。

あぶらが大量に分泌されるため、しっぽがベタベタになったり、黒く汚れが目立つようになります。

シャンプーをして、患部を清潔に保つことが治療法。

しかし、詳しい原因がわかっておらず、再発も多いスタッドテイル。

獣医さんに指導してもらい、治療していきましょう。

肛門嚢炎(こうもんのうえん)

肛門の近くにある、分泌液を蓄えた肛門嚢(こうもんのう)という器官が炎症を起こす病気のこと。

室内飼いの猫だと、分泌液が詰まりがち。

溜まりすぎると破裂して化膿してしまいます。

定期的にしぼることで予防できますが、何度も繰り返すときは動物病院へ相談しましょう。

外傷・事故

  • 飼い主さんが気がつかないでしっぽを踏んでしまう
  • 閉まるドアでしっぽをはさんでしまう
  • 車と事故にあってしまう

こうしたことが原因でしっぽを骨折してしまったり、神経を傷つけてしまう事故は少なくありません。

事故を防止するには私たちが気をつけるしかないのですが、、、

猫の居場所を常に把握しておく、ドアストッパーをつけるなど工夫して予防していくことができます。

事故にあったら、猫が元気そうでも念の為に動物病院で診察してもらうことをオススメします。

猫のしっぽの付け根まとめ

  • 猫の腰は性感帯
  • だから喜ぶ猫もいれば、嫌がる猫もいます。
  • 神経が集中しているので、優しくトントンしてあげてください。
  • あまりにも嫌がる場合は、ケガや病気の可能性もあります。

オス猫よりもメス猫の方が喜ぶ確率が高いようです。

ただし全ての猫ちゃんが喜ぶわけではないことを是非覚えておいてください。

無理強いをせず、適度な距離でのスキンシップを楽しんでみてくださいね。

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