【ルーズスキン】猫のお腹のたるみについて、知っておきたいこと

私の家の猫は、お腹(後ろ足の間あたり)にタプタプの余った皮膚みたいなのがあるんです。

最初は「太ったの?」と思ったのですが、ネットで調べてみるとそうでもなさそうだったので、この記事で、私の調べたことをまとめたいと思います。

  • 「ルーズスキン」とは?
  • 「ルーズスキン」の役割
  • お腹のたるみは異常ではない
  • ルーズスキンと病気の見分け

といったトピックを扱っています。

「ルーズスキン」とは一体なんなのか?

ルーズスキンとは、たるんだ皮膚であり、猫の体の1つの特徴です。

場所はお腹〜後ろ足の付け根あたりにかけてで、とっても柔らかく、お腹の皮膚が伸びたようになっています。

猫が立っているときに横から見ると、タプンと垂れ下がっているのがよくわかります。逆に座っていると、下半身の皮膚が下に集まってしまうので見えにくくなります。

また、このルーズスキンは

  • 年齢
  • 性別
  • 肥満度

に関係なくみられるものです。でも猫によってあったりなかったりして個体差があるようですね。

他にも、「プライモーディアルポーチ」という名称で呼ばれることもあるようです。

ちなみに、猫科の他の動物、例えばトラなんかにもこのルーズスキンってあるのをご存知でしたか?

今度、動物園に行く機会があったらぜひライオンとかヒョウにもあるかどうか、確認してみてくださいね。

猫の「ルーズスキン」の役割


ルーズスキンには、4つの役割があると考えられています。

  • ケンカの際に内臓を守るため
  • 後ろ足の動きを邪魔しないため
  • お腹を冷やさないようにするため
  • 満腹になっても動けるようにするため

サクッとみていきましょう。

ケンカの際に内臓を守るため

猫にとってルーズスキンは、大切な体を守るためにとても大切な存在。

他の猫や外敵から噛まれた場合、ルーズスキンが内臓を守ってくれるそうなんです。

ライオンやトラがルーズスキンを持っている理由とも重なりますね。納得です。

でも私の家の猫は、全くケンカなんてしないので、ルーズスキンも持っていてもこの理由では使う機会はなさそうです。

後ろ足の動きを邪魔しないため

余分に皮膚があることで、猫のアクロバティックな動きをサポートしています。

ルーズスキンがあるおかげで、猫が

  • 助走なしのジャンプ
  • 瞬間的に機敏な動きをする
  • 体をツイストして獲物を捕らえる

などなどアクロバティックな動きをするのに役立っているのです。

そのため、猫は後ろ足の可動域をさらに広げることができ、運動能力を最大限に発揮することができます。

体操選手に柔軟さが求められているように、猫にもかなりの柔軟さが求められていたのですね。

でも私の家の猫は、やる気のなさから、トロトロの液体みたいに寝ていることがあるのですが、これもルーズスキンのおかげ?

お腹を冷やさないようにするため

腹巻きのように、お腹を保温してくれる効果もあるんです。

人間でも健康維持のために、お腹を温めると良いってことをちまたでよく聞きますね。

猫も一緒なんでしょう。

お腹が冷えると体温も下がり、内臓の働きもにぶくなって、悪循環におちいるのを未然に防いでくれているのです。

満腹になっても動けるようにするため

猫が満腹になっても、ルーズスキンでたるんでいることにより空間に余裕があるので、ある程度動くことができます。

これは緊急事態に対処するときに役立ちますね。

外敵から襲われているのに、満腹で動けないなんて、情けないですよね、、、

またこれに関連して、ネコ科の動物は毎日獲物にありつけるわけではないので、”食いだめ”できるようになっている。という説もあるみたいです。

あのタプタプって意外と多機能なんですね。ちょっとバカにしていましたが、見直しました。

ルーズスキンができやすい猫の種類

  • アメリカンショートヘアー
  • エジプシャンマウ
  • ピクシーボブ
  • ベンガル

といった猫種はルーズスキンができやすいようです。

また雑種であっても、これらの血を引いている猫ちゃんは、他の猫よりもルーズスキンができやすいです。

私の飼っている猫も、アメリカンショートヘアーの雑種。そして母猫は血統書付きのアメショーでした。

そんな私の猫は、いつからあったのかは思い出せませんが、立派なルーズスキンを持っています。

体重が4キロあるので、最初は「太ったから?」と心配していましたが、どうやらいらぬ心配のようですね。

健康でよかった!

ルーズスキンと病気を見分ける方法


でも注意しないといけないのは、ときどき肥満や病気によっても、お腹がタプタプすることがあるということ。

その見分け方をご紹介しましょう。

それはズバリ、『触って確かめる』です。

猫が立っているときに、お腹のタプタプを触ってみましょう。(座っていたり、寝ていたりするとわかりづらいです)そのときに、

  • 中に何も詰まっていない→正常
  • 中に何か詰まっている→異常有

”中に何も詰まっていない”というのは、触ってみて皮膚の厚みくらいしか感じられないという状態です。

そして肥満や病気になると、脂肪の感触や水が溜まってパンパンになっている様子が、明らかに触って感じ取ることができますよ。

「うちの猫はどっちかわからない?」

そんな時は、獣医さんに相談したり、猫カフェで他の猫のルーズスキンと触り比べをして、猫ちゃんに異常がないかチェックしてあげましょう。

もし病気が疑われるようでしたら、まずは獣医さんに診せ、相談することをおすすめします。

猫のお腹のたるみまとめ

この記事では、気になる猫のお腹のたるみについて解説してきました。

  • 猫のお腹のたるみは「ルーズスキン」といいます。
  • ルーズスキンには、猫として生きていくための役割があります。
  • 日本でも多くみられるアメショーは、ルーズスキンができやすい猫種。
  • まずは触って、正常か異常かを確かめてみましょう。

まれに、ただの肥満でお腹がタプタプしている猫ちゃんもいるので、そんな時は素直にダイエットを始めましょう。

とはいえ、あのタプタプは触るとすごーく柔らかくて触り心地がいいですよね〜

ですからときどき触ってあげて、健康チェックと癒しを同時にやってしまうのは、とてもいい方法ですね!