猫のゴロゴロ音は周波数によって2種類ある!【無視できない理由】

猫のゴロゴロ音を聞くと、無視できない。言われてみればそんなふうに感じませんか?
僕も飼い猫に朝、たびたび起こされることがあったので、同じように感じてます。

でもどうして猫のゴロゴロ音って、聞こえると気になってしまうのでしょうか?

この記事では、猫はゴロゴロ音を周波数によって2種類、使い分けていることをご紹介します。じつは、無意識のうちに無視しにくい音を聞かされていたんだということが分かります。

この記事を読んで、事実を知ったからといって無視できるものでもないので、生活はあまり変わらないでしょう。猫のことがもっと詳しくなるくらいです。

猫のゴロゴロは周波数によって2種類ある


猫はゴロゴロ音を周波数によって2種類使いわけしています。それが下記のとおり

  • 低周波のゴロゴロ音「懇願タイプではない」
  • 高周波のゴロゴロ音「懇願タイプ」

僕たちが無視できない音は高周波のゴロゴロ音の方です。

高周波といっても「ピー」という高い音が出ているのではなく、”ゴロゴロ音の中では高い方の音”という意味。ですから高周波のゴロゴロ音といっても周波数にすると100〜150Hzくらい。ちなみに低い方の周波数は20Hzくらいです。通常のゴロゴロ音について詳しくはコチラの記事を参照。
【猫のゴロゴロ音】猫にも人にもうれしい、驚きの効果とは?

でもこのちょっとした違いが、僕たちに大きな影響を与えているんですから驚きです。

ある研究チームは、低周波+高周波を含んだ懇願タイプゴロゴロ音と、低周波のみの通常タイプゴロゴロ音の両方を人に聞かせて、反応をみる実験を行いました。気になる結果は、、、

『懇願タイプのゴロゴロ音の方が、緊急性があり不快だと感じた』

ゴロゴロ音から高周波の部分だけを取り除くと、緊急性を感じる度合いがけんちょに減少したといいます。さらに注目できるポイントは、猫を飼ったことがない人でも、同じように緊急性を感じたということ。つまり、猫の懇願タイプゴロゴロを聞くと、ほとんどの人は無視できないということなんです。面白いですね。

ではどうしてこのような反応をしてしまうのでしょうか?

猫の鳴き声と人間の赤ちゃんの泣き声は似ている

人が猫の懇願ゴロゴロを無視できない理由は、猫の鳴き声と人間の赤ちゃんの泣き声が似ているからです。

つまり、、、通常のゴロゴロ音にまじっている懇願ゴロゴロが、赤ちゃんの鳴き声の特徴と近いため、僕たちは無視することができず「なんとかしなくてはいけない!」という気持ちにさせているのです。

母親は、赤ちゃんの泣き声を聞くと、赤ちゃんが何をして欲しいのかなんとなく分かるという話を聞いたことがあります。無意識のうちに体が即座に反応するのです。猫の懇願ゴロゴロが、赤ちゃんの泣き声と似ているんだったら、僕たち人間が反応してしまうのも理解できますね。

猫はこの事実を知っているのか分かりませんが、飼い主さんの反応を生み出すのに効果的であることがわかると、それを劇的に誇張してくるようです。それでますます無視できなくなっていくという訳。

この特性は、飼い主さんと猫が、1体1の関係にあるとき、最もよく発達するようです。独身で猫を飼っている方の、睡眠時間が短い理由はここにあるのかもですね、、、もちろん無意識のうちにおこなわれるものですから、抵抗することはできません。

猫は高周波ゴロゴロをどんな時に使うのか?


猫は高周波ゴロゴロを、ご飯が欲しいときなど要求がある時に、通常の低いゴロゴロ音に混ぜて使っています。

つまり、飼い主さんに対して何かしら要求があるときに、気持ちを伝えるツールとして使っているということです。僕は18年以上、猫を飼ってきましたが、ぜんぜん気がつきませんでした。

例えば、朝早くからゴロゴロ鳴いて飼い主さんを起こそうとする猫ちゃんは、高い周波数のゴロゴロ音を出して、なんとかして飼い主さんを起こそうと必死に懇願しているということですね。

ちなみに、低周波ゴロゴロと高周波ゴロゴロは、それぞれ異なるメカニズムによって出されているため、猫は自在に使い分けて、低周波ゴロゴロに懇願ゴロゴロを巧みに埋め込むことができます。

ゴロゴロ音の緊急性と不快感は、猫が懇願ゴロゴロにどれだけのエネルギーを費やすかにかかっています。ですから、猫の要求が必死になればなるほど、飼い主である僕たちは、猫の要求になんとかしなくては!という気持ちに拍車がかかるのです。まさに忠実なる猫の奴隷ですね。

「でもわがままな猫が好きなんです。」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。僕も、この事実を知ったからといって、猫を嫌いにならなかったので、きっと心のどこかで猫に従いたいと思っているんでしょうね。

まとめ:猫のゴロゴロ音の種類

この記事では、猫のゴロゴロ音を2種類ご紹介しました。下記のとおり

  • 低周波のゴロゴロ音「懇願タイプではない」
  • 高周波のゴロゴロ音「懇願タイプ」

懇願ゴロゴロは、赤ちゃんの泣き声と特徴が似ているので、僕たちは無視できないということなんです。なんだかすごい話ですね。猫にここまでコントロールされていたとは、思ってもいませんでした。でも、猫は癒しも与えてくれるので、これからも要求に屈していきたいと思います。