【口臭】猫の口が臭い!病気のサインが隠れているかも⁈
猫に手を舐められた後の手を嗅いでみると、、、「クサッッ!」
あえて言葉にするなら「生臭いニオイ」とか、僕が感じたのは釣りえさに使う「冷凍オキアミブロック」のニオイです。(釣りをする方ならわかると思いますが…)
でも食後でもないのに、口臭が気になるようでしたら病気の可能性もあるかもしれません。
そこで今回は猫の口臭が気になったときに疑う病気やその他の理由について、ご紹介していきます。
猫の口が臭い(クサイ)原因
猫の口臭がしたら、まずは口の中を見て病気ではないか確認しましょう。
歯周病
歯ぐきが赤く腫れ、出血している状態。猫の口臭のほとんどが歯周病。
歯周病にいたるまでの段階
- 歯垢(しこう)がたまる
- 歯垢が歯石(しせき)になる
- 歯肉炎:歯ぐきの炎症
- 歯周病:歯周組織の破壊
基本的には人間の歯の病気とおなじプロセスで進んでいきます。
健康な歯ぐきはキレイなピンク色をしていますが、炎症を起こすと赤くなり、腫れてくることがあります。
歯の形にそって赤くなっているのが確認できるかと思います。
歯周病の症状
- 歯が黄色っぽくなる(歯垢、歯石の付着)
- 鼻水、くしゃみ
- 食欲がなくなる
- よだれが多くなる
- 歯がグラグラ、抜ける
こうした症状が見られる場合には、動物病院を受診して、適切な治療をしていくことが大切です。
内臓の病気
腎臓病、肝臓病、糖尿病などで症状が悪化すると口臭がすることもあります。
猫の口臭はほとんどの場合歯周病が原因で、3歳以上の猫の80%は歯周病があると言われています。
ですから、内臓の病気での口臭は歯周病に比べて、あまり多くないと言えるでしょう。
内臓に病気があるときのニオイ
- アンモニア臭
- 酸っぱいニオイ
- ドブのようなニオイ
などなどニオイの表現はいろいろあるようですが、
飼い主さんがニオイから判断するのはまず不可能なので、早めに動物病院に連れていくことをおすすめします。
食後はもちろんフードのニオイ
言わずもがなですが、キャットフードや生魚を食べた後は、食べ物のニオイがします。
- 刺身
- アジの干物
- 魚をメインにしたウェットフード
どを食べた後は、生臭いニオイがしますね。
でも数時間すればニオイも消えるので、心配する必要はありません。
気になるようでしたら、そうした食べ物を食べさせないことが一番効果があると思います。
猫も歯磨きをして口臭とサヨナラしよう
猫もオーラルケアをして、お口の健康を守ってあげましょう。なぜなら、歯垢を取り除くことが歯周病の一番の予防だからです。
ペット用の歯ブラシを買わなくても、柔らかい歯ブラシであれば人間用を使っても大丈夫。
上くちびるを指で持ち上げて、歯が見えるようにするとやりやすいですよ。
とはいえ、「うちの猫は暴れてできません」とか「猫が嫌がって無理です」という猫ちゃんもいるでしょう。
そんな場合はステップを踏んで次のことを試してみましょう。
歯磨きをする4ステップ
- まずは口の周りを触られることに慣れる
- くちびるをグイッと持ち上げたりする
- くちびるを持ち上げながら歯に触る
- 歯ブラシを使ってみる
気を付けるポイントは2つ
- 最初から無理に歯ブラシを使わないこと
- 歯磨きを習慣化させてしまう
>いきなり歯ブラシを使うのはやっぱりハードルが高いです、、、
おとなしい猫ちゃんならじっとしていてくれるかもですが、元気一杯の猫ちゃんだと「歯ブラシをするのは不可能なんじゃ」とさえ思ってしまいますね。
無理せず、ステップバイステップでやっていきましょう。
猫の口臭がクサイまとめ
この記事では、猫の口臭の原因を3つご紹介しました。
- 歯周病
- 内臓の病気
- 食後はもちろんフードのニオイ
猫の普段の口臭は、人間と同じでそれほど気になるニオイではありません。
気になるほどクサイならば、何らかの原因があることは確かです。
歯磨きは1番の予防になりますが、病気を治せるわけではありません。
猫のお口に異常がある場合は、動物病院で治療してもらうことが何よりも大切ですね。
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