なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

【確認】猫の目薬のさし方3つのポイントをおさえよう!

捨て猫などを拾ってくると、目のトラブルを抱えている猫ちゃんが多いですね。

動物病院に連れて行って目薬をもらってくるまではいいんですが、いざ自分で目薬をさそうとすると上手くいかないのが常です。

今回の記事は目薬もらってきたけどさし方を忘れてしまった方へ、猫の目薬のさし方をご紹介します。

今一度確認して、安全に目薬をさせるようになりましょう。

猫の目薬のさし方3つのポイント


猫に目薬をさす時に押さえておきたいポイントは3つあります。

  • スピーディーに行う
  • 顔を上に向ける
  • 猫の後ろからさす

動画でも確認なさってください。

セカンドオピニオンとして別の動画もどうぞ。こちらの動画のように、2人で行うとより確実により安全にさすことができそうですね。手伝ってくれる人が近くにいるなら、2人で行う方がいいですね。

猫に目薬をさす3つのポイント解説

スピーディーに行う

多くの猫は治療しようとすると嫌がります。動物病院では静かにしていた猫ちゃんであっても、家に帰ってくるやいなや暴れまわるなんてことがたくさんあります。

我が家の猫ちゃんもこのパターン。目薬をさすのにも本当に苦労しましたね。

猫にとって目薬をさされるのは苦痛以外の何物でもないので、なるべく短時間で終わらせてあげることによってストレスを軽減することができます。

顔を上に向ける

これは単純に目薬がさしやすいからです。人間の場合であっても目薬をさす時に上を向いてさしますよね。それと全く同じです。

重力の影響で目薬は下に落ちていくので、下に目があれば確実にさすことができますね。正面からさそうとしても絶対に上手くいきません。

猫の目も正面を向いているので、確実にさそうとすると顔を上に向けるのは自然なことです。

猫の後ろからさす

猫が目薬を見て怖がらないように、猫の視野の外から目薬をさしてあげましょう。

猫の視野は約200度あり、人間よりも広いです。しかし目が正面についているので上下の視野の広さは人間とさほど変わらないと言われています。

つまり真上にある物は見えないのです。

これを利用しない手はありませんね。目薬を見て一目散に逃げていく猫ちゃんであっても、視野の外からさせれば確実に目薬をさせるというわけです。

どうしても嫌がる猫に目薬をさす


ポイントを全ておさえても嫌がって暴れまわる猫ちゃんもいますね。そんな時に使えるかもしれないテクニックがあるので3つご紹介します。

猫の逃げ場をガードする

猫を後ろから全身を使って抱え込む形で逃げ場をガードします。猫は目薬がさされるとわかると後ろや横に逃げようとすることでしょう。それを先回りして腕や足を使ってガード。

床でやる場合は正座で座り、足の間に猫をはさみこみましょう。こうすることで後ろはあなたの体でガードし、横は両足のももと左手を使ってガードできます。

目薬をさし終ったら極上のおやつをあげる

猫が目薬をさし終わるとおやつがもらえると認識できれば、少しの間我慢してくれるかもしれません。(猫は気まぐれなので過度な期待は禁物ですが…)

このテクニックの重要なポイントは、極上のおやつを用意すること。

いつも食べているキャットフードよりワンランク上のキャットフードをあげると猫ちゃんも喜びます。

2人で行う

2人がかりで役割分担をしながら行うのもいい方法です。1人は猫の体と顔を固定する係、もう1人は目薬係とすれば、負担が少ないのでスムーズに投薬できますよ。

結果的に猫ちゃんへのストレスも最小限で済むので、この方法は効果的です。

猫の目薬さし方まとめ

3つのポイントがありましたね。

  • スピーディーに行う
  • 顔を上に向ける
  • 猫の後ろからさす

どうしても上手くいかないときは以下の方法も試してみてください。

  • 猫の逃げ場をガードする
  • 目薬をさし終ったらおやつをあげる
  • 2人で行う

目のトラブルは目薬をしっかりさすことで治ります。完治するためにも確実に目薬を投薬していきたいですね。

目薬のさし方を今一度確認して、イメージトレーニングをしてから実践すると確率がアップしますよ。ぜひトライしてみてくださいね。

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