【まるで宇宙】猫の目の色は7種類【ダイクロイックアイとは?】

猫の目の色はとても綺麗。近くで見ると小さな宇宙のような果てしない奥深さと銀河のような輝きで私たちを魅了してくれます。

猫の目の色について調べると、その猫のルーツや個性が強烈にわかります。そこで今回は

  • 猫の目の色は何種類あるのか?
  • 何によって色が決まるのか?
  • キトンブルーやオッドアイなどの特定の色

についてご紹介します!

猫の目の色は7種類


猫の目の色は基本的に7種類に分かれています。

  1. レッド
  2. ブルー
  3. グリーン
  4. ヘーゼル
  5. アンバー
  6. カッパー
  7. オッドアイ

細かく分けていったり、個人の色の捉え方で違って見えたりしますが、基本的にはこの7種類です。順番に解説していきます。

レッド(赤色)

珍しいのがレッド。メラニン色素を作れない「アルビノ」の猫が持つ目の色です。レッドは目の中の血管などの色が浮かび上がり赤く見えます。この目を持つのはメラニン色素を持たない猫だけ。

ブルー(青色)


実際に青色の色素があるわけではありませんが、メラニン色素をほとんど持たない猫が「レイリー散乱」によってブルーに見えます。ブルーの目を持つ猫ちゃんは珍しいです。

グリーン(緑色)


こちらもみどり色の色素があるわけではありませんが、「レイリー散乱」という現象によってグリーンに見えます。

洋猫に多くみられる目の色で、寒い地域の猫が日差しを取り入れやすいようにグリーンになったのではないかと言われています。メラニン色素は薄いです。

ヘーゼル(淡褐色)


グリーンとブラウンの二色がグラデーションになっている目の色です。複数の色に見えることがあり太陽光にさらしてみると、瞳孔に近い部分がライトブラウン、その周りがライトグリーンになることがあります(逆もあり)。

グリーンよりはメラニン色素が多く、日本猫と洋猫のハーフによくみられるようです。

アンバー(琥珀色)


イエローがとても強い目の色です。ヘーゼルと間違われることがありますが、アンバーはイエローやゴールドの単色ですので見分けられます。日本猫に多い目の色で、メラニン色素はカッパーの次に多くなっています。

カッパー(銅色)


銅色に見える目の色で、ブラウンやレッドに見えたりもします。メラニン色素が一番多い目の色で、日本の猫にはカッパーが多いです。

日本は温暖で日光が簡単に得られるので、目の色が濃くなったと言われています。

レイリー散乱(レイリーさんらん)とは?

「散乱」とは光がモノと衝突して方向を変えられてしまうことです。

特に光の波長よりも小さいサイズの粒子による散乱を「レイリー散乱」と言います。

空が青く見えたり、夕焼け空が赤く見えたりするのもこの現象によるもの。

猫の目が青く見えるのも、散乱させられた光のうち青色の光だけが私たちの目に届くからなんですね。細かいことを説明すると完全に脱線してしまうのでこれくらいにしておきましょう。

ちなみにレイリー卿という人物がこの現象の説明を試みたので、レイリー散乱と呼ばれています。

猫の目の色はメラニン色素の量によって決まる

猫の目の色は、メラニン色素の量によって決まると言われています。

前述した猫の目の色6種類は、メラニン色素が少ない順からまとめたものです。メラニン色素の量が一番少ないのがブルー系の色で、一番多いのがカッパーということになります。

人間の目の色もこのメラニン色素の割合によって決定されます。

メラニン色素は基本的に黒色をしており、日本人の目が黒いのも多量のメラニン色素を含んでいるからなんです。

そしてメラニン色素は遺伝により親から子へ受け継がれていきます。

ですから洋猫は色素の薄いブルーやグリーンの目、和猫はイエローやブラウンの目の子が多いのです。

「キトンブルー」「オッドアイ」「ダイクロイックアイ」とは?

キトンブルー

生まれてまもない子猫は全てブルーの目の色をしています。これを「キトンブルー」というのです。

「本当?」と疑ったあなた。この話は事実なのです!

しかし生まれてから1ヶ月ほど経過するとメラニン細胞が働き出し、徐々に本来の目の色が出てきます。6ヶ月くらい経つと目の色の変化が落ち着くと言われているのです。

今度生まれたての子猫を見る機会があったらぜひ目の色に注目してみてください。綺麗なブルーの瞳をしているはずですから。

オッドアイ


オッドアイとは左右の目の色が異なっている状態のことです。なんとも不思議な現象ですね。

通常は、片方の目の色は必ずブルーで、もう片方の目の色はグリーン、ヘーゼル、アンバー、カッパーのいずれかになります。

オッドアイの猫はブルーの目の側の聴覚が難聴になっていることが多くあります。ブルーではない目の側の聴覚は正常であることが普通らしいです。

人間でもかなり珍しいですが、オッドアイの人いますよね。

ダイクロイックアイ

1つの目の中で2色に分かれている、というさらに珍しい目の色です。

半分ずつ色が異なっているパターンと目玉焼きのように中心と周りで色が異なっている2パターンが確認されているようです。

ダイクロイックアイを見分ける特徴は、色がグラデーションになってないことです。はっきりと2色に分かれています。

オッドアイ+ダイクロイックアイ

さらにさらにさらに珍しい目の色にオッドアイ+ダイクロイックアイという目を持つ猫もいるんです!

例えば、右目がグリーン、左目がブルーとイエローのダイクロイックアイといった感じでしょうか。合計で3色の目の色を持っているということになります。

ここまでくるともう神秘の領域ですね。

猫の目の色まとめ

  • 猫の目の色は基本的に7色に分類されます。
  • 目の色を決めるのはメラニン色素の量です。
  • 「キトンブルー」「オッドアイ」「ダイクロイックアイ」はとても珍しいので、出会えたらラッキー。

私の飼っているアメショーミックスの目の色は綺麗なヘーゼルでした。

細かく分けていくと数え尽くせないほど多くの色があることでしょう。ここまでして私たちを楽しませてくれる猫って、なんて素晴らしいのでしょうか!

また猫の魅力発見です。