猫にナッツ類を与えても大丈夫?【答え:全般的に与えないほうがいい】
「猫にナッツを与えても大丈夫なの?食べさせてしまったら、猫にどんなことがおきますか?」
こんな疑問に答えます。
毎日少量食べると健康にいいと噂されているナッツ類。
猫にも健康でいてもらいたい場合、あげても大丈夫なのか疑問に思いますよね。
本記事の内容
- 猫にナッツを与えても大丈夫?
- 猫がナッツを食べたらどうなるの?
- 猫がナッツを食べてしまった時の対処法
上記のトピックを扱っています。
猫にナッツを与えても大丈夫?
猫とナッツの関係性について見ていきましょう。
そもそもナッツ類とは?
ナッツとは、簡単にいえば「木の実」のことです。
代表的な種類は下記のとおり
・アーモンド ・ピスタチオ ・カシューナッツ ・マカダミアナッツ ・ヘーゼルナッツ…etc
そーいえば聞いたことがある!と思うような名前が並んでいますね。
ちなみに、ピーナッツは厳密にいうとナッツではありません。ピーナッツは種類としてはマメであって、”木の実”ではないんですね。
猫にピーナッツを与えても大丈夫?【答え:与えない方が良い】
猫にピーナッツは与えても大丈夫なのでしょうか?本記事の答えは「与えない方がいい」です。毒ではないのですが、与えない方が良い理由があります。また、大量に食べてしまった場合の対処法も解説。ピーナッツを食べてしまって心配している方、必読の記事です。
猫に与えてはいけない理由は2つ
- ナッツは消化しにくいから
- ナッツには大量の油脂が含まれているから
順番に見ていきます。
理由①:消化しにくいから
ナッツはとても固いですよね。なので、ナッツを猫に食べさせてしまうと、消化器(胃や腸など)に負担がかかり、消化不良により吐き戻してしまったり、下痢といった症状を起こす可能性があります。
理由②:大量の油脂が含まれているから
ナッツには、ああ見えてたくさんの脂肪分が含まれています。猫に与えてしまうと肥満の原因になっていまいます。
また、ミネラル成分も豊富なため、尿路結石の原因になると言われています。
結論:猫にナッツ全般を与えない
こういったことから、猫にナッツは与えない方にしましょう。
また、種類によっては猫にとって中毒性をもつ可能性があるため、最悪のケースとして死に至ることもあります。
特に危険なナッツ3種類
- マカダミアナッツ
- ココナッツ
- アーモンド
上記を解説していきます。
マカダミアナッツ
ナッツ類の中で一番危険なナッツがマカダミアナッツ。
犬で中毒症状が報告されている
食べてしまうと嘔吐、気分がふさぎ込む、けいれん、高体温などの中毒症状が出ると言われています。
中毒症状の原因物質はまだ分かっていません。また、猫による中毒症状の例もありません。
しかし、犬がダメならば猫にも与えないほうが良いでしょう。
ココナッツ
少量摂取した場合、猫に深刻な害を及ぼす可能性は低いです。
しかしココナッツの白い果肉やココナッツミルクには、胃の不調、軟便、下痢を引き起こす油が含まれています。
このため、猫にココナッツを与えないよう注意が必要です。
また、ココナッツウォーターはカリウムが豊富なので、こちらも猫に与えないようにしましょう。
アーモンド
アーモンドにはナッツ類でもトップクラスのミネラル分(ビタミンE)が含まれています。
ダイエットにも効果的なアーモンドですが、猫が食べてしまうと危険だと言われています。
アーモンドチョコは最悪なおやつ
ナッツとチョコの組み合わせは、猫にとっては最悪の組み合わせと言えるでしょう。アーモンドチョコが好きな方も、猫だけにはあげないように十分注意してください。
猫がナッツを食べてしまった時の対処法
「猫がナッツを食べてしまった!」という場合の対処法をご紹介します。
すぐに動物病院へ連れていきましょう
早ければ早いほど、猫が助かる可能性が高まるからです。
胃のなかに残っている状態で病院へ連れていけば、薬を使って吐かせることができます。ナッツを取り除いてしまえば、中毒になることはありません。
念のため電話相談
食べた直後に、症状が出ていなくても、念のため獣医さんに相談することをお勧めします。電話での相談であれば、料金もかからないですからね。
パッケージを持っていく
獣医さんが診断するのに、大いに助けになってくれます。結果的に猫への治療を迅速に始められるので、
「なにを」「いつ」「どのくらい食べたか」
上記を伝えられるのがベストです。
まとめ:猫にナッツを与えても大丈夫?
猫にナッツを与えると、健康になるどころか、悪影響を及ぼしてしまいます。
愛猫に健康でいてもらいたいなら、ナッツ類を与えることはやめましょうね。
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