猫にアボカドを与えても大丈夫?【答え:日本でよく見るやつは絶対にNG】

「猫にアボカドって与えても大丈夫なの?なんか中毒になるって聞いたことあるけど、実際どうなんですか?教えてください。」
こんな疑問に答えます。

アボカドによる中毒について、はっきりしたことは解明されていません。しかし、さまざまな動物での死亡例があることから、猫にも控えたほうが安全です。

本記事の内容

  • 猫にアボカドを与えても大丈夫?
  • 猫がアボカドを食べたらどうなる?
  • 猫がアボカドを食べてしまった時の対処法

上記のトピックを扱っています。

猫にアボカドを与えても大丈夫?

結論をいえば、「スーパーで売られているアボカドを猫に与えるのはやめたほうがいいです。」猫にかなり有毒である可能性があります。

猫とアボカドの関係について見ていきましょう。

原因は「ペルシン」という物質

アボカドには「ペルシン」という殺菌作用のある化学物質が含まれています。
人が食べる分には無害ですが、人以外の動物が大量に食べてしまうと危険であると言われています。

まだ解明されていない物質

ペルシンは、ごく最近になって分離された物質で、詳しい化学作用についてはまだ解明されていません。

ペルシンの影響は動物によって異なっており、猫に対してどのような影響を与えるのかも、よく分かっていないのが現状。(もちろん致死量や食べたあとの症状についても、はっきりとはしていません。)

アボカドに種類によって含有量は異なる

さらにこの話を複雑にさせるのは、「アボカドの種類によってペルシンの含まれる量が違う」ということ。
主な種類は下記の3つ

・メキシコ系
・西インド諸島系
・グアテマラ系

日本に多く出回っているのは、グアテマラ系の「ハス種」という早熟性の品種。

グアテマラ系は毒性が強い

日本のスーパーでよく見る濃い緑色のアボカドは、ペルシンの含まれる量がとても高い品種のようです。

とはいえ、実際はよくわかっていない

アボカドの産地や品種によって、”大丈夫はやつ”と”ダメなやつ”があると言われていますが、こちらも正確な情報は分かっていません。

というのも、アボカドの品種は1000種類を超え、栽培されている品種は一部であり、細部までよく分かっていない品種も多いからです。

アボカド入りのキャットフードも販売されている

一方で、「アボ・ダーム キャット」というキャットフードには、アボカドの果肉とオイルが含まれています。
会社の説明によると、

・グアテマラ系のアボカドを使用していない
・アボカドの葉、樹皮、皮、茎は使っていない

ことで、安全性を保っているようです。
参考: 「AvoDerm Natural and Avocado Safety」

アボカド中毒の報告はされていない

アボ・ダームは約30年ほどキャットフードを販売し続けていますが、これまでアボカド中毒の報告は1度もされていません。

結論:日本ではアボカドを猫に与えない

これまで見てきたことから、現時点での結論としては下記の通り。

「日本で売られているアボカドは、猫に与えないほうがいいでしょう。」

リスクがある以上、食べさせないのが安全ですね。

猫がアボカドを食べたらどうなる?


猫に対する症状は解明されていません。

そのほかの動物の場合

鳥においては、その毒性は強く、心筋組織の障害などにより24時間以内に死亡するといわれています。

牛やヤギ

ミルクを採取する動物にアボカドを与えると、24時間以内に乳房炎が起こることが分かっています。

犬は比較的感受性が低く、胃腸障害くらいの軽い症状で済む場合が多いようです。しかし、重篤な中毒症状を起こした犬が2匹いたという報告もあります。

猫がアボカドを食べてしまった時の対処法

心配な場合は病院に相談しましょう

猫がアボカドを食べて、中毒症状が出るかどうかは分からないため、心配な場合は動物病院に相談し、診察してもらいましょう。

種を食べてしまった場合は、すぐに病院へ

アボカドの種を食べてしまうと、消化管に詰まって塞いでしまう危険性が高いです。
種をのみこんでしまった場合は、必ず動物病院に連れていくようにしてください。

まとめ:猫にアボカドを与えても大丈夫?

答え:念のため猫にアボカドを与えてはいけない。

猫にアボカドを食べさせてもいいか、正確なことは分かっていませんでしたね。

多くの動物で中毒例があるため、猫も食べさせないほうが安心です。気をつけましょう!