なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

猫にキャベツを与えても大丈夫?【答え:少量ならOKです】

「猫が机の上に置いてあったキャベツを食べてしまった!これって…大丈夫なの?猫にキャベツを与えてもいいのだろうか?」
こういった質問に答えます。

猫がキャベツを食べてしまっても、それほど心配する必要がないことが分かりますよ。それではさっそく見ていきましょう!

猫にキャベツを与えても大丈夫?【答え:少量ならOKです】

この記事の結論

猫にキャベツを少量なら与えてもOKです。しかし栄養素的に猫には必要のない食べ物なので、積極的に与える必要はありません。

キャベツの種類

スーパーでよく見かけるのは下記の3種類。

  • 緑のキャベツ
  • 紫キャベツ
  • サボイキャベツ(葉が全体的に縮れている)

上記のすべてのキャベツは猫に安全です。

猫に有毒な成分は含まれていない

キャベツは、猫に有毒な成分は含まれていないので、机の上のキャベツを盗み食いされても、心配する必要はありません。

ですが、猫にとっての適正量や、影響について詳しいことはわかっていません。ですから、食べられないように、早めに冷蔵庫にしまって置くといいですね。

与えてもOKだが、メリットは少ない

猫に安全とはいえ、あえてキャベツを猫に与える必要もありません。なぜなら、「キャベツは猫に必要な食材ではない」からです。猫にとって必要な栄養素はキャットフードを食べていれば、バランスよく摂取することができます。

食べ過ぎはデメリットを招くかも

「手作りフードでキャベツをたくさん入れよう」と考えるかもしれませんが、人間の感覚で、キャベツも猫の健康に良いだろうと考えるのは危険です。

キャベツはシュウ酸が含まれることから、大量に食べると尿結石を起こすのではないかと言われています。膀胱炎になったり、結石ができたことのある猫は、控えた方がいいかもしれませんね。

結論:少量ならOK。積極的にあげる必要はない

いろいろ見てきたわけですが、結論としては「少量ならOK。積極的にあげる必要はない」という所に落ち着きます。

僕の猫はこれまでに1回もキャベツを与えてことはないのですが、18歳になっても獣医さんから「猫ちゃん歳のわりには、元気ですねぇ」と褒められました。

ですから、猫にとって必ずしも必要な食べ物ではないのでしょうね。

猫にキャベツを与える時の注意点


それでも、猫の中にはキャベツにかぶりつく珍しい嗜好の持ち主もいるようです。あなたの猫もそうかもしれません。どんなことに注意してあげればいいのでしょうか?2つご紹介します。

細かくきざみ、蒸すか茹でる

猫が食べやすくするために、細かくカットしてから蒸すか茹でるかしてあげましょう。キャベツの芯を固いまま与えてしまうと、食道に引っかかってしまうかもしれません。猫は丸のみしてご飯を食べる子が多いことから、細かくした方が安全です。

たくさん与えすぎない

量について明確な基準はありませんが、あげすぎを避けるのは良いことだと考えます。普段の食事量の10%を超えないようにしてあげるといいかもしれません。

猫はキャベツのシャキシャキ感を楽しんでいる?


キャベツを食べる猫の動画を見ていて気がつくことは、「生のキャベツをバリバリ食べている猫が多い」ということ。

上記の動画の猫ちゃんも、キャベツをバリバリ食べていますよね。

猫の舌はキャベツを美味しく食べるようには出来ていない

猫の味覚、つまり舌の表面にある味蕾(みらい)は、甘いとか辛いとかを感じるほど繊細ではなく、猫の舌の中央は味を感じません。ですから、キャベツを食べても美味しいと感じることはありません。

また、キャベツ自体、猫にとって魅力的なニオイを発しているわけでもないですよね。

じゃあ食感を楽しんでいる?

想像でしかないですが、もしかしたらキャベツ好きな猫は食感を楽しんでいるのかもしれません。

本能的に小動物の小骨を喰らっているような感覚で、そのバリバリという食感がなんともいえずクセになるのかも。

僕の猫たち3匹にもキャベツを試してみたんですが、最初クンクン嗅いでも、まったく興味を示しませんでした、、、

やはりキャベツを食べようとする猫は、少ないようです。

ペット保険ペット保険の資料一括請求サービス

キャットフード愛猫にスッキリ快適な毎日を過ごしてほしいあなたへ『モグニャン』