猫にバターを与えても大丈夫?【答え:おすすめしない。】

「猫がバターを食べたがるのですが、、、猫にバターを与えても大丈夫ですか…?教えてください。」
こんな疑問に答えます。

僕もバター入りのパンを盗み食いされたことがあります。
なんとなく猫には悪いイメージがありますよね。

本記事の内容

  • 猫にバターを与えても大丈夫?
  • 猫がバターを舐めようとする理由
  • バターは便秘解消にはならない
  • バターの意外な活用法

上記のトピックを扱っています。

猫にバターを与えても大丈夫?【答え:おすすめしない。】

結論をいえば「猫にバターを与えることはおすすめしません。」 とはいえ、ちょっと舐めたからといって、すぐに対処しなければいけないものではありません。

バターの成分

バターの約80%は脂質、つまり常温で固体の脂(あぶら)です。そのほかに、約16%が水分で、1.9g相当の塩分が含まれています。

猫に毒となるようなものではない

バターには毒となるような成分は含まれていないので、ちょっと舐めたからといって、すぐに心配する必要はありません。

食べ過ぎは健康を損ねる

しかし脂質がとても多いので、日常的に食べていると確実に肥満になります。

また、バターはミルクを原料とする乳製品。
猫が乳製品を食べてしまうと、下痢や嘔吐などお腹の調子を崩すことがよくあります。(これは猫が乳糖不耐症のためです。詳しくは下記の記事参照)

毎日食べることは、確実に猫の健康を損なう原因となるでしょう。やめた方がいいですね。

マーガリンなら与えてもいいの?

バターとマーガリンは似ていますが、どちらも与えない方がいいです。

マーガリンは植物性油脂(もしくは動物性油脂)から作られていて、バターに似せて作った加工食品。

バターよりも安価ですが、やはり油脂が多いので猫に与えない方が健康のため。

結論:バターは極力与えない

これまで見てきたとおり、猫にバターを与えるのはおすすめしません。日常的に食べることは健康に悪影響となる可能性が大です。

猫がバターを舐めようとする理由


「バターをぬったパンをペロペロ舐められていた!」
どうして猫はバターを好むのでしょうか?

考えられる理由は2つあります。

  • 美味しそうなニオイに釣られたから
  • バターに含まれる栄養を取ろうとしているから

順番に解説していきます。

美味しそうなニオイに釣られたから

猫は食べ物を舌で味わうというより、ニオイをかいで判断しています。
おそらくバターのニオイが猫にとって、「これは食べても大丈夫」というニオイなのでしょう。

バターに含まれる栄養を取ろうとしているから

もっとも有力な説は「バターに含まれる栄養を取ろうとしているから」です。

猫は獲物を捕らえると肝臓から食べ始めることが多い

なぜなら、肝臓には猫が必要とする栄養が多く含まれていることを本能的に知っているからです。そして肝臓は油分が多い臓器でもあります。

それを知っている猫たちは、バターにも栄養が詰まっていると判断して、ペロペロ舐めようとしているのかもしれません。

【事実】バターには便秘解消の効果はない


便秘解消のためにバターなどの油を猫に食べさせようとする飼い主さんもいらっしゃいます。

しかしながら、、、

バターに含まれているオレイン酸の量は、それほど多くないため、バターを食べたからといって便秘が解消される効果は薄いのが現実。

キャットフードを変えてみたり、水分を多く摂取するようにしたり、お腹をマッサージしてあげるほうが効果的だと言われています。

便秘に悩まされている猫にバターをあげてしまうと、肥満などの病気になるリスクがあまりにも高すぎます。

バターで便秘解消をするのではなく、ほかの方法を試してみるようにしましょう。

バターの意外な活用法


基本的におすすめできないバターですが、
意外にも上手に活用する方法があります。

薬を飲ませるときに使う

粉薬をバターに混ぜてから、猫の鼻にぬってあげると、猫は鼻をペロペロ舐めて、薬を飲ませることができます。

これは薬嫌いな猫ちゃんにとても効果的です。

食欲を刺激するために使う

記事の冒頭で述べたとおり、猫はバターが好きです。

これを利用して、食欲がなくなってしまった猫の食欲を刺激するという方法もあります。

病気や高齢で、食事をまったくしなくなった猫ちゃんに、なんとかして食べさせてあげたいといった場合、とても効果的。

とはいえ、この方法を使うときはあくまでも、どうしても食事を与えないといけない緊急事態のとき限定にしましょう。

また、実行するときは獣医師に相談することも強くおすすめします。

まとめ:猫にバターを与えても大丈夫?

答え:猫にバターを与えるのはおすすめしません。

僕はバター入りのパンを盗まれたことがあるので、それからというもの、パンもバターも扉がついた棚に入れるようにしています。

猫にとってメリットはあまりない食材ですから、食べられないように気をつけてください。