猫の爪が割れる原因・対処法【出血を止めましょう】
「猫の爪が2つに割れている!?これって大丈夫なの?」
「猫の爪が割れて出血している。どうすればいいですか?」
猫の爪が割れていると心配になりますね。
とくに、猫の爪が割れて出血している場合には、飼い主さんが応急処置をしてあげる必要があります。
今回の記事では、そんな猫の爪が割れている原因と対処法を解説していきます。
猫の爪が割れるとはどういう状況?
猫の爪が割れると言っても、大きく分けて状況は2つあります。下記のとおり。
- 古い爪がはがれ落ちる(正常)
- 爪がケガをしている(異常)
順番に解説していきます。
1.古い爪がはがれ落ちる(正常)
猫の爪は、玉ねぎのように多層構造をしているので、爪とぎをすると外側の爪がペリッと薄くはがれ落ちます。これは猫の生理現象であり、自然なことですから何の心配もいりません。
僕の猫も↓下記画像のように、パックリ2つに縦割れしている時があります。
どんな猫でもこのように新陳代謝で爪が生え変わるので、心配する必要はありません。
2.爪がケガをしている(異常)
なんらかの理由で、爪をケガしてしまい爪が割れるというのも猫にとっては珍しくはありません。(原因については後述)
- 爪から血が出ている
- 爪を触ると痛がっている
- 爪全体がそっくり割れ落ちてしまった
上記のような様子が見られる場合には、爪をケガしている可能性があるでしょう。
状況は様々ですが、適切な対処をしてあげないと悪化してしまいます。
猫の爪が割れるときの対処法
古い爪がはがれ落ちる場合
放置しておけば、自然となくなっているので大丈夫です。
爪をケガしている場合
爪をケガ(割れていて)していて、出血している場合の対処法は下記のとおり。
- 清潔なガーゼで圧迫止血をする
- 専用の止血剤で止血をする
- 血が止まらないときは、動物病院へ
実は、猫は日常生活で爪をたくさん使っているので、けっこう割れたりひび割れたりすることがあるようです。
爪が根本から割れていたり、出血がある場合、あるいは爪を触ると痛がる場合などには、必ず動物病院で診察してもらう必要があります。
それでは、対処法について順番に解説していきます。
清潔なガーゼで圧迫止血をする
落ち着いて止血しましょう。
血を見ると、どうしても焦ってしまいますよね。分かりますその気持ち。しかし飼い主さんが落ち着いて、出血している患部を押さえることはとても大切です。
猫が痛がって暴れるときや、出血が明らかにひどい場合は無理をせず、すぐに動物病院へ連れていきましょう。
専用に止血剤で止血をする
爪の根本から血がにじむ程度の出血である場合、爪切りの際に使う止血剤で止血することが、対処法の1つ。
止血剤の使い方
・止血剤を使用しても止まらない場合は、すぐに動物病院へ連れていきましょう。
【飼い主にできる】猫の爪から出血してしまったときの対処法
猫の爪切りをしていたら、切りすぎて出血してしまった。どうしたらいいのでしょう?本記事では、その対処法を具体的に解説しています。まずはあわてずに応急処置として血と止めましょう。方法が分からない場合はこの記事を読みながら、手当てをしてください。
爪切りをする際に間違って血管まで切ってしまったときに、あると役立つ止血剤です。
血が止まらないときは、動物病院へ
血がポタポタたれる場合や、猫が患部を触らせてくれないときは爪と骨に損傷がある可能性があります。
ここまで深い傷は、動物病院で適切な治療を受ける必要がありますので、すぐに動物病院へ連れて行ってあげましょう。
もちろん、血が止まったが心配な時も、念のため診察してもらうのは猫のためになります。
猫の爪が割れる原因
猫の爪が割れる原因は下記の3つ。
- ケンカなどでケガしてしまった
- 家具に爪をひっかけてしまった
- 爪の根本に細菌が入り込んでしまった
それぞれを順番に解説していきます。
1.ケンカなどでケガしてしまった
外に遊びに行く猫ちゃんの場合、猫同士でのケンカ、野生動物に襲われた、木登りに失敗したなどが原因で、猫の爪が割れます。
猫の状況を把握できないことが多くあるため、その原因を突き止めるのは難しいのが現実。
外で悠々自適に生活させたあげたいとは思うものの、ケガをするリスクも想定する必要がありますね。
こうしたことが原因で、猫の爪が割れることを防ぎたい場合は、やはり室内飼いがベストです。
2.家具に爪をひっかけてしまった
室内飼いでも、猫の爪が絶対に割れないという訳ではありません。
部屋にあるカーテン、クッション、ソファーなどなど、猫の爪が引っかかる物では、猫の爪が割れる可能性があります。
僕の猫もソファの折り目に爪が引っかかってしまい、身動きが取れないということがありました。
このときは爪が折れなかったからいいのですが、猫がパニックになって思わぬ事故に繋がることもあるでしょう。
こうしたトラブルを避けるには、定期的に爪切りを行い、予防してあげるのが効果的です。
3.爪の根本に細菌が入り込んでしまった
病気が原因で猫の爪が割れることもあります。
たとえば、爪の根本に細菌が入り込んでしまうことにより、炎症がおこり、猫が爪を痒がったり痛がったりすることがあります。
このとき猫は、気になってしょうがないので爪を頻繁に噛むことで、爪が割れてしまったり出血してしまう原因になるのです。
「最近、よく爪を噛んでいるな」と感じたら、一度指の付け根を確認してあげてください。
確認した際に、爪の根本が赤く腫れている場合には、動物病院で治療してもらうことが必要です。
猫の爪を丈夫に保つためにできること
こまめに爪切りなどのケアをしてあげるのが理想的です。
週に1回ケアすることができれば、異常にはやく気づき対処することができるからです。
良質なタンパク質を摂取する
猫は肉食動物ですから、栄養面でも良質な動物性タンパク質が摂取できているかどうか?気を配ってあげましょう。
ネイルキャップを使う飼い主さんもいる
ネイルキャップという商品をご存知でしょうか?猫の爪先に色のついたキャップを装着させるものです。
これをはめておくと、室内飼いの猫ちゃんが、家具で爪をひっかけるのを防ぐことができます。
詳しくは別記事にまとめましたので、そちらもご覧ください。
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