ハバナブラウン Havana Brown
ハバナブラウンの基本情報
体重 | 2.7〜4.5kg |
ボディタイプ | セミフォーリン(アメリカ)、オリエンタル(イギリス) |
毛の種類 | 短毛種 |
毛の色 | 深みのあるマホガニー・ブラウン |
性格 | 愛情深い。人なつこく、好奇心も旺盛。よく遊ぶ、運動好き。 |
登録団体 | CFA、TICA |
ハバナブラウンの特徴
光沢のあるマホガニー・ブラウン
中くらいの長さの被毛が密に生えている。
色は深みのあるマホガニー・ブラウンで光沢がある。(マホガニーとは、赤茶色の木で、高級家具や高級楽器に使用されている)
ちなみに髭(ひげ)も茶色。
目は鮮やかなグリーン
中くらいの大きさの目は楕円形で、色は鮮やかなグリーン。
光沢のあるブラウンの被毛と、鮮やかなグリーンの目がとてもよく合う。
ハバナブラウンとハバナの違い
CFAではハバナブラウンという猫種名だが、TICAではハバナという猫種名で登録されている。
主な違いは下記のとおり。
ハバナブラウン | ハバナ | |
原産国 | アメリカ | イギリス |
ボディタイプ | セミフォーリン | オリエンタル |
毛色 | ブラウンのみ | ブラウン、ライラック |
上記のとおり違いがあるが、ルーツは同じ。
歴史については後述する。
知的で人なつっこい性格
器用な前足で物にさわり、その正体を調べようとする仕草をよく見せる。
飼い主の注目を集めようとし、積極的に関わろうとするが、うるさく鳴くことはあまりない。
愛情を注げば、同じだけの愛情を見せてくれる猫だ。
ハバナブラウンの歴史
ダーク・ブラウンの猫はすでに1800年代後半のイギリスで見られていた。
「スイスマウンテンキャット」という名前で紹介されていたその猫たちは、シャムでは珍しいダーク・ブラウン。
ところが1920年代後半に、「ポイントカラーで青い目の猫のみをシャムの登録対象とする」と決定されてから、ブラウンカラーの人気は一気に落ちてしまう。
さらに、2つの世界大戦の影響を受け、数は激減する。
再び注目される
1950年代の初め、イギリスのブリーダーたちが、現在のハバナと呼ぶブラウンの猫を開発。
チョコレートポイントとシールポイントのシャムに、ブラックの短毛のイエネコやロシアンブルーを交配させ、
「エルムタワー・ブロンズ・アイドル」という名前のハバナ第1号を誕生させた。
GCCFは、1958年にこの新種を「チェスナットフォーリンショートヘア」として公認。
同組織は1970年に猫種名を「ハバナ」に変更している。
アメリカに渡る
1950年代半ばにアメリカに渡ったハバナは、独自のアイデンティティーを確立するようになった。
アメリカでは、輸入された当時の特性を保つべく交配が行われ、
もともとのハバナの特性や血統は、アメリカ産のハバナブラウンに受け継がれることになった。
一方イギリスでは、細身でエレガントな体型が追い求められ、シャムとの交配が盛んに行われた。
その結果、アメリカ産のハバナブラウンとイギリス産のハバナとは、区別して認識されるようになる。
アメリカのCFAは、1964年にハバナブラウンをチャンピオンシップ・ステータスに受け入れた。
TICAは1979年にハバナをチャンピオンシップ・ステータスとして公認し、1983年には、ライラックカラーのハバナも公認している。
GCCFは現在、オリエンタルのバリエーションとしてハバナを扱っている。
ちなみに、ハバナブラウンという名前の由来は2つある。
1つは、濃い茶色が特徴的なハバナ産の高級葉巻。もう1つは、ハバナラビットというチョコレート色のうさぎだ。
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