エキゾチックショートヘア Exotic Shorthair
エキゾチックショートヘアの基本情報
体重 | 3kg〜5.5kg |
ボディタイプ | コビー |
毛の種類 | セミロング |
毛の色 | すべての色 |
性格 | 愛情深く、おっとりしている。運動量が少なく、眠ることが大好き。 |
登録団体 | CFA、TICA、FIFe、GCCF |
エキゾチックショートヘアの特徴
短毛のペルシャ
エキゾチックショートヘアを、ひとことで言ってしまえば「短毛のペルシャ」である。
猫種のスタンダード(理想とする形)においても、被毛以外のすべての項目でペルシャと一致している。
毛が短い=オシャレをしていないペルシャということで、「パジャマ姿のペルシャ」とも呼ばれている。
被毛が短い分、手入れも比較的簡単だ。
穏やかな性格
性格もペルシャの穏やかな性格を受け継いでおり、とても愛情深く、おっとりしている。
つぶれた鼻
エキゾチックショートヘアのブレイク(眉間と鼻の間にあるくぼみ)は特徴的だ。
ぶちゃっとつぶれたような鼻の形をしているので、「ブサ可愛」として熱狂的なファンも多い。
外見
がっしりとした体と太く短い四肢を持つ。
頭部は丸い形で、つぶれたような鼻が特徴的。
また、びっくりしたようなまんまるの目は、離れ気味についており、鼻とともになんとも言えない可愛らしさを出している。
尾は比較的短いが、胴の長さとのバランスがよい。
エキゾチックショートヘアの歴史
エキゾチックショートヘアが誕生したのは1960年代はじめのこと。アメリカンショートヘアのブリーダーたちが、ペルシャと交配させたのが始まりだ。
ところが、生まれてきた子猫たちは、どうみてもアメリカンショートヘアではなかった。
しかも交配を繰り返していくうちに、体型もだんだんペルシャよりになっていったのだ。
多くのブリーダーが懸念を示す中、CFAの審査員であるジェーン・マーティンクがこの猫たちに注目し、「新種として認定してはどうか?」と提案。
その結果、1967年に公認されることとなったのである。
この新種は当初「スターリング」と呼ばれていたが、その後さまざまな毛色が認められたため「エキゾチックショートヘア」と改名された。
ちなみに、エキゾチックショートヘアの子猫の中には、必ず長毛の個体が見られる。
このエキゾチックロングヘアについては、登録団体によって見解の違いがあり、品種として公認している団体もあれば、ペルシャとして分類している団体もある。
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