なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

旅行中、猫をケージに入れたまま留守番させておいて大丈夫?

旅行中、猫をケージに入れたまま留守番させておいて大丈夫?

猫を飼っている方が旅行をする時、一緒に連れていくのが難しいため、家で留守番してもらう必要があります。

猫を留守番させての旅行は、1泊2日が限度だといわれてますが、その間ずっとケージに入れておいても大丈夫なのでしょうか?この記事で解説していきます。

結論:旅行中、猫をケージの中で留守番させるのはおすすめしない


旅行中、猫をケージの中にずーっと入れたまま留守番させるのは、おすすめしません。理由はシンプルで「猫はテリトリーを巡回する習性がある」からです。

例えば、1泊2日の旅行にいく場合、猫は長くて40時間くらいケージのなかにいることになるかもしれません。

普段は部屋の中を自由に歩き回っていたのに、40時間もケージのなかだとストレスを感じる猫ちゃんもいることでしょう。

僕が飼っている猫は、部屋の中で自由きまままに過ごしている猫なので、ケージに入れただけでも、不安になって「ナオ〜ナオ〜」とストレスを感じると思います。

基本的に猫は、狭いケージの中で生きる動物ではないので、事情がない限り、猫をケージの中でずーっと留守番させるのはおすすめしません。

ケージに入れられる時間は、環境によって違う


もちろん、猫をケージに入れても大丈夫な時間は、育った環境によって異なります。

✅見極めるポイント
猫がケージをどういう場所として認識しているか?

先ほど紹介したように、自由に家の中を移動している猫ならば、ケージの中に閉じ込めるのは禁物です。

逆に、子猫の時からケージに慣れていて、上下に運動できるスペースがあるならば、ケージの中でも大丈夫というケースもあるようです。

前者はケージを文字通り”牢獄”と認識しているのに対し、後者はケージを”自分のテリトリー”と認識

後者はケージの中を安心できる場所としているのかもしれません。このような猫ちゃんなら、1泊2日の旅行中ケージに入れておいても大丈夫かもしれませんね。

とはいえ、多頭飼いで順位が低い猫がいる場合や、隠れ家としてのケージなら、自由に出入りできるようにして設置した方がいいケースもあります。

猫をケージに入れられる時間は、育った環境によって違ってくるということを覚えておきましょう。

1泊の旅行なら留守番は大丈夫


猫を飼っていると、まったく旅行にいけないというわけでもありません。しっかり準備をすれば、猫を留守番させての1泊旅行くらいなら可能です。

詳しい情報は下記の記事でまとめてあります。
≫【結論】猫を飼うと旅行は、ほぼ無理です。【対処法あり】
≫旅行中の猫の世話はどうしたらいい?【5つ方法があります】
≫飼い主さんの旅行中、猫の留守番に必要なこと【準備しよう】

猫をおいての長期旅行はできませんが、「気分転換に温泉にいきたい!」「どうしても見たい場所がある!」という方は、あきらめるにはまだ早いということが分かりますよ。

僕も温泉が好きなので、ときどき猫を家において温泉に行ったりすることがあります。

猫を飼っていても、1泊くらいの旅行なら、十分楽しむことができますよ。

ケージでの留守番の注意ポイント


猫をケージに入れておく時の注意ポイントは下記のとおり

  • 温度調整
  • 運動不足
  • ご飯、水
  • トイレ問題
  • 事故、病気

サクッと見ていきます。

温度調整

猫は温度調整が人間よりも下手なので、快適な温度を求めて、家の中を歩き回ります。

ケージに入れると、それができなくなってしまうので、エアコンによる室温の調整は必須。

設定温度を25度にして、一定の温度にすることができます。

直射日光が当たっていると、予想よりも暑くなることもあるので、窓際にケージをおいている場合は、注意してくださいね。遮光カーテンをつけるという方法もありです。

運動不足

ケージが狭いと猫もストレスを感じやすくなります。なるべくストレスを感じさせないためには、2階建や3階建ての大きなケージを設置するのがいいでしょう。

3階建てのレイアウト構成例

3階:猫のベッド
2階:餌と水
1階:出入口、トイレ

上記のとおり

上下の移動により、多少は運動不足も解消できることと思います。運動のためにも、ケージを買うならなるべく高さのあるケージがおすすめです。

ご飯、水

自動給餌器があると便利。猫が食べすぎる心配がなくなります。

食いしん坊な猫ちゃんだと、一気に食べて吐いちゃうことがあり、健康面でも衛生面でも良くありません。

自動給餌器なら、決まった量を決まった時間にあげることができるので、その心配がなくなるというわけです。

トイレ問題

常にキレイな状態がベスト。ですが、留守番をさせていると掃除できないのでそうはいきませんね。

掃除できない分、トイレの面積を増やして対応するしか方法はありません。

ケージの1階に隙間なくトイレを設置するしか方法はないように思えます、、、

事故、病気

ケージの転倒や体調不良などなど、リスクはぬぐえません。ちょっとでも心配を減らすために、WEBカメラで監視しておくというのはどうでしょう?価格は4千円〜1万円。

レビューを見てみると、使い勝手は賛否両論あり、当たりはずれがある商品なのかもしれませんね。

もちろん設定をしないと使えないので、詳しくて興味のある方はどうぞ。
≫パナソニック スマ@ホーム ペットカメラ KX-HDN215-K ブラック

まとめ:旅行中、猫をケージに入れたままでも大丈夫?

結論は、旅行中、猫をケージの中で留守番させるのはおすすめしないです。

やむを得ない事情があって、猫をケージの中に入れないといけない状況もあります。そんな時は、なるべく大きなケージを設置してあげましょう。

とはいえ、1日中ケージの中もかわいそうですので、自由に出入りできるようにすると、いいのかもしれません。

どの方法で留守番させるのが、猫にとってストレスがないかを見極めていく必要がありますね。

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