【高機能】猫の舌がザラザラ痛いのはなぜなのか?

猫にペロペロされると「ジョリジョリ」って痛くないですか?

我が家の猫も手とか舐めてくれるんですが、けっこう痛いです、、、

猫の舌ってザラザラしているのは知っているけど、あのザラザラって一体なんなの?

調べてみると、猫の舌にはいろいろな役割があることがわかりました!補足情報と合わせてあなたにお伝えしちゃいます!

猫の舌で舐められると痛いのはなぜ?

猫の舌がザラザラしているのは「舌の表面に無数の突起があるから」です。

「糸状乳頭(しじょうにゅうとう)」

「糸状乳頭(しじょうにゅうとう)」と呼ばれるこの突起は、猫の舌の中央付近に約300個ほどあり、喉(のど)の方を向いてビッシリ生えています。

一見するとトゲのようですが、実際のところはしゃもじのような形をしているようです。

生まれて間もない子猫には、舌のザラザラはありません。離乳した頃からだんだん生えてきて、成猫になるとあの立派なザラザラが完成するというわけ。

実は糸状乳頭といわれる突起は人間の舌にも生えています。

舌ベロの表面に見える白くて小さなツブツブがそれ。「形も大きさも全く違うじゃん」と思うかもしれませんが、

人間の舌と猫の舌とでは、果たす役割がぜんぜん違うので、それぞれの役割にあった形状をしているのです。

猫のザラザラした舌の役割


では次に猫の舌の役割について見ていきましょう。

毛並みを整えるため

ザラザラしている舌をクシのように使って、毛並みを整えたり、からまった毛をほぐすことができます。

猫が舐めた後をみると、ブラシで撫でたように一直線に毛が流れているのがわかるでしょう。

猫は一生のうちおよそ4分の1を毛づくろいに費やす。

それだけ毛づくろいにこだわっている猫ですから、使う道具にもこだわっているんですね。

毛についたゴミを取るため

毛づくろいの時に、ザラザラしていた方が表面についたゴミが良く取れます。

なおかつ毛をなじませながらムダ毛を取り除くことだってできちゃいます。

この性能は非常に優秀

シャープが開発した、掃除機が吸い込んだゴミを圧縮する”ゴミ圧縮ブレード”に猫の舌のような突起をつけたところ、

ゴミと空気を分離しながら圧縮することができ、ゴミの体積は従来品と比べて15分の1にまで大幅に減少することに成功したそうです。

体温調節のため

さらに猫は毛づくろいと同時に、自分の唾液を毛につけることで体温調節もしているのです。

威力を発揮するのが、あのしゃもじのような形をした突起。

糸状乳頭のU字型になった先端に、唾液をためて、それを毛や皮膚になでつけると、唾液が蒸発する際に、体にたまっている余分な熱も一緒にとってくれます。

これは「気化熱」とも呼ばれている現象で、人間が汗をかいて体温を下げようとするのと同じ。

でも猫は汗腺が体に少ないので、毛づくろいをして体温を下げていたのです。

肉を舐めとるため

舌のザラザラは、猫の食事とも関係しています。

ネズミなどの肉を骨からこそげ取るのにあのザラザラは役に立つのです。

キャットフードを食べるようになってからは、この機能は必要ではなくなりましたが、猫がれっきとしたハンターという証拠。

ちなみにライオンやトラなどのネコ科の動物も舌がザラザラしているって知っていましたか?

もちろん猫のザラザラとは比較できないほど、ライオンやトラのザラザラは威力抜群。もしライオンに舐められたら、擦り傷みたいになるかも…

猫はザラザラを使って水は飲まないんです!


長い間、猫は糸状乳頭を使って水を飲んでいると考えられていましたが、最近の研究によってそうではないことが分かったのです。

じゃあどうやって飲んでいるのでしょうか?

簡単に言うと、猫は舌を丸めて水を引き上げ水柱を飲んでいます。

ん?どういうことでしょうか、よくわかりませんね。

百聞は一見にしかず。動画を見ればわかりやすいです。

こんな感じで猫は水を飲んでいたのです。

私も初めて見たときはビックリしました!犬みたいに水をすくって飲んでいるわけではないんですね。

猫って舌を器用に使って水を飲んでたんです。うちの猫もこうやって飲んでいるのか今度じっくり観察してみたいと思います。

さらに興味がある方は、Science誌のオンライン版で詳しい説明を読むことができますよ。下記のリンクからどうぞ

Cats' Tongues Employ Tricky Physics

猫の舌が痛いまとめ

猫の舌が痛いのは、舌の表面に無数の突起があるからです。
猫のザラザラした舌の役割は4つありました。

  • 毛並みを整えるため
  • 毛についたゴミを取るため
  • 体温調整のため
  • 肉を舐めとるため

加えて、猫は舌のザラザラを使わずに水を飲んでいる。と言うこともお伝えしましたね。

猫の舌の使い方を人間が真似てみようとしても無理ですね。

小さくてちょこんと出ているとキュートな猫の舌に、これほど多くの秘密や役割があったなんて本当にビックリです。

これからは舐められて痛くなっても、ちょっとだけ我慢してみようと思います。