猫の舌が出てる4つの理由【病気のサインかも…】
猫が舌を出しっぱなしにしている姿は、見ていてとても愛(いと)おしいですね。
ただ単にしまい忘れているだけなら良いのですが、病気やケガが原因で舌をしまえなくなることも…
猫が舌を出していても問題ない場合と、猫が舌を出していると注意な場合を見ていきましょう。
この記事では、”猫の舌が出てる”時の秘密について深掘りしていきます。
猫の舌が出てる4つの理由
人間の場合は「あっかんべー」と意図的に舌を出して、感情を豊かに表現することができますが、猫の場合はそうはいきません。
なぜなら、猫は顔の表情を作る表情筋がとっても少ないからです。
だからこそ、猫の舌が出てる姿はとてもレアで、可愛らしいのです。では猫の舌が出てる理由にはどのようなものがあるのでしょうか?
緊張感・警戒心がまるでない!
猫のとって失礼な言い方かもしれませんが、食べて寝るだけの室内飼いの猫は毎日のんびり過ごしています。
野生の猫が舌を出して、マヌケな顔をしている姿がイメージできるでしょうか?
きっとイメージするのは難しいと思います。
なぜなら野生の猫は常に緊張感を持って、生きているからです。舌をしまい忘れるなんて暇すらないのです。
でも良い方向に考えれば、舌を出すほど猫がリラックスしているとも言えます。
猫にとってあなたの家が、疑う余地のないほどに平和な証拠。
そんなところでのんびり暮らせるなんて、猫っていいですね。
うっかり舌のしまい忘れ
私たちも、スマホに夢中で時間が何時間も過ぎているのを忘れてしまうことってありますよね。
誰かから「まーだスマホ見てるの?」と注意されてからハッと気がつきます。
猫もグルーミングやあくびの途中、ご飯の最中に注意がそらされると、そちらに気を取られ、舌をしまい忘れてしまうことがあります。
ピロピロ出てる舌カワイイですね。
舌を指で触ってあげると、舌の存在を思い出し、ピュッと収納されますのでご安心を。
下アゴが小さい、歯がない
「ペルシャ」「ヒマラヤン」「チンチラ」「エキゾチックショートヘアー」などアゴの小さい猫は、舌を出すことが多いようです。
猫は顔に比べて意外と舌が長いのです。
収納スペースが小さければ、はみ出してしまうのもうなずけますね。
私の猫は左側の犬歯が上下とも抜けてしまったのでありません。
動物病院に連れて行って診察してもらったのですが、「特に問題はありませんね。猫は歯が抜けることもあるんですよ」と言われたので、そのままにしています。
確かに今も特に問題なく生活していますね。
私が飼っている猫3匹のうちで、その猫だけがよく舌を出しているので、やはり歯がないと舌が外に出やすくなってしまうようです。
舌がずっと出てるなら病気の疑い
口呼吸しているなら、何かしらの異常が起きている証拠。他にも、
- 食欲がない
- 呼吸が荒い
- よだれが出ている
- 口の中の色がいつもと違う
といった症状が見られ、様子を見ても状態が変わらないなら、すぐに動物病院へ連れていきましょう。
舌の出しっ放しは病気のサイン?
猫が舌を出していることが、直接病気の症状となることはありませんが、異常が起きているサインかもしれません。
口の中の異常
口内炎や歯周病といった口の中のトラブルがあるかもしれません。
口内炎や歯周病が進行すると痛みが生じ、口を閉じると痛むので、口が開けっ放しになることがあります。
鼻に何かが詰まっている
私の猫も「猫風邪」をひいた時に口呼吸になったことがあります。
獣医さんに鼻も見てもらいましたが特に異物はなく「大丈夫。たぶん猫風邪でしょう」と診断され、お薬を出してもらって家に帰宅。
薬を飲んで1日くらいしたらすっかり良くなったようで、口呼吸も無くなりました。
呼吸器系の異常
心臓や肺などの呼吸器系に病気を抱えると、猫は息苦しさを感じ「ハアハア」と口を開いて呼吸することがあります。
いずれの場合も舌が出しっ放しの状態は、とても心配なので早めに動物病院で診てもらって診断してもらうことが必要です。
猫の舌が出てるまとめ
猫の舌が出てる理由を4つご紹介しました。
- 緊張感・警戒心が全くない
- うっかり舌をしまい忘れた
- 下アゴが小さい、歯がない
- 常に舌が出しっ放しなら病気の疑いがあります
舌を出した猫ちゃんはとても可愛らしいですね。私の猫はわりと舌を出す猫です。
舌を出しながら寝ているなんてことも…私の猫は絶対に野生では生きていけない猫でしょうね、、、
猫としては情けないですが、イエネコとしては十分に私を癒してくれているのでOKです!
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