【反撃の意思】猫がお腹を見せるのは「服従」のポーズではない!
猫がコロンと横になってお腹を見せてくれると、かわいくて、ついついさわりたくなっちゃいます。
でも、さわった途端に噛んできたり、猫キックしてくる猫ちゃんもいます。
この記事では、上記の疑問を深掘りしていきます。
猫と接するときは猫目線で見なければいけないことが分かります。つまり、人間目線や犬目線で見てはいけない。ということです。
猫がお腹を見せるのは「服従」のポーズではない!
意外と知られていない事実ですが、猫がお腹を見せるのは「服従」のしるしではありません。
ちなみに犬がお腹を見せるのは「服従」のしるし。犬と猫とでは、同じ姿勢でもぜんぜん意味が違ってくるんですね。
犬と同じような目線で猫を見ようとすると、お腹を見せる=服従という意味に勘違いしてしまうのかもしれません。
猫はケンカなどで自分が不利な状況になると、仰向けになって相手に反撃しようする
柔らかいお腹を相手にさらしてしまうというデメリットはあるものの、前足と後ろ足をフルに使って引っかいたり猫キックできるという大きなメリットがあるのです。
服従とは真逆ですね。
猫がお腹を見せるのは、「服従」ではなく「反撃」の姿勢だったのです。
猫がお腹を見せる本当の理由
飼い猫にとって、飼い主さんにお腹を見せる理由はいくつかあります。
しかもシチュエーションによって使い分けていたんです。猫って頭が良いですからね。
猫がお腹を見せる理由
- 相手への反撃
- なでて欲しい
- 警戒心がまるで無い
- 飼い主さんへの要求
- 叱られそうになったらこのポーズ
それぞれをサクッと見ていきましょう。
相手への反撃
これは前の見出しで解説した通り。
他にも、遊んでいる最中に仰向けになって、ちょっかいを出そうとする猫も。
この時に飼い主さんが手を出してしまうと、猫キックを食らってしまうので注意が必要。
見分けるポイントは、猫の視線
猫が対象物にじーっと視線を合わせながら、お腹を見せていたら、反撃の意思があるのかもしれません。注意しましょう。
なでて欲しい
お腹をマッサージされるのが好きな猫ちゃんもいます。
私の飼っている猫もそうで、お腹をワシャワシャさわってあげると、自分から寝っ転がって「あーそこそこ」って感じでクネクネ動きます。
特に脇の下が好きなようで、脇の下をかいてあげると、前足をグイーンと伸ばして「もっとやって」と催促。
なんてかわいい猫なんでしょう!
でもやり過ぎると、いきなりガブッと噛まれるのでここでも注意が必要です。
私もまだその辺の加減がよくわかっていないんですよね、、、なんの前触れもなく、本当にいきなりガブッとされることも。
猫の気持ちは奥が深いです。
警戒心がまるで無い
野生の猫が昼間から何時間もお腹を見せて寝ている姿をイメージできますか?
野生の猫がそんなことしてたら、きっと他の敵に食べられて終わりですよね。
ですからこの姿は飼い猫の特徴とも言えるのかもですね。
敵が全くいないことを知っているので、堂々とお腹を見せて寝ていられるのです。
でもかわいいからOKです。なんの問題もありません。
飼い主さんへの要求
飼い主さんの足にスリスリしたあと、コロンとお腹を見せたら、これはチャンス!
これはもう誘っているとしか思えませんね。
体をクネクネさせたり、しっぽを左右に大きく振っている時は「構って欲しい」のサイン。
思う存分、猫と触れ合いましょう。
でもぜんぜん違う要求をしている時も、、、そんな時はガブッとして「違う!」と知らせてくれます。
知らせてくれるのは嬉しいんですが、ちょっと痛いですよね。
叱られそうになったら、このポーズ
猫を叱ろうとした時に、飼い主さんがこの姿勢をかわいいと思って、やめてしまうと猫はそれをちゃっかり記憶して「叱られそうになったら、このポーズをすれば大丈夫」と繰り返すこともあるそう。
「飼い主は、反撃しようとするとビビる、チキン」と思われている可能性も。
いずれにしても、頭のいい証拠。
でもなめられすぎは、飼い主の言うことを全く聞かなくなってしまうので、早めに対処が必要。
猫がお腹を見せたらどうしたらいいのか?
猫がお腹を見せたら、それにはどんな意味があるのかを見極めるようにしましょう。
「猫は何を考えているのだろう?」と気持ちを想像してみる
私は見分けるポイントをいくつか見つけました。
- 相手から視線を離さない→反撃の意思
- 体をひねるように仰向け→反撃の意思
- 喉をゴロゴロ鳴らしてる→マッサージの意思
- 完全にお腹を見せて睡眠→安心しきっている
- ご飯の時にお腹を見せる→「はよ、ご飯くれ」
うちの猫たちはこんな感じです。
猫によっても若干の個体差があるかもしれません。あとは自分の猫をよーく観察してください。
それぞれの気持ちにあった行動をすることで、猫からの好感度はグーンとアップ
- 反撃の意思→猫じゃらしで気を散らす
- マッサージの意思→マッサージをする
- 安心しきっている→現状維持に努める
- 「はよ、ご飯くれ」→ご飯をあげる
意外と簡単そうですね。
猫がお腹を見せるまとめ
この記事では猫がお腹を見せる理由を5つ解説しました。
- 相手への反撃
- なでて欲しい
- 警戒心がまるで無い
- 飼い主さんへの要求
- 叱られそうになったら、このポーズ
猫って犬とは違い、完全に自分のことしか考えない生き物なので、気持ちを察するのって難しいですよね。
社会性を重要視する人間にとっても、猫目線が理解できず、勘違いしていることってあると思います。
それでもゴーイングマイウェイな猫たちを嫌いになれないのは、それだけ大きな魅力があるからなんですね。
これからも猫の魅力に翻弄されていきたいと思います。
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