なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

猫の座り方9種類!変な座り方・病気の時に見せる座り方とは?

「うちの猫の座り方ってどんな名前があるの?」
「なんか座り方がおかしい気がする…」

こんな質問に答えます。

猫の座り方にはさまざまな種類があります。ときにはアッと驚くような座り方をする猫も。

今回は、定番の座り方から特殊な座り方まで、全部で9種類の座り方をご紹介します。

本記事の目次

  • 猫の座り方の種類【定番編】
  • 猫の座り方の種類【特殊編】
  • 変な座り方をしているのは病気のせいかも

さっそく見ていきましょう。

猫の座り方の種類【定番編】


まずは、猫がよくする座り方6種類。

  • エジプト座り
  • しっぽ巻き座り
  • 香箱座り
  • スフィンクス座り
  • 横座り
  • スコ座り

それぞれ順番に解説していきます。

エジプト座り

エジプト座りとは、後ろ足をたたんでお尻を地面につけて、前足をキレイに揃えた座り方です。
リラックス度:中くらい

猫としては最もスタンダードな座り方で、ほとんど、どのシチュエーションの猫にも見られます。

ちょっと一息ついたり、周りの状況を見たり、エジプト座りしながら寝ている猫もいることでしょう。

名前の由来はエジプトの「バステト神」

バステトとは、エジプト神話に登場する女神のこと。

猫の姿をしたバステトの座っている姿が、まさにこの座り方をしているので、「エジプト座り」と呼ばれています。

しっぽ巻き座り

しっぽ巻き座りとは、足にしっぽを巻きつけるようにしている座り方です。
リラックス度:中くらい

エジプト座りと似ていますが、しっぽの位置が違います。
しっぽを前に持ってきて、巻きつけるように座っていると「しっぽ巻き座り」になります。

しっぽを巻きつけるのは、やや警戒しているサインだと言われています。

香箱座り(こうばこすわり)

香箱座りとは、お腹を床につけ、全ての足を体の下に折りたたむようにしている座り方です。前足も体の下に収納されていることが特徴。
リラックス度:リラックスしている

これも猫としてはスタンダードな座り方で、さまざまなシチュエーションで見ることができます。

名前の由来は「香箱」という箱

よい香りのする香木(こうぼく)を収納する箱のことを「香箱」と言います。

小さくて四角形をしている香箱に似ていることから、香箱座りと呼ばれるようになったそう。

香箱座りでウトウト寝ていることも多いので、リラックスしていると考えられますね。

スフィンクス座り

スフィンクス座りとは、文字どおりエジプトの「スフィンクス」のような座り方のこと。前足を前に伸ばしているのが特徴です。
リラックス度:リラックスしている

スフィンクス座りをしているときも、リラックスしている状態だと言われています。

体の大きい猫がこの座り方をしていることが多く、ライオンやトラにもよく見られます。

ついつい前足を触りたくなっちゃいますが、サッと引いて嫌がるので、触りたくても我慢することが必要です。

横座り

横座りとは、横に寝そべったまま頭だけをあげている座り方のことです。座るというよりも、寝転ぶ姿勢に近いですね。
リラックス度:かなりリラックスしている

猫が横座りをしているときは、かなりリラックスしている状態です。

猫がぼーっと外の景色を眺めているときなどによく見られます。

スコ座り

スコ座りとは、スコティッシュフォールドによく見られる座り方のことで、人間のような座り方をしていることが特徴的。

お尻を地面につけながら後ろ足を大股に開き、開いた足の間に前足を置く。といった具合。

リラックス度:リラックスしている

「スコ座り」のほかにも、見た目がおじさんのように見えることから「おじさん座り」と呼ばれたりもします。

関節が痛む?

スコ座りは可愛い座り方ですが、ほぼスコティッシュフォールドでしか見られない座り方。

理由としては、スコティッシュフォールド特有の遺伝的病気(骨形成異常症など)により関節が痛むので、できるだけ痛くないようにこの座り方をしている、という考え方もあるようです。

猫の本来の骨格上、この座り方はあまりしません。

猫の座り方の種類【特殊編】


次に、レア度が高い特殊な座り方を3種類ご紹介します。
※正式な名前はないので、僕が勝手に命名しました。

  • ラーソン座り
  • たてひざ座り
  • 貴婦人座り

こちらも順番に解説します。

ラーソン座り

ラーソン座りとは、前足と後ろ足がほとんど横一直線に並ぶような不思議な座り方。
リラックス度:不明

どのようにしてこんな座り方になるのか謎ですが、なかには、座りながらお腹をグルーミングしている途中で、やめた時になるといった声も。

Twitterでは特に「リサ・ラーソンの猫の置物に似ている!」という意見が多かったので、ラーソン座りと命名しました。

ほかにも、ヤンキー座りに似ていることから「ニャンキー座り」と呼ぶ方もいるようです。
いずれにせよ、違和感ありありの座り方ですね。

たてひざ座り

猫のたてひざ座りの画像

たてひざ座りとは、片方の後ろ足を前足の中間にいれている座り方のことです。
リラックス度:不明

こちらも謎が多い座り方の一種であり、どうしてこんな座り方をするのかは分かりません。

人間が片方の膝(ひざ)を立てて座る「立膝(たてひざ)」に似ていたので、たてひざ座りと命名しました。

貴婦人座り

貴婦人座りとは、スフィンクス座りで伸びた前足をクロスしている状態のことです。

前足をクロスさせるだけで、貴婦人のような上流階級の雰囲気をただよわせていますよね。

リラックス度:リラックスしている

おそらくリラックスしている状態だと思います。

変な座り方をしているのは病気のせいかも

怪我をした猫の座り方
「変な座り方をしているな」と感じる時、なんらかの病気や怪我をしている可能性もあります。

先ほど紹介したスコ座りのように、痛みを避けるためにしているということもあるため、気づいてあげることが重要なんです。

骨軟骨異形成(こつなんこついけいせい)

骨が正常に成長しない遺伝性の病気です。

例えば、スコティッシュフォールドの折れ耳は、耳の軟骨に影響を及ぼす遺伝子によって発現します。

折れ耳の猫同士を交配させると先天性疾患を持って生まれる可能性が高くなります。
その結果、関節の痛みや腫れ、骨がゴツゴツするなどの合併症症状が起こることがあります。

猫の品種ではスコティッシュフォールドのほか、足の短いマンチカンや、鼻ぺちゃのペルシャなども骨軟骨異形成による奇形だと考えられています。

関節炎(かんせつえん)

関節部分が炎症を起こしている状態のことを関節炎といいます。

原因はさまざまですが、健康な猫でも肥満や加齢により関節炎を起こすことはよくあります。

関節が痛くなると、元気がなくなる、関節が腫れる、触ると痛がるなどの症状が出たり、歩き方や座り方が不自然になることもあります。

怪我

高いところから飛び降りたり、交通事故などでぶつかったりした時の外傷により、座り方が不自然になることがあります。

猫が痛みを隠してしまい、飼い主さんが気がつくのが遅れることも珍しくないです。ですので日頃から、歩き方や座り方に不自然なところがないかチェックしておきたいです。

椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)

背骨の間にある板状の軟骨組織が潰れてしまい、変形している状態のことをいいます。

変形した軟骨組織が、近くにある神経や脊髄(せきずい)を圧迫することにより、かなりの痛みが生じます。

外傷や肥満、加齢などの原因が多いですが、猫の場合どこの部位にも発症する可能性があります。

初期状態でも痛みを感じることが多いので、早めに発見し治療を始められるよう、日頃のチェックがとても大切になってくるでしょう。

ちょっとでもおかしいな?と感じたら…

病気や怪我をしている可能性があるかもしれません。

早めに動物病院で診察してもらうことをお勧めします。

まとめ:猫の座り方

猫の座り方にはいろいろな種類がありました。

猫の座り方は9種類

  • エジプト座り
  • しっぽ巻き座り
  • 香箱座り
  • スフィンクス座り
  • 横座り
  • スコ座り
  • ラーソン座り
  • たてひざ座り
  • 貴婦人座り

上記のとおり。猫の気持ちや体調、リラックス度によって座り方も変わってきます。

座り方がおかしいときには病気の可能性もあるので、猫の姿を楽しみつつ、猫の体調をしっかりチェックしてあげたいですね。