なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

猫は肉球から汗をかきますか?【肉球がしっとりする2つの理由】

「猫も肉球から汗をかきますか?」
こんな質問に答えます。

”発汗”は猫にとってはありそうもない身体機能のように聞こえます。

結局のところ、猫のイメージはふわふわした毛にあるので、汗びっしょりな猫はイメージできないですよね。

しかし真実、猫は汗をかきます。
どのようにでしょうか?たくさんかくのは病気なの?

本記事の目次

  • 猫は肉球から汗をかきますか?【汗をかく理由2つ】
  • 猫が汗をかいていた!クールダウンするための方法
  • 汗をかくのは病気の症状なの?

さっそく見ていきましょう。

猫は肉球から汗をかきますか?【汗をかく理由2つ】

真実は、猫は肉球から汗をかくということ。

猫の肉球には汗腺(かんせん)と呼ばれる、汗を分泌する器官があり、そこから微量ながら汗をかきます。

汗をかく理由はおもに2つ

  • 暑いから(体温を冷やすため)
  • 緊張しているから、怯えているから

順番に解説していきます。

理由①:暑いから(体温を冷やすため)

発汗が体温を調節する機能があることはすでにご存知かもしれません。

猫も暑いと感じると、脳が肉球に汗をかけと命令し、肉球から汗をかきます。

汗が蒸発すると肉球が冷え、体温を下げてくれるというわけ。

人間のように全身びっしょりにはならない

とはいえ、猫は肉球や鼻といった毛が生えていない部分以外からは汗をかかないので、汗をかくと言ってもちょっとだけです。

肉球が湿る程度で、大した体温調整はできません。

一方で人間の場合、全身に汗腺があるので、暑くなると汗びっしょりになることでしょう。

理由②:緊張しているから、怯えているから

動物病院で診察台に乗せられると、緊張から肉球に汗をかく猫ちゃんもいます。

人間で言うところの「冷や汗」のようなものかもしれませんね。

緊張している猫は、その小さな肉球から汗をかき、診察台に濡れた足跡を残すことがよくあります。

今度動物病院へ行った時は、ぜひ確認してみてください。

猫が汗をかいていた!クールダウンするための方法


猫の汗をかく量はとても少ないため「どのようにクールダウンをしているのだろう?」と疑問に思うかもしれません。

猫のクールダウン方法

  • グルーミングをする
  • 冷たい場所で過ごす

上記のとおり。
こちらも順番に解説していきます。

グルーミングをする

気温が高くなってくると、猫のグルーミングが増えてきます。

体に唾液をつけることで、唾液が蒸発し、体を冷やしてくれる効果があります。

これは、猫がクールダウンする通常の行動で、病気やストレスによる過剰なグルーミングとは異なります。

冷たい場所で過ごす

猫がクールダウンするための別の方法は、日中の暑い時間帯に冷たい場所で眠ることです。

夏の間、日中には姿が見えない猫も、夜になると活発

どこに行ったんだろう?と探していると、お風呂や廊下など、冷たい場所で見つけることができます。(野良猫の場合は、木の下や建物の影など)

猫は、冷たい表面に体を広げて、熱を拡散するために、冷たい場所を見つけるでしょう。

太陽が沈むと、活動を再開し、活発に動き出します。

汗をかくのは病気の症状なの?

一般的に発汗だけが病気の証拠となることは少ないでしょう。

なぜなら、猫はもともと汗をかく量がとても少ないからです。

しかしながら、熱中症などには注意が必要です。

・体温が高い
・食欲がない
・元気がない
・肉球から汗をかいている
・歩くときにふらついている
・はぁはぁ口で呼吸をしている

上記のような異変が確認できるなら、猫は暑すぎるかストレスが多すぎるか、

いずれにしても獣医師が対処する必要性があることを示しています。

異変に気がついたなら、すぐに猫を涼しくて落ち着いた場所に置き、濡れタオルなどで体を冷やします。

このように対処しても症状が続く場合は、すぐに猫を動物病院に連れて行ってください。

まとめ;猫は肉球から汗をかく

猫は肉球から汗をかくことで、体を冷やしたり、ストレスに立ち向かおうとしています。

肉球の汗はちょうど、猫の気持ちを知るバロメーターにもなるので、体調をみるときに役立ちそうですね。