毛玉を吐かない猫は、異常なのか?【元気なら大丈夫】
「猫は毛玉を吐くとはよく聞くけど、うちの子は全く毛玉を吐かないんです。これって大丈夫なのでしょうか?心配です。」
この記事ではこうした疑問に答えていきたいと思います。
猫もさまざまな性格、体質、環境で暮らしているので、一概には結論を出すことはできませんが、ある程度の傾向を観察して知ることはできます。実際に猫を飼っている僕が、経験をまじえながらご紹介していきます。
この記事を読めば、あなたの飼っている猫ちゃんが大丈夫なのか?判断できるようになりますよ。
全く毛玉を吐かない猫もいるから大丈夫
現実として、毛玉を全く吐かない猫もいます。
日本猫のような短毛種では、その傾向が見られるようです。
そもそも毛玉は、毛づくろいの時に飲み込んだ毛が、胃のなかでたまったものです。
毛が長いほど絡まりやすく、毛玉になりやすいのです。ですから毛玉を吐かないからと言って、何かの病気だと確定することはできないのです。
次の注意ポイントに当てはまっていないなら、ひとまず安心しても大丈夫でしょう。
- 元気がない
- 食欲がない
- 水を飲まない
- 便秘をしている
- 下痢をしている
- フラフラしている
こうした体調不良のサインが見られないなら、毛玉を吐かなくても元気な証拠。
他にも、外に出て遊ぶような猫は、外で毛玉を吐いているので、飼い主さんは全く毛玉を見ることがない。という可能性も考えられますね。
ちなみに、子猫も毛玉を吐くことはありません。なぜなら、抜け毛しないからです。もしかしたら1歳を過ぎたあたりから毛玉を吐くようになるかもしれません。
とはいえ、全く毛玉を吐かなくても、普段と変わらず元気ならば、大きな問題はないでしょう。安心しても大丈夫ですね。
毛玉はウンチと一緒に排出されている
「でも、うちの子はちゃんと自分で毛づくろいしているし、飲み込んだ毛はどうなっているの?」とさらに疑問が生まれるかもしれません。
その答えは簡単です。
その証拠に、今度猫がウンチをしたら、猫がしたウンチを観察してみてください。猫の毛も一緒になって出てきているはず。
確認したら何度も観察する必要はありませんからね。1度確認できたらそれでOK。次からは普通に処理しましょう。
しかし、体内に入る毛の量が多かったり、長毛だったりすると、うまく排出できていないこともあります。その場合、どんどんたまり続け、毛球症という病気になることも。
毛球症になると動物病院で処置してあげないと、命の危険さえあります。
長毛種の猫を飼っていて、本当に全く毛玉を吐かないようなら、1度獣医さんに相談してもいいのかもしれませんね。お金で健康が買えるなら、安いものです。
毛玉ケアフードとかあげた方がいいのかな?
毛玉を吐かない猫に、毛玉ケアフードをあげても、あげなくてもどちらでもOKです。
なぜなら、毛玉ケアフードは、食物繊維の働きで毛玉の排出をサポートするキャットフードだから。毛玉を吐いていなくても、サポートとしてあげる飼い主さんもいるかもですね。
もう一度言いますが、どっちでも大丈夫です。あげたければあげればいいですし、別に必要ないと感じれば、あげなくても問題ありません。
同じような理由で、猫草もあげるかあげないか?決めることができます。ただし猫草は胃もたれなど、他の理由で食べることもあるので、スペースがあれば置いておいてもいいのかもしれません。
ちなみに僕が飼っている猫は、猫草をおいても全く食べてくれない猫だったようで、ただの観賞用として飾られています。本当に猫っていろいろな性格、体質があるので、面白いですねぇ。
体内に毛玉がたまらないようにしよう
毛玉を吐かないからと言っても、猫をブラッシングしてあげることには大きな効果があります。
ブラッシングの効果としては以下の通り
- 飲み込む毛の量を減らせる
- ムダ毛を取り除ける
- 適度なマッサージができる
- 猫とのコミュニケーションができる
- 部屋の隅にたまる毛を減らせる
などなど、ブラッシングをすることのメリットはたくさんあります。
唯一のデメリットとしては、意外と面倒臭い。という点があります。
特にブラッシングを嫌がる猫ちゃんを飼っている場合はそうかもしれませんね。僕の飼っている猫も、3分くらいブラッシングすると、嫌がって噛み付いてくるので、苦労してます、、、
でも毎日3分やるだけでも、かなりの量、ムダ毛をとることができるので、ブラッシングは本当にオススメです。
まとめ:猫が毛玉を吐かない
この記事では、毛玉を吐かない猫について特集しました。
- 全く毛玉を吐かない猫もいるので大丈夫です。
- 飲み込んだ毛は、勝手にウンチと一緒に排出されているのでしょう。
- 毛玉ケアフードはあげても、あげなくても、どちらでもOK。問題はありません。
- 毛玉を吐かない猫ちゃんも、ブラッシングをしてあげましょう。
猫であれば必ず毛玉を吐くかというと、そうでもないみたいですね。勝手にウンチと一緒に排出されているのであれば、吐かないからといって心配する必要はありません。
ここまで読んでも心配であれば、獣医さんに相談することもできますよ。
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