なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

飼い猫の後ろ足の爪は切ってもOK【ただしデメリットを知っておくべき】

「猫の後ろ足の爪って切る必要があるのか気になります。後ろ足の爪は切りますか?」

前足は切るけど、後ろ足も同じように切ってあげなくてはいけないのでしょうか。

今回は、猫の後ろ足の爪切りについてご紹介します。

この記事を読んで、飼っている猫の状況を考えながらどうするか決めることができますよ。

飼い猫の後ろ足の爪は切ってもOK【ただしデメリットを知っておくべき】

結論からいうと「飼い猫の後ろ足の爪は、切ってもOK」です。

理由はシンプルで、後ろ足の爪を使う機会があまりないから。

ただし後ろ足の爪切りをするデメリットは知っておくべき。なぜかというと「後ろ足の爪が必要な猫ちゃんもいるから」です。

具体的に解説していきます。

猫の後ろ足の爪を切ってもOKな理由

理由はとてもシンプルで「後ろ足の爪を使う機会があまりないから」です。

後ろ足の爪の役割

  • ジャンプするときの踏ん張りを効かせる
  • 走るときに、スパイクのように使うため
  • 減速するときに爪を立ててブレーキする
  • 後ろ足で蹴って、相手を攻撃するため
  • 頭付近がかゆいときに、足でかくため

上記のとおり。室内で飼われている猫には、必ずしも必要なことではありませんよね。

後ろ足の爪があっても、猫じゃらしを最速で捕まえられるというくらいしかメリットはありません。

ですから飼い猫の場合、後ろ足の爪を切ってしまっても大丈夫なんですね。

後ろ足の爪を切るデメリット

とはいえ、後ろ足の爪を切ることのデメリットも知っておくべきでしょう。なぜなら「後ろ足の爪が必要な猫ちゃんもいるから」です。

後ろ足の爪を切るデメリット

  1. 早く走れなくなる
  2. うまく踏ん張れなくなる
  3. 後ろげりによる攻撃力が弱まる

上記のとおり

デメリットがあると困る猫ちゃんは具体的に言ってどんな猫なのでしょうか。

外に遊びにいく猫

それは、外に遊びにいく猫です。

外に遊びに行く猫は、そこらじゅう走り回ったり、野良猫と喧嘩になることがあるでしょう。

そんなとき後ろ足の爪がないと、自分を守ることができなくなります。

外に自由に行けるような猫ちゃんは、後ろ足の爪を切るかどうか考えた方がいいですね。

飼い猫であれば、後ろ足を爪切りした方がメリットが大きい


僕が思うに、室内で飼っている猫であれば後ろ足の爪を切った方がいいと思います。

後ろ足の爪を切るメリット

  • かゆい所を後ろ足でかいて、状態が悪化することを防げる
  • 猫が腕を蹴ってきても、ミミズ腫れにならない
  • 猫が歩くときに「カツカツ」音がならない
  • 家具に引っかかって怪我することを防げる
  • 高齢猫の、巻き爪対策になるから

上記のとおりで、飼い主さんと一緒に住む場合はメリットの方が大きいです。

具体例を出すと、僕の猫は後ろ足の爪が伸びてしまって、歩くときに「カツカツ」音がしていました。

それがどうも気になっていたのですが、爪を切ることで解決することができたんです。

後ろ足の爪を切りましたが、とくに問題はないですね。

「でも検索すると猫の後ろ足の爪は切る必要なし!とたくさん出てくるよ?」

確かに[猫 爪 後ろ足]とかで検索すると、そうした情報がたくさん出てきますよね。

そうした情報は間違いではないですが、”わざわざ切らない必要もそんなにないんじゃ、、、”と僕は思います。

後ろ足の爪を切るメリットがあるなら、切った方がいいというのが僕の考えです。

後ろ足の爪の切り方

後ろ足の爪も、前足の爪と切り方はまったく同じです。

しかしながら、爪の形がちょっと違うので切る際のポイントを補足しておきます。

後ろ足の爪を切るときのポイント

  1. 伸びるスピードが遅いので、2〜3ヶ月に1回でOK
  2. 太くてしっかりしているので、慎重に切ってください
  3. 足を引っ込めようとするので、しっかり手で固定する

上記のことを意識すれば、上手に切ることができますよ。

↓コチラの記事も参考にしてください。

まとめ:後ろ足の爪は切りますか?

この記事では、後ろ足の爪を切る必要性について解説してきました。

  • 飼い猫の後ろ足の爪は切ってもOKです
  • ただしデメリットを知っておくのも大切
  • 飼い猫であれば、後ろ足を爪切りした方がメリットが大きい

後ろ足の爪は頻繁に切る必要はないですが、触ってみて伸びていたら、適宜爪切りをしてあげてくださいね。

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