なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

猫の毛にある黒い粒々の正体、それは「ニキビ・ノミ・土」のどれかです。

「猫のアゴの下に黒い粒々がついている」
「猫の背中の毛をかき分けてみたら黒い粒々が。これっていったい何?」

この記事ではこうした質問に答えています。

結論からいってしまうと、

  • アゴの黒い粒→猫ニキビ
  • 背中の黒い粒→ノミのふん
  • その他の理由→庭の土

だいたいは上記の3つに当てはまります。見分け方や対処法も解説しているので、黒い粒々の正体を知って、猫ちゃんの健康を守ってあげましょう。

猫の毛にある黒い粒々の正体、それは「ニキビ・ノミ・土」のどれかです。


猫の毛に黒い粒々がついていたら、まずは発見した場所で3つに分類できます。

  • アゴの黒い粒→猫ニキビ
  • 背中の黒い粒→ノミのふん
  • その他の理由→庭の土

順番にみていきます。

アゴの黒い粒々は「猫ニキビ」

アゴに黒い粒々がついていたら、それは「猫ニキビ」で間違いないでしょう。

猫ニキビとは、人間のニキビと似たもので、毛穴によぶんな皮脂や汚れが詰まってできてしまいます。

猫ニキビの原因

原因 詳細
エサ皿に繁殖した雑菌 プラスチック製などの場合、表面の細かな凹凸に雑菌が繁殖します。洗っても落ちないので、猫がごはんを食べるときにくっついてしまいます。
エサ皿の素材アレルギー プラスチックやステンレスにアレルギーを持つ猫もいます。アレルギーが原因となって猫ニキビができてしまう。
食べカスが残っている ごはんを食べたあとの食べカスも、残っていると不衛生で猫ニキビの原因となります。
なんらかのストレス 過度なストレスは、猫の体に不調となってあらわれます。猫ニキビもストレスを感じているサインかもしれません。
毛づくろいの不足 口周辺は猫にとって毛づくろいがしにくい場所。毛づくろいが下手で食べカスがついたままになっているのかも。
フードが合わない 脂肪分が多すぎるフードでニキビができることがあるようです。
ニキビダニ症 ニキビダニは健康な猫にも存在していますが、猫の免疫力が低下することにより炎症を起こします。その結果、黒い粒々がみられることがあります。

背中の黒い粒々は「ノミのふん」


背中・腰・お腹のあたりにある小さな黒い粒々の正体は、「ノミのふん」です。毛をかき分けてみると、1個だけではなく、たくさんついていることでしょう。

ノミのふんの見分け方

  1. 黒い粒々を手でとってみて、濡れたティッシュの上に置いてみる
  2. ティッシュで粒をこすりつぶす
  3. ティッシュが赤茶色に染まったら、ノミのふんです

ノミは猫ちゃんの血を吸って生きているので、ノミのふんにも血の色がまじります。

ほかにも、猫がふだん寝ている場所に
・白く透明な粒々が落ちている→ノミの卵
・カールした黒い虫のような物→ノミの幼虫
・砂のような黒い粒々→ノミのふん

上記はすべて猫がノミに感染していることの証拠です。

僕も最初はあまり気にしていなかったんですが、黒い粒々を発見してから1ヶ月間くらい、ベッドにウヨウヨと生きているノミの幼虫も発見!背筋がぞっとしました…。

気になって、ベッドをコロコロで掃除してみたら、透明なツルツルしたノミの卵、死んで黒くなったノミの幼虫、ノミのふんがワラワラ取れて、ショックで言葉が出ませんでしたよ。

それで、すぐに猫の毛をかき分けてみたら、背中に黒くてすばやく動くノミを発見。

もしもあなたの猫ちゃんにも、背中〜腰にかけて黒い粒々が発見されたら、それはノミに感染していると考えてください。

ただの土という可能性もある

最後に紹介するのは、ただの土だったという可能性です。これは、外にいくのが好きな猫ちゃんや、土浴びをするのが好きな猫ちゃんに多いですね。

ノミのふんを発見したあとになって、ほかの猫にも黒い粒々が身体中についていたので「これはヤバイことになった」と思ったんですが、よくよく調べてみたらただの砂つぶでした。ホッ。

濡れティッシュにおいても茶色くなるだけだし、猫の肉球にもたくさんの土がついていたので、あれはただの砂つぶでしょうね。まったく焦りましたよ、、、

猫の毛についた黒い粒それぞれの対処法


猫ニキビやノミが発見されたら、どう対処したらいいのでしょうか?

猫ニキビの対処法

軽度な場合

  • ぬるま湯でぬらしたタオルで汚れをふやかして、やさしく拭き取ってあげる
  • エサ皿の素材を変える(ガラスや陶器はアレルギーが生じにくい)
  • フードを変える(いきなり変えると猫もびっくりするので、少しずつ変えましょう)
  • 猫の生活環境の見直し(ストレスの原因を考える)

重度な場合

  • 1週間たっても改善しない→動物病院に連れていきましょう。
  • 赤みがあったり腫れている→動物病院に連れていきましょう。

動物病院では、塗り薬や消毒、状態によっては飲み薬などで治療していきます。

絶対にやってはいけないこと

  • 人用のニキビ治療薬をぬってはいけない
  • 猫ニキビを歯ブラシなどでゴシゴシこすらない
  • 爪で猫ニキビを取ろうとしない

無理に取ろうとすると、傷ができたりして逆に悪化してしまう恐れがあります。

ニキビ部分はやさしく丁寧に拭き取ってあげてください。

ノミの対処法

僕が実際におこなった対処法です。

  • ノミが取れる目の細かいクシで全身をすいてあげた
  • ノミの除去薬を首のうしろに塗ってあげた

上記のとおり

ノミが完全にいなくなるまで、徹底的にノミ取りをやってあげました。

やりはじめの頃は10匹以上とれて「うわぁ〜」と思いましたが、だんだんと減っていくので、効果を実感できます。

それと、ノミの除去薬は効果抜群でした。

動物病院へ連れていって、処方されたのが「フロントライン」という除去薬。首のうしろにポタポタ垂らしてあげるだけでノミを除去することができます。

強いお薬なので、シニア猫ちゃんとかに使うときは獣医さんに相談することをおすすめします。

ノミ取りでやってはいけないこと

  • とれたノミを爪でつぶしてはいけない

ノミが病原体を持っている可能性があるからです。
もしノミを爪などでつぶしてしまうと、中にいる寄生虫が出てきてしまい感染するという悪循環。

ノミが取れたらつぶすのではなく、食器洗剤を溶かした水にいれて処理しましょう。

土の対処法

・外に行かせないようにする
・外から帰ってきたら、体を拭いてあげる

上記の2つにかぎられます。

猫が外を歩くと、どうしても肉球の間や爪のすきまなどに土がくっついてきます。「家にはいる前に手を洗ってね」と猫にいっても伝わらないので、飼い主さんが拭いてあげるしかありませんね。

僕は試しに人間用のあしふきマットを置いてみたんですが、効果はありませんでした。

外から帰ってきた猫を、雑巾などで拭いてあげるのが一番早いですよ。

まとめ:猫の毛に黒い粒がついている

この記事では、猫の毛についた黒い粒々の正体について解説してきました。

黒い粒々の正体3つ

  • アゴの黒い粒→猫ニキビ
  • 背中の黒い粒→ノミのふん
  • その他の理由→庭の土

完全室内飼いの猫ちゃんであっても、ノミに感染することはあります。

定期的に猫の毛をチェックしたり、寝ているベッドを掃除してあげたいですね。

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