【理由不明】なぜ猫は毛づくろいの途中で甘噛みしてくるのか?
実は、猫が毛づくろいをしてくれている最中に突然ガブリと噛んでくる理由はよくわかっていないんです。
研究者たちも「なんで突然噛むんだろう?」と頭を悩ませているわけですね。
今回の記事は、説として有力な情報をまとめてみました。
舐めている途中で噛んでくるのはなんで?
「理由はよくわかっていない」というのが現在の状況です。
猫の研究がそこまで進んでいないのが原因かもしれません。今後の猫の研究に期待ですね。
とはいえ、せっかく訪問してくれたのに手持ち無沙汰で返すわけにもいきませんので、「こうなんじゃないか」と言われている理由をご紹介したいと思います。
愛情表現なんじゃないか
子猫は親猫のおっぱいを吸って大きくなります。その延長として甘噛みが現れることも。
特に離乳が早すぎると、このような甘噛みが増える傾向にあるようです。
もしかしたら猫ちゃんは、飼い主さんのことを親猫だと思ってしまっているのかもしれませんね。
もしくは、毛づくろいをしている最中に子猫時代のことを思い出してしまい、無意識のうちに噛んでしまっているとも考えられないでしょうか。
どちらにせよ、猫が飼い主さんのことを愛しているのは確かでしょう。
でも本当に痛いときは、「痛い!」と声に出して力加減を教えてあげてください。
歯がかゆいんじゃないか
毛づくろいをしている最中に噛むのは、歯がかゆいからではないでしょうか?
人間も食後につまようじで「シーシー」する人っていますよね。要はそれと同じようなことが猫でも起きているのかもしれませんね。
新しい歯が生えてくる時期の猫は、歯茎がむずかゆくなっていろいろなものを噛みまくりますね。
生後2〜3ヶ月の猫ちゃんの場合は、歯の生え変わりが原因ということは大いにあり得る話です。
皮膚のマッサージをしてるんじゃないか
これは私の持論ですが、猫は飼い主さんの手をマッサージしているんじゃないでしょうか?
というのも、猫は血流を良くしたり、毛を生やすために、皮膚を噛んで刺激を与えることがあるからです。
特にハゲができている部分や気になる部分を噛んでマッサージしている姿、目にしたことがある方もいるのでは?
つまりこういうこと、
猫に比べれば、ほとんどの人の腕毛って薄いですよね。
人間からしてみれば別に何も感じませんが、猫からしたら異常事態なのかも。
飼い主さんのことを思って噛んでいるのかもしれません。
猫の本能によるんじゃないか
確かに考えてみると、獲物の骨から肉をこそげとる時と毛づくろいする時の動作って同じですよね。
同じ動きをしている最中に、急に不意を突かれると思わず噛んで、獲物を離さないようにガッチリホールド。
毛づくろいよりも、生きていく方が優先されることですからね。猫も本能には逆らえません。
噛まれた時に気をつけること
噛まれた時、「少し血が出た程度で、大したことじゃない」とそのまんま放置するのは危険です。
なぜなら、猫の口の中に潜んでいる菌によって、人間も感染症を起こすことがあるからです。
例えば「パスツレラ症」という感染症にかかると
- 痛みや発熱を伴う
- 数時間で赤く腫れる
- 近くのリンパ節が腫れる
などの症状が現れます。
免疫が低下していて、重症化してしまうと敗血症や骨髄炎を起こして死亡してしまうことも。
決してあなどってはいけないのです。
パスツレラ症を引き起こす「パスツレラ菌」は、猫ではほぼ100%の割合で持っていることが確認されています。
万が一噛まれて傷がついた時には、必ず傷口を消毒し、感染の可能性があれば医師に相談しましょう。
猫が毛づくろいの途中で甘噛みするまとめ
猫がなぜ毛づくろいの最中に甘噛みするのか、「これだ!」と言える理由はわかっていません。ですからこの記事ではいくつかの説をご紹介しました。
- 愛情表現なんじゃないか
- 歯がかゆいんじゃないか
- マッサージなんじゃないか
- 本能によるんじゃないか
早く研究が進んで、本当の理由を知りたいものです。
猫だけが知っているなんて、なんかずるいですからね。
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