なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

猫にミントを与えても大丈夫?【答え:種類によっては絶対にNG】

「猫にミントって大丈夫なのでしょうか?料理やアロマとかにもよく使われるけど、注意した方がいいの?」
こういった質問に答えます。

僕も小学生のころ、スペアミントという種類を育てていたことがあります。でも実際のところ、猫とミントはあまり良い関係にはないようです。

  • 猫にミントを与えても大丈夫?
  • 猫が精油を舐めてしまったときの対処法
  • 庭にミントを植えたいときの提案
  • 猫とアロマは両立できる?

上記のようなトピックを扱っています。

猫にミントを与えても大丈夫?【答え:種類によっては絶対にNG】

ミントにはたくさんの種類がありますが、猫にとって害がないとは言いきれません。しかし、なかには猫にとって安全なミントもあります。

ミントの成分

ミントの代表的な成分が「メントール」です。あのす〜っという清涼感は、このメントールによるもの。ガムに使用すると眠気覚ましの効果があったり、ミントをそのまま食べても口の中を爽やかにしてくれますよね。湿布などにも使用されているようです。

しかし、たいていの猫はメントールの匂いを嫌うようで、うちの猫たちも目を細めて逃げていきました、、、

猫が好きではないものをあげるのは避けてあげましょう。

ミントの精油は非常に危険!

精油(エッセンシャルオイルやアロマオイル)は猫にとって非常に危険な液体です。

猫の体についてしまったオイルを舐めただけ、家でアロマを焚いただけで、猫の体調が悪くなってしまうこともあるのです。

どんな精油でも、成分がぎゅーっと凝縮されているので、天然成分とはいえ、猫にとっては破壊的なダメージを与えるものになってしまいます。

猫にとって安全なミントもあります

しかし、なかには猫が食べても大丈夫なミントもあります。それがキャットニップ、キャットミント、ペニーロイヤルミントなどです。

特に有名なキャットニップは、マタタビと同じような成分が含まれていて、使用すると酔ったような感じになります。このことから「西洋マタタビ」とも呼ばれています。

猫草のように食べても大丈夫?

葉の部分をたしなむ程度が良いでしょう。安全なミントは少しくらいであれば食べてしまっても問題はありません。

まれに、体質に合わない猫もいるようなので、様子を見ながら与えるのが良さそうですね。

猫がミントの精油を舐めてしまったときの症状と対処法


「猫がミントの精油を舐めてしまった!」という場合の対処法などをご紹介します。

症状

嘔吐
食欲不振
倦怠感
元気がない

上記のように中毒症状があらわれます。

原因

・シャンプーに含まれているオイルが皮膚に付着した
・空気中に揮発したオイルを大量に吸い込んでしまった
・被毛についた精油を猫がグルーミングで舐めてしまう

上記のように、原因はさまざま。

対処法

中毒症状が出たら、すぐに動物病院へ連れていき診察してもらいましょう。放置してしまうと、最悪の場合死んでしまうことも。

猫がいる環境でアロマオイルなどを使うのは避けたほうがいいですね。

猫飼いがミントを植えるときの注意点

僕もやっていましたが、鉢植えに植えて猫が食べないようにすれば大丈夫です。

ミントの香りは猫が嫌いな香り。それに多少ミントの香りが漂ったとしても、外であれば外気ですぐに散るので心配はありません。

ただし猫が食べないように注意してください。

どんなミントが猫に悪影響をおよぼすのかは、はっきりしていません。

だから、ベランダで栽培したいという方は、ネットなどで隔離した上で、猫が食べないような工夫をすれば栽培しても大丈夫です。

アロマ好きな飼い主さんは徹底的な対策を


「猫も好きだけど、アロマでも癒されたい」という方もいることでしょう。猫とアロマは両立できるのでしょうか?

結論:猫にかがれなければOKかも

使用する場所を限定的にすれば楽しむことができるでしょう。要は猫が直接アロマを吸い込んだり舐めたりしなければいいのです。

たとえば、猫のいない場所で服に吹きかけるとか、立ち入り禁止の部屋を作ってそこでアロマを楽しむとか。

そこまでしなきゃダメ

揮発したアロマオイルであっても、長期間にわたり吸い込み続けると、肝臓に毒素が溜まり、慢性的な中毒症状を起こすことがあります。

猫がいる場所では絶対にアロマオイルのびんを開けないなど、徹底的な対策をすれば、アロマの香りを楽しむことができます。

まとめ:猫にミントを与えても大丈夫?

答え:種類によっては絶対にNGです。安全なミントもある

ミントは種類がたくさんあるので、どれが危険か見定めるのは非常に困難です。

ただミントの香りが爽やかな気持ちにさせるのも事実ですよね。ほんのちょっとだけ、たまーに取り入れて見るのもいいかもです。

ただし対策は万全にして、あくまでも自己責任でお願いしますね。

ペット保険ペット保険の資料一括請求サービス

キャットフード愛猫にスッキリ快適な毎日を過ごしてほしいあなたへ『モグニャン』