猫に鶏肉を与えても大丈夫?【答え:食べてもOKです。】
「猫に鶏肉をあげてもいいですか?あと…どうやってあげるといいですか?教えてください。」
こういった質問に答えます。
値段も安くヘルシーな鶏肉は、とっても身近な食材です。しかし猫に鶏肉をあげるかどうか迷ってしまうこともあるかもしれません。この記事を読んで、猫に安心して鶏肉をあげる方法を知りましょう。
この記事の内容
- 猫に鶏肉を与えても大丈夫?
- 鶏肉のおすすめの部位とは?
- 猫に鶏肉を与える方法
- 猫に与えてはいけない鶏料理
上記のトピックを扱っています。
猫に鶏肉を与えても大丈夫?【答え:食べてもOKです。】
猫は鶏肉を食べることができる
そもそも野生の猫は小鳥を捕獲して食べているので、僕たちが食べるようなスーパーに売っている鶏肉も食べることができます。
鶏肉にアレルギーさえなければ、猫に鶏肉を与えても問題はありません。
キャットフードがあれば、鶏肉は不要?
とはいえ、キャットフードの品質が良くなっている現代において、あえて鶏肉を主食にする必要はないでしょう。キャットフードには必要な栄養素がバランスよく含まれているからです。
もしもキャットフードもあげつつ鶏肉もあげてしまうなら、栄養バランスが崩れる原因にもなりかねません。
結論:鶏肉をおやつ程度にあげよう
こういったことから、猫に鶏肉をあげるのであれば「おやつ程度にあげる」のがベストです。
1日の総カロリーの10%以内におさめるなら、栄養バランスを崩さずに鶏肉をあげることができるでしょう。(量については後述)
鶏肉のおすすめ部位ランキング
鶏肉といっても、いろいろな部位があって、どれがベストなのか分からないですよね。おすすめの部位をランキング形式でご紹介します。
今回の基準は、脂質の少なさです。それをふまえたランキングは下記のとおり。
- 第1位:ササミ
- 第2位:ムネ(皮なし)
- 第3位:モモ(皮なし)
上記のとおり。猫に与えるならササミが1番良さそうですね。
鶏皮は油とカロリーが非常に高いので、避けた方が無難です。
部位ごとの与えることのできる量は下記のとおり。(1日の総カロリー200kcalとして計算)
・ササミ→18g ・ムネ→17g ・モモ→15g
少ないと思うかもしれませんが、体の小さな猫にとっては十分な量です。
猫に鶏肉を安心してあげる方法とは?
では、実際に鶏肉をあげるとき、どんなことに注意したらいいのでしょうか?
注意ポイント3つ
- 必ず加熱してから与える
- 味付けはいっさいしない
- 骨は必ず取りのぞく
順番に解説していきます。
①:必ず加熱してから与える
鶏肉は必ず油を使わずに加熱してから与えてあげましょう。
茹でたり、蒸したりすることがおすすめの料理法です。
焼くと焦げがついてしまい、猫にとって害となる可能性があります。
ワンポイントアドバイス
加熱したあとに、一口サイズにほぐしてあげるとより食べやすくなります。
②:味付けはいっさいしない
塩やこしょう、照り焼きなどの味付けは絶対にしないでください。調味料は、猫にとって塩分過多の原因となります。猫に鶏肉を与える時は、味付けをいっさいしないようにしましょう。
③:骨は必ず取りのぞく
加熱された骨は、非常にもろくなっています。そのため、猫が骨を食べてしまうと、消化器官を傷つける恐れが非常に高いです。骨は必ず取り除いてからあげましょう。
鶏肉を使った料理、猫に与えても平気?
猫は鶏肉を食べても大丈夫ですが、鶏肉を使った料理になると話は違います。よくある例をいくつかご紹介します。
鶏の唐揚げ・チキンナゲット
鶏の唐揚げやチキンナゲットはNGです。絶対に与えてはいけません。高脂質とスパイスが猫にとって良くないからです。
焼き鳥
焼き鳥も塩胡椒やタレで味付けがされているのでNG。串も尖っていて危ないので、舐めさせたりしないようにしましょう。
鶏のつくね
混ぜ物のないつくねならOKですが、味付けされたつくねはNG。猫に人間用のつくねをあげるのはやめましょう。
鶏ハム・サラダチキン
こちらも味付けをいっさいしていないのであればOK。しかしスパイスや香料で味付けや風味付けされた鶏ハムはNG。
まとめ:猫に鶏肉を与えても大丈夫?
鶏肉は猫が食べられる食材です。猫用に手作りすると特別感が増しますよね。「料理するのがすこし面倒…」という方は鶏肉のおやつを購入してもいいかもしれません!
是非ためしてみてください。
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