スノーシュー Snowshoe
スノーシューの基本情報
体重 | 2.5〜6.5kg |
ボディタイプ | セミフォーリン |
毛の種類 | 短毛種 |
毛の色 | すべてのポイントカラー、ミテッド、バイカラー |
性格 | 愛情深く、社交的で甘えん坊。おしゃべりが好き。 |
登録団体 | TICA、GCCF、FIFe |
スノーシューの特徴
靴下のようなホワイトの模様
品種名の「スノーシュー」は「かんじき(雪の中を歩く時、滑ったりしないよう靴の下につけるもの)」を意味しており、その四肢がまるで雪の中を遊び回ったように見えることに由来している。
この美しいホワイトの模様(ミテッド)は、再現と定着が難しく、繁殖における最大の難関となっている。
スノーシューが今でも希少なのは、こうした理由が絡んでいるからだ。
顔に大きな逆V字型の模様
スノーシューはシャムとアメリカンショートヘアの血を引いている。
顔にある大きな逆V字型の模様は、アメリカンショートヘアから引き継いだものだ。
ちなみに、スノーシューの子猫は全身真っ白で生まれる。
シャムと同じく、色が出てくるまでには数週間待たなければならない。
太すぎず細すぎない体型
長めの胴は筋肉が発達していて、太すぎず細すぎず、バランスの取れた体つきをしている。
これもシャムとアメリカンショートヘアの間をとったような、身体的特徴。
いろいろな性格が特徴
個性が光るこの猫は、おしゃべり好きでシャムのように鳴く時もある。
ただその声はシャムほど大きくも高くもない。
また、とても賢く、問題解決能力が高い。
閉まっているドアを開けるのはお手のもの。
このように性格においても2つの猫種の良い面を持っているが、雪の結晶のように、同じ性格をもつ猫はいない。
スノーシューの場合それが顕著で、恥ずかしがり屋もいれば、偉そうなもの、世話好きなのもいる。
スノーシューの歴史
スノーシューの誕生
スノーシューの誕生は偶然の出来事だった。
1960年代、アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアで、シャムのブリーダーであるドロシーのもとに生まれた子猫たち。
その中の3匹に、四肢の足先に、まるで靴下のようなホワイトの模様が入っていたのだ。
その組み合わせが気に入ったドロシーは、新種として定着させるべく、タキシード模様のアメリカンショートヘアと交配させたところ、
顔に大きな逆V字型の模様をもつ子猫が生まれたのだった。
のちにドロシーは計画交配の規模を縮小するが、ビッキー・オランダーがその後を引き継いだ。
スノーシューの夜明け前
オランダーはスノーシューのスタンダードを作成するとともに、猫種登録に向けて尽力した。
その当時(1977年)の時点では、オランダー以外に計画交配を行う者はほとんどおらず、スノーシューへの関心は低下していたようだ。
そんな中、オハイオ州に住むブリーダー、ジム・ホフマンとジョージア・キューテルが声をかけ。
3人は手を取り合い、スノーシューの普及へと道を歩き始めることになる。
スノーシューの確立
3人の努力のかいあって、1994年にTICAがチャンピオンシップの品種として認めている。
2004年にはGCCFからも公認を受け、現在も希少ながら、愛猫家たちから絶大な支持を集めている。
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