シンガプーラ Singapura
シンガプーラの基本情報
体重 | 2〜3.5kg |
ボディタイプ | セミコビー |
毛の種類 | 短毛種 |
毛の色 | セピア・ティックド・タビー、セーブル・ティックド・タビー |
性格 | おとなしいが、家族の注目を一心に浴びたがる。 |
登録団体 | CFA、TICA、FIFe、GCCF |
シンガプーラの特徴
世界最小のイエネコ
世界最小のイエネコとして知られるシンガプーラ。
メス猫の体重は成猫でも約2kgと、一般的な猫と比べても小さいことがわかる。
その見た目から、「小さな妖精」と親しみを込めて呼ばれている。
ティッキング
ティッキングとは、1本の毛に2種類の帯が入っており、先端にいくにつれ色が濃くなっている毛色のこと。
細く短い毛が身体にぴったりと密着するように生えていて、光の加減でキラキラ輝いているように見える。
大きな目と耳
小さい身体に比べると、目と耳は大きい。
大きな目はアーモンド型で、色はグリーン、カッパー、イエロー、ヘーゼル。
耳も大きく奥行きがあり、先端がややとがっている。
知的でインタラクティブな性格
シンガプーラは知的で好奇心が強く、家族みんなの注目を一心に浴びたがる。
一方で、飼い主の膝の上で丸まったり、肩に乗ったり、ベットで一緒に寝たりと、飼い主に愛情を示すインタラクティブ(相互に作用するさま)な性格もあわせもっている。
シンガプーラの歴史
シンガプーラはその名の通り、東南アジアのシンガポールで自然発生した猫種である。
シンガポールの下水溝には「ドレイン・キャット」と呼ばれる野良猫がたくさん住み着いていた。
現地の人々には悪評を買っていたドレイン・キャットは、体型も大きさもまちまちだったが、シンガプーラのような猫も混じっていた。
そんな猫たちに注目したのが、アメリカ人のメドウ夫妻だ。
品種化への歩み
1970年代のはじめ、出張でシンガポールを訪れていた夫のハルが、ブラウン・ティックドの猫数匹を貨物船で、アメリカにいる妻トミーのもとへと送る。
それらの猫はアメリカで子猫を3匹産んだ。
その後、メドウ夫妻は仕事の関係でシンガポールへ赴任する。
その際、3匹の猫たちも一緒にシンガポールへ行き、1975年に猫たちとともに再度アメリカへ帰国。
メドウ夫妻は帰国後、猫種を確立させるために計画交配と猫のアピールをスタートさせた。
そのかいあって、1979年にTICAがシンガプーラをチャンピオンシップ・ステータスに認定する。
CFAは1988年、シンガプーラをチャンピオンシップ・ステータスに昇格させている。
その間、徐々に人々の注目を集めるようになり、熱心な愛好家たちによってシンガプーラ愛好会までが設立されるまでになった。
かつてはドレイン・キャットとして邪魔者扱いされていたシンガプーラだが、現在ではシンガポール観光局の広告塔になっている。
今や世界中でその愛らしい姿を見ることができ、人々の目を楽しませている。
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