マンチカン Munchkin
マンチカンの基本情報
体重 | 2.5kg〜4.5kg |
ボディタイプ | セミコビー |
毛の種類 | 短毛種・長毛種 |
毛の色 | すべての色 |
性格 | とても社交的で、子どもとも共生できる。好奇心が強く、エネルギッシュに遊ぶ。 |
登録団体 | TICA |
マンチカンの特徴
足の短い猫
ダックスフンドのようなシルエットが印象的なマンチカン。
その特徴的な短い四肢は、長骨に影響を与える優性遺伝子の突然変異によるものだと断定されている。
人間で例えるなら、腕と足の骨が短くなってしまったようなものだ。
とはいえ、自然に発生した猫であるため、体は健康そのもの。
他の骨は影響を受けないし、歳をとっても歩行や移動に問題はない。
それ以外は他の猫種と変わらない
足が短いため、胴長の細長い体型に感じるが、体の大きさなどは他の猫種と変わらない。
また、さまざまなイエネコとの異種交配を認められている。
その結果、被毛の長さや色。パターンに多くのバリエーションが生まれることになった。
長毛のマンチカンは「マンチカンロングヘア」と分類されることもある。
とても社交的で、エネルギッシュに遊ぶ
マンチカンはとても社交的な猫で、元気に走ったり、追いかけたり、おもちゃで遊んだりするのが大好き。
一気にジャンプすることはできないが、小さなステップを見つけると、ぴょんぴょんと愛らしいジャンプを披露してくれる。
また好奇心が強く、後ろ足だけで立って、周りで何が起きているかを知ろうとする。
マンチカンの歴史
マンチカンが自然発生であることを考えると、古くから存在していた可能性はある。
しかしながら、もっとも古い記録は1944年のもので、イギリスの獣医師、ウィリアムズ・ジョーンズ博士が書いた論文に
『脚の短い猫は4世代続いていて、8歳の黒い雌を含めて、みんないたって健康体であった』と書いている。
この血統は第二次世界大戦中に途絶えてしまったと考えられている。
ほかにも脚の短い猫は、1956年のドイツ・スターリングラード、1970年のアメリカ・ニューイングランド、1980年代のアメリカ・ルイジアナでも目撃されている。
現在のマンチカンの血統
1983年にサンドラ・ホケンデルが、愛車の小型トラックの下に、脚の短い猫が2匹隠れているのを見つける。
彼女は2匹を連れ帰り、それぞれ「ブラックベリー」「ブルーベリー」と名付けた。
ホケンデルはブラックベリーだけを手元に残して、ブルーベリーは知り合いに譲った。
やがてブラックベリーは短い脚の子猫を生む。
そのうち「トゥールーズ」と名付けた子を、友人のケイ・ラフランスに譲った。
その後、トゥールーズは近所の猫を自然交配を繰り返したため、マンチカンの野良猫が多く見られるようになったという。
猫種としての歩み
1994年、TICAは新種開発プログラムの対象としてマンチカンを受け入れる。
長い開発と観察の結果、2003年5月にマンチカンをチャンピオンシップ・ステータスに公認した。
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