【愛情表現】猫はなぜ飼い主を毛づくろいしてくれる?【3つの理由】
自分の体をせっせと毛づくろいする猫ですが、飼い主さんや他の猫もペロペロなめてくれる猫ちゃんっていますよね。
「嬉しいけどちょっと痛い、、、」
猫はなんで自分のことなめてくれるんだろう?と疑問にもつ飼い主さんも多いのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな疑問を解決したいと思います!
猫が飼い主さんを毛づくろいする理由
それはズバリ下記の3つに集約されます。
- 愛情表現
- 要求あり
- 社会性
愛情表現:「大好き」「お気に入り」
猫は習性として特別な絆で結ばれているとお互いに毛づくろいしあいます。親子間とか一緒に生まれた兄弟間とかです。
赤の他人だった飼い主さんもなめてくれるということは、特別な絆で猫ちゃんと結ばれているということです。
猫にとっては”家族の一員”として飼い主さんに対する愛情表現。
私は3匹の猫を飼っていますが、なめてくれるのはそのうちの1匹だけ。一度なめだすとずーっとなめてくれて、最後はいつも「痛いからもうやめてください…」と私の方からお願いしてます。
まぁそれくらい愛されてるってとても嬉しいことには変わりはありませんけどね。
でも皮膚が赤くなるまでなめるってちょっと耐えられません、、、
要求がある:「ご飯くれ」「構ってくれ」
飼い主さんに何かしてほしいことがある時にも、なめてくる事があります。
朝寝ていたら、猫に顔を舐められて起きた。という経験はありませんか?
要求に応えるのがたまにだと、ますます要求が強く!
「間欠強化(かんけつきょうか)」と呼ばれるもので、人間がギャンブルにハマるのと同じ原理。
つまり「一度でも応えたらクセになり」その後生涯にわたって、猫に奴隷のように仕えなければならなくなるのです。
「もう応えてしまった…」という方はもう手遅れ。
おめでとうございます⁈ 立派な猫の奴隷です。そんな私も立派な奴隷ですので安心してください。
社会性:「お礼に毛づくろいしてやるにゃん」
全く生まれが違うのに、仲良く暮らして毛づくろいまでやる猫ちゃん達がいます。これは「アログルーミング」と呼ばれています。
猫カフェでもよく見る光景ですね。
メスとメス、メスとオスの組み合わせが特に多いらしく、オスとオスの組み合わせはあまりないそう。
でも全くないということもないらしく、稀にオス同士で毛づくろいすることもあるようです。
飼い主さんにブラッシングされた後に、「お礼に毛づくろいしてやるにゃん」と自分からお返しに毛づくろいをしてくれることも。
たまに噛まれたりしますが、それも愛嬌ですね。
猫に毛づくろいされる時の注意ポイント
ハンドクリームをつけない
手についたハンドクリームが好きでなめてくる猫もいます。害はないとしても健康のためにはなめさせない方がいいでしょう。
スースーするメンソール入りのクリームや香料によってきて、マタタビをあげた時のような反応をする猫ちゃんもいるほど。
でもペロペロなめさせるのには少し抵抗がありますね。
痛くなったら気をそらす
それはそれは熱心に、皮膚が赤くなるまでなめてくれる猫。
「嬉しいけど、そろそろ限界。でもやめさせると猫にも悪いしなぁ」
こんな時は、”猫の気をそらして”平和的になめるのをやめさせる事ができます。
- おもちゃで気をひく
- セルフグルーミングさせる
- カサカサ音を出して気をひく
などの方法はどうでしょうか。
ご飯をあげたり、おやつをあげてしまうと、今後同じシチュエーションになった時に、同じようにしてやめさせないといけなくなります。
やりすぎると太ってしまうので注意が必要ですね。
なぜ痛いのか詳しくはコチラ≫【高機能】猫の舌がザラザラ痛いのはなぜなのか?
猫が毛づくろいしてくれる理由まとめ
猫は3つの理由で、飼い主さんを毛づくろいしてくれています。
- 愛情表現:「大好き」「お気に入り」
- 要求:「ご飯をくれ」「構ってくれ」
- 社会性:「お礼にしてやるにゃん」
本能的にとにかくなめるのが好きな猫。心を許して信頼してくれているなんて、猫好きな飼い主からしたら、嬉しい限りですね。
でも注意しなきゃいけないポイントもあったので、注意ポイントをふまえつつ、猫とのいい関係を築き続けていきたいものです。
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