マンクス Manx
マンクスの基本情報
体重 | 3.5kg〜5.5kg |
ボディタイプ | コビー |
毛の種類 | 短毛種 |
毛の色 | さまざまな色 |
性格 | 賢く穏やか。遊ぶのが好きで、よく鳴く。 |
登録団体 | CFA、TICA、FIFe、GCCF |
マンクスの特徴
しっぽがない。もしくはほとんどない。
マンクスの最大の特徴は、しっぽがない。もしくはほとんどないことだろう。
しっぽの形状は4種類
- ランピー:まったく尾がない
- ランピーライザー:尾椎が1〜3個でとても尾が短い
- スタンピー:わずかに残った尾がねじれたり、カーブしている
- ロンギー:普通の猫と同じくらいの尾
ちなみに、「キムリック」という猫種は、マンクスの長毛種であり、
被毛の長さ以外、スタンダードは同じである。
全体的に丸っこい印象
マンクスは頬が高い丸顔、短くてがっしりした胴、背中が肩から腰にかけてゆるやかにカーブしている。
これらの要素があわさって、全体的に丸っこい印象を与える。
また、走ったりジャンプするのが得意。
急発進したり急カーブする姿は、まるで小さなレーシンングカーのようで愛らしい。
性格
一般的にとても遊びが好き。
頭のいい猫で、まるで犬のように人が投げたおもちゃを取ってきたり、土の中に埋めることだってある。
そして人なつっこく、とても穏やかな性格なので、子供との触れ合いも得意だ。
マンクスの歴史
マンクスはマン島(イギリスある小さな島)に昔からいたとされるが、詳しい起源についてはわかっていない。
起源と伝説
さまざまな言い伝えがあるが、最もよく知られているのは、ノアの方舟の関する話。
ノアが方舟に乗り、出航を急いで扉を閉じた時に、最後に飛び乗ったマンクスの尾がはさまって切れてしまったというものだ。
他にもたくさんの伝説や言い伝えが残っている。
マンクスの祖先は近くのイングランドやウェールズから来たのかもしれないし、もっと遠くから来たのかもしれないとされている。
もっともある時点で突然変異が起こったので、しっぽのない猫が生まれたことは確かだ。
マン島は小さな島で孤立した地域にあるため、島内で繁殖し、短いしっぽ遺伝子が固定されたのだろう。
確かな記録によると、、、
マンクスに関する記録でもっとも古いのは1844年のもので、歴史家が、マン島で見た猫がウサギに似ているので、その祖先はウサギと猫の雑種ではないかと書いている。
ともあれ、1920年代にはCFAが種として認定したとされ、TICAは1979年にマンクスを公認した。
ほかの無尾の猫種と違うのは、マンクスの無尾は優性遺伝子によるものであることだ。
この遺伝子のせいで繁殖が難しく、なかなか数が増えない。
ただし、適切な方法で繁殖をすることで問題を回避することもできる。
もっとも、人間による干渉がされていなかった何世紀にもわたって生き残り、繁殖してきた。
これにより、ユニークな特質と健康的な体を手に入れたことを、最後に述べておく。
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