バーマン Birman
バーマンの基本情報
体重 | 2.5〜6.5kg |
ボディタイプ | ロング&サブスタンシャル |
毛の種類 | 長毛種 |
毛の色 | シールポイント、チョコレートポイント、ブルーポイント、ライラックポイント |
性格 | 穏やかで、物静か。人見知りしやすいが、飼い主には忠実。 |
登録団体 | CFA、TICA、FIFe、GCCF |
バーマンの特徴
がっしりとした体型
ずんぐりとした体型が特徴的。
体は長く、がっしりしている。
頭部も幅広で、やや丸みがあり
横から見ると、額から鼻にかけたラインが盛り上がっている。これを「ローマンノーズ」という。
独特の模様とブルーの目
バーマンの大きな特徴は「グローブ」「レース」と呼ばれる、白い模様。
「グローブ」は前足のつま先から第3関節までが白くなっている。
「レース」は後ろ足のつま先からホック(人間でいうかかと)までが白くなっている。
前足と後ろ足の白がバランスよく整っているのが理想とされている。
目の色はブルーのみ。
穏やかで、愛情豊かな性格
バーマンはとても穏やかで、愛情豊かな猫だ。
あまり鳴かない猫だが、飼い主が頻繁に話しかけると、おしゃべり好きになることがある。
また、洗濯物をたたんだり、新聞を読んだり、パソコンで仕事をしている飼い主の手伝いをするのも大好き。
何をしていても積極的に参加してくることだろう。
バーマンの歴史
バーマンはビルマ(現在のミャンマー)に古くからいる猫で、起源についてはたくさんの伝説が残っている。
もっともよく聞かれるのは、ムンハという高僧にまつわる話で、
バリエーションはいろいろあるが、概要は下記のとおり。
ビルマの寺院の高僧ムンハは、ある夜、侵略者に襲われて瀕死になってしまう。ムンハに大切に飼われていた猫の中に、シンという名前の白猫がおり、瀕死の主人の体に足を乗せ、祀られていた女神像を見た。 そしてムンハの命が消えるとき、奇跡がおこり、シンの体が黄金に輝き、目はサファイヤブルーに、足先は清浄の白に変わったのだ。 シンは7日後に死んでしまうが、ほかの猫たちも同じような外見に変化していた。この猫が現在のバーマンになったのだという。
こうした伝説の真偽は定かではないが、信頼のおける古い記録は、1919年ごろにフランスにバーマンのペアが送られたという記録だ。
しかし第二次世界大戦が、バーマンの数を激減させてしまう。
絶滅しないように、このとき異種交配に使われたのは、おそらくシャムとペルシャだったと思われる。
ヨーロッパのバーマン
バーマンはヨーロッパ中に広がり、フランスでは1920年ごろから認知されているし、イギリスへは1965年にはじめて送られた。
GCCFはバーマンを1966年に公認している。
アメリカのバーマン
初めてアメリカに渡ったのは1959年のこと。
2年後の1961年にも2匹のバーマンが輸入されている。
CFAは1967年にバーマンを、チャンピオンシップ・ステータスに公認し、
TICAは1979年にチャンピオンシップ・ステータスに受け入れた。
現在では、ヨーロッパでもアメリカでも数は安定している。
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