カオマニー Khaomanee
カオマニーの基本情報
体重 | 3kg〜6kg |
ボディタイプ | セミフォーリン |
毛の種類 | 中くらいの短毛種 |
毛の色 | ホワイト |
性格 | 飼い主に献身的で、好奇心旺盛で知的な猫。よく遊ぶ。 |
登録団体 | CFA、TICA |
カオマニーの特徴
カオマニーはとても神秘的な猫だ。タイで自然発生した猫で、ほかのタイ産の猫(シャム、コラット、バーミーズ)のようなしなやかさと中くらいの大きさの体を持つ。
白く輝く被毛
カオマニーとは、古いタイ語で「白い宝石」を意味する言葉に由来している。
その言葉のとおり、白く輝く被毛のみが認められている。
宝石のような目
白い被毛の中で美しく輝く丸いアーモンド型の目も大きな特徴だ。
基本的な色はブルーだが、オッドアイの個体も多く、ブルーとイエローの組み合わせが多い。
カオマニーの場合、目の色というよりも目の輝きが重要視されるポイントで、
目の色の輝きと目の色のコントラストが深いほど理想的とされている。
ほかの部位
耳はやや大きく、根元が広く、先端が楕円形。
頭はハート型で頬骨が高い位置についている。
胴は中くらいの長さで、前足は後ろ足より少し短い。
しっぽの長さは体の大きさに比例し、徐々に先細り。
性格
威厳のある見た目をしているが、気前のよい性格をしていて、遊び心と好奇心が旺盛。
飼い主と一緒に寝たり、おもちゃで遊んだりするのが大好き。
カオマニーの歴史
カオマニーの歴史は定かではないが、タイの人々が水銀色(灰青色)の目を持った真っ白な猫を開発した時に始まる。
カオプロートと呼ばれていたその猫は、1350年〜1767年ごろに高僧によって書かれた『Tamra Maew(猫の詩)』にも登場している。
オッドアイを好むようになったのはいつのことか分からないが、昔からオッドアイの白猫は幸運をもたらすとされていて、タイ王室はこの猫を「王室以外には出してはいけない」と規定していた。
そんなこともあり、カオマニーという猫の存在が世界に出始めたのは1999年とつい最近のことなのだ。
1999年に最初のカオマニーがタイからアメリカに輸入され、繁殖。次にイギリスへ輸出され品種の開発を続ける。
ブリーダーたちの働きによって、2012年に「カオマニー」という名称でTICAのプレリミナリー・ニューブリードに認定されるにいたった。
そしてついに2015年、チャンピオンシップ・ステータスに認定されたのである。
日本ではまず見かけることのない猫種だが、タイに行けば繁殖を目的としている施設があるので、本物のカオマニーを見ることができる。
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