猫を旅行に連れて行くのはダメなの?【結論:性格次第】
飼っている猫を、旅行に連れて行くのはダメなのでしょうか?
「猫は家に付く」ので難しいと言われていますし、猫を旅行に連れて行くというイメージもあまりありませんよね。
実際のところどうなのでしょう。
この記事では、実際に飼い主さんと一緒に旅行している猫ちゃんを紹介。加えて、飼っている猫が旅行に連れて行けるかどうかの判断基準もお伝えします。
最後に、連れて行くときの注意ポイントまでを1記事にまとめました。
猫と旅行を楽しめるかも!?
猫を旅行に連れて行くのはダメなの?【結論:性格次第】
猫を旅行に連れて行けるかどうかは、猫の性格で決まります。
猫と一緒に旅行している人たちもいる件
2名ご紹介しますね。
- 平松謙三さんとノロ君
- 猫のリリちゃん旅日記
他にもいると思いますが、ネット上や本で情報が得られる範囲で見たかぎりの2名をピックアップです。
平松謙三さんとノロ君
猫といっしょに飛行機、車、新幹線で、世界37カ国以上を旅しています。猫と海外旅行まで行っているなんて、控えめにいってすごいです。
例えば上記の本を出版しています。
インタビューにも答えており、旅のさまざまなコツを垣間見ることができますよ。
»【世界を旅するネコ:前編】訪れた国、なんと37ヵ国! 猫と行く海外旅行の秘訣とは?
ノロ君は旅に適性がある
インタビューから引用させてもらいました。
もともと、ノロを連れての国内での移動は、車や新幹線でできるようにしていたんですよ。・・・そういう移動にノロはすっかり慣れていて、旅に対する適性があることはわかっていたんです。
飛行機の中でおとなしく寝ていることができるのは、やはりノロ君の性格によるところが大きいようですね。
猫のリリちゃん旅日記
国内旅行に車でたくさん行っているノルウェージャンフォレストキャットのリリアンちゃん。残念ながら2017年に亡くなりました。でもアーカイブから、旅の様子をみることができます。
どうしてリリアンちゃんが旅することができるようになったのか?旅支度(心構えと準備)というタイトルの記事にはこう書かれています。
リリアンは一般の猫と(多分)違い、小さな頃から毎日車に乗せていたので車には慣れて育ちました。それがこのような旅ができるベースになっていると思います。
リリアンちゃんも旅に適性があった
リリアンちゃんの場合は、小さい頃から車に慣らしていたというのが大きいようです。
子猫のときから慣れるように育てておけば、猫もそう育つようですね。
災害やいざというときに備えて、今度子猫を育てる機会があったら、車に慣れるように試してみようと思いました。
ちなみに僕の猫は、旅行に不適な性格の猫
僕の飼っている猫は、旅行できない性格の猫です。車に慣れさせるように育ててきませんでしたし、キャリーバッグに入るだけでも「ナオ〜ナオ〜」とこの世の終わりみたいな声で鳴きますからね。
病院に連れて行くだけでも大変です、、、
避妊手術をして、1日だけ動物病院に泊まったことがあったんですが、帰ってきた時には軽い脱水症状になってました。家以外の場所がそうとうストレスだったんでしょうね。
こういう経験から、僕の飼っている猫と一緒に旅行なんて絶対に無理だと思います。
猫の性格によって、連れて行くかどうか決めよう
というわけで、旅行に慣れている猫と慣れていない猫でした。おなじ猫でも全然違いますよね。
まずは適性があるか軽くテスト
いきなり、長距離の移動をすると猫もしんどいと思うので、まずは適性があるか軽くテストしてみるといいかもです。
テスト方法は下記のとおり
- 車に乗せてみる
- キャリーバッグに入れてみる
- 家の中でハーネスを付けてみる
- 病院の行き帰りの様子を観察
上記のとおり
まずは軽くテストをしてみて、落ち着いている様子であれば、次のステップとして旅行を考えてもいいのかもしれません。もしストレスとなっているようなら、残念ですが旅行は諦めた方がいいかもです。
連れて行くとき準備するもの
猫を旅行に連れて行くと決めたら、必需品となるのは下記のアイテムたち
- キャリーバッグ
- ハーネス
- フード
- 飲料水
- エサ皿
- トイレ
サクッと見ていきます。
キャリーバッグ
飛行機や電車などの、公共交通機関を利用する際は、キャリーバッグが必須。
会社でそう決められているので、それに従いましょう。
車で移動する際も、キャリーバッグは必須です。猫を移動させる時は、基本キャリーバッグで移動させると考えておきましょう。
ハーネス
万が一、脱走を防ぐためにもハーネスを付けておくことは有効。
「慣れているので抱っこしていれば大丈夫でしょ」と考える方もいるかもしれませんが、いくら慣れているからといって、大きな音でびっくりすると猫はパニックになって逃げるかもしれません。
キャットフード、飲料水
生きていくために必須。
初めての場所に連れて行くと、体調を崩す可能性もあります。普段食べ慣れているキャットフードを持参し、なるべく同じ環境を維持してあげましょう。
水は現地調達でもOKですね。
エサ皿
意外と忘れがちなのが、エサ皿。いつも使っているものをそのまま持って行くのがおすすめ。
海外旅行などで荷物の量が決まっている時には、シリコンでできた折り畳みできるエサ皿を持っていくと、かさばらないので便利です。記事の冒頭で紹介したノロ君も、シリコン容器でご飯を食べているようです。
トイレ
旅行に連れて行くときのトイレについては、別記事で詳しくまとめましたので、そちらをご覧ください。
旅行のときの猫のトイレ問題【解決策を考える】
旅行のとき、猫のトイレってどうしたらいいの?本記事では、解決策を2パターン、お留守番/一緒に旅行、に分けてご紹介しています。飼い猫のトイレスタイルを見極めて、最適な方法を見つけ出しましょう。
連れて行くときの注意ポイント
旅先で心配なのは、猫の脱走と体調不良。
猫が旅先で逃げ出すと、探すのはまず無理だと考えておきましょう。飼い猫が野良猫として生きるのも難しいでしょうから、待っている未来はとても暗いです。
猫を絶対に逃さないようにするのは、猫にとっても非常に重要な問題。キャリーバッグやハーネスを上手に利用して、逃さない手立てを十分に整えることができます。
トラブルが起こらない準備をする
基本的に「トラブルが起こらない」ように準備することは重要です。
具体的には、逃げたらどうしよう…ではなく、 逃げないようにするにはどうしよう…と考えることによってです。
もちろんトラブル時には対処しなければいけませんが、排除できるリスクはできるだけ取り除くことが、猫を旅行に連れて行くときのポイント。
まとめ:猫を旅行に連れて行く
この記事では、飼っている猫を、旅行に連れて行くのはダメなのでしょうか?という疑問にお答えしました。
猫を旅行に連れて行くのは、性格次第
適性があるかどうか見極めることができますね。適性があると分かったなら、猫を旅行に連れて行くことができます。
準備をする際には、
トラブルが起こらない準備をする
ことを意識してみてください。
必要な準備をしたら、あとは猫との旅行を楽しみましょう!
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