猫の毛割れがヒドイ!原因や対処法は?
猫の毛が束のようになって割れてしまう「毛割れ」。老化の進んだ猫に見られる変化なのですが、ときおり若い猫でも毛割れすることがあります。
「どうして毛が割れているんだろう?病気なのかな?」と心配になりますね。
この記事では、毛割れが起きる原因とその対策についてご紹介します。
猫の毛割れの原因
猫の毛割れの原因は下記の5つ
- 老化
- 乾燥
- 毛づくろい不足
- 腎不全
- 栄養不足
それぞれをサクッと見ていきます。
老化
毛割れの原因で1番多いのが老化。
人間でもそうですが、猫の場合も年を重ねてくると体に変化が出てきます。
これは正直どうしようもないですね。老化を止めることはできません。
乾燥
空気が乾燥していると、猫の毛並みにも影響を及ぼします。
それほど深刻になることはまずないと思いますが、エアコンなどを1日中付けっ放しにしているお家は、加湿器も同時に使用するといいですね。
そしていつでも新鮮な水が飲めるように、準備してあげましょう。
毛づくろい不足
毛づくろいをサボっている猫ちゃんも、毛割れを起こす可能性が高いです。
猫は毛をペロペロ舐めることによって自分の唾液を付け、潤いを与えたり、絡まった毛をほぐしたり、ムダ毛を処理したりしています。
世の中には、サボりがちな性格の猫ちゃんもいるので、そのような猫は、毛割れを起こしているかもしれません。
腎不全
内臓疾患を抱えている猫も、毛割れを起こす可能性があります。
腎不全にかかり、脱水を起こしている猫は、頻繁に毛割れが見られます。猫は腎不全にかかりやすいと言われている動物。老化と見分けがつきにくいことも、、、
毛割れが病気のサインのこともあります。
栄養不足
高品質な動物性タンパク質が含まれているキャットフードを活用するのがいいでしょう。しかし、低価格のフードにはかさ増しのために、穀物を多く使っていることもあります。
成分表示を見ると分かるので、チェックすることをオススメします。
猫の毛割れの具体的な対策
上記でご紹介した原因に対して、私たちがおこなえる対処法もお教えします。
老化には勝てない
申し訳ないのですが、老化にはどうあがいても勝てません。
それでもなるべく良い状態をキープするために、18歳の猫を飼っている私が、していることをご紹介します。
- シニア猫用のキャットフードを与える
- 毎日1回ブラッシングしてあげる
- 手でなでて、手アブラでツヤを与える
- ベッドとエサ皿の距離を離して、運動を促す
これらのことを無理のない範囲でおこなってあげることで、私の猫は大きな毛割れをせずに、比較的毛並みもツヤツヤしています。
毛づくろい不足にはブラッシング
猫が自分で毛づくろいしないようなら、私たち飼い主の方でブラッシングしてあげましょう。
特に長毛の猫を飼っている方は、定期的なブラッシングを強くオススメします。
換毛期には「どこからこんな量の毛がでてくるの?!」とビックリするほどムダ毛が出てきます。
ほおっておくと被毛の健康状態は悪くなる一方です。
さらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参照
【事実】猫の毛づくろいにも上手い、下手があった!
猫の毛づくろいにも上手い、下手があることを知っていましたか?下手な猫はどうして下手なのか?この記事で理由を3つ解説しています。下手なりにどうすればいいか。などの解決策もご紹介しているので、ざっと読むと猫の清潔さを保てますよ。
皮脂よごれにはシャンプー
猫はもともと毛づくろいをして、体をキレイにしているので、それほどシャンプーは必要ありません。
でも、皮脂よごれが原因で毛割れを起こしている場合には、シャンプーも効果的。
猫の体調や気温を考慮して、風邪を引かないように注意してあげてください。自分では難しいなら、プロに頼むのも手ですね。
栄養不足ならフードを変えてみる
栄養成分表示の原材料を見て、動物性タンパク質を多く含むフードに変えてあげましょう。
最初のほうにタンパク質となる、肉や魚などの食材が表示されているとGOOD。
フードを変えてから変化が見えるようになるまで、1〜2ヶ月くらい。気長に待ってあげましょう。
猫の毛割れまとめ
この記事では、猫の毛割れの原因とその対処法についてご紹介しました。
毛割れの原因は5つ
- 老化
- 乾燥
- 毛づくろい不足
- 腎不全
- 栄養不足
毛割れの原因で1番多いのは老化。年をとると毛づくろいもさぼりがちに、、、
そんな時は私たちの側でブラッシングしてあげるのが効果的。私もほぼ毎日ブラッシングして、毛並みをツルツルに保っています。
慣れてくれば嫌がることもないので、本当にオススメですよ。
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