【チェッ!】猫が舌打ちをする3つの理由とは?【発作】
「猫が舌打ちするの!?」とビックリする方もおられると思いますが
私の経験上、猫は舌打ちっぽいことをします。
人間の舌打ちのように「チェッ」としているのかどうかは分かりませんが、「クチャッ」という感じの少し歯切れの悪い音は出すことができるようです。
詳しくみていきましょう!
猫が舌打ちしている理由
猫が舌打ちする理由は3つあります。下記のとおり
- 威嚇
- 獲物を狙っている
- サイレントニャー
順番にみていきます。
威嚇
防御的な威嚇をする時に、猫は舌打ちをしているのかも。
場合によっては「シャー」と威嚇するのと同時に行われることも。
というのも、猫はライオンのように唸る(うなる)ことができないので、「シャー」と息を吐き出すようにして威嚇します。
例えば窓の外に野良猫が見えているなど、自分のテリトリーに近づかせないために威嚇をする時、その音を聞くことができるかもしれません。
獲物を狙っている
獲物に飛びかかる時に、興奮しすぎて「チェッ」と舌打ちの音がすることがあります。
猫の気持ちとしては「やってやる」「絶対にとるぞ!」という感じ。
自分に対して行う、いわば「ひとりごと」のようなもの。
アスリートも自分を奮い立たせるために、「できる、絶対にできる」とポジティブな言葉をつぶやくことってありますね。
猫もハンターとしてのプロ意識を持って、猫じゃらしを追いかけている証拠でしょう。
サイレントニャー
奇妙な行動ですが、時々猫は無音で鳴いています。
なぜこうした鳴き方をするのか詳しいことはわかっていませんが、いくつかの説があります。
- 子猫が親猫に甘える
- 不安な気持ちの表れ
- うとうと眠いとき
- 高周波で鳴いている
実際のところ、猫はサイレントニャーを使い分けているとか、鳴くのが面倒くさいなんて説もありますが、人間に聞こえないのは確かですね。
人間には音が聞こえないので、口を開閉するときの「チェ」という音だけが聞こえるということです。
そしてその音が舌打ちの音と似ているので、「猫が舌打ちした!」と勘違いするのかもしれませんね。
猫に舌打ちは賛否両論?
猫に舌打ちをすると、良い面と悪い面があるようですので、さらっとご紹介します。
猫に目線をもらえる
猫を探している時や、猫の顔をカメラに収めたい時などに活用するといいでしょう。
「おいでおいでー」と呼んでもほとんどの猫は無視するのが普通
ですが、舌打ちをするとけっこう効果的なようです。
我が家の猫にも試してみましたが、確かに音のする方を振り向いてくれました。
シニア猫に舌打ちは良くない
高齢猫に甲高い大きな音は、なるべく聞かせないほうがいいでしょう。
なぜなら「発作を引き起こす原因となることがあるから」です。
舌打ちの音以外にも、
- キーボードを叩く音
- 金づちで釘を打つ音
- 金属スプーンで餌皿をカンカン打つ音
- たくさんの鍵がチャラチャラ擦れる音
などの普段の生活でよく耳にする音でも発作を起こす恐れがあるそうです。
これを「FARS(猫科動物聴覚原生反射発作)」といいます。
もし自分の飼っている猫が発作を起こしてしまったら、、、と考えたらとても心配になりますね。
もしあなたの飼っている猫がシニア猫ちゃんなら、当面はこのような音を聞かせないほうがいいでしょう。
トリガーが引かれない限り、銃弾は発射されないのと同じように、
特定の音を聴かせない限り、発作が起きることはありません。避けることができます。
猫が舌打ちをする理由まとめ
この記事では、猫が舌打ちをする理由を3つ取り上げました。
- 威嚇のため
- 獲物を狙っているため
- サイレントニャーで口の開閉音だけ聞こえているため
猫に舌打ちをされると、ほんのちょびっとだけイラッとする反面、舌打ちする猫カワイイー!って喜んでいる自分もいます。
猫が舌打ちをする理由は、正直なところよくわかっていないのが現実。
というか舌打ちをしているのかすら怪しいところ…
でもわがままなところが猫の良さであったりしますから、舌打ちくらいは愛嬌ってことで可愛がってあげてください!
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