猫は飼い主のことを猫だと思っている!?【けど猫ほどに猫的ではない】
「猫は、自分のことをどう思っているのだろう?」猫を飼ったことがある人ならだれもが、1回は頭をかすめていく質問でしょう。僕もそうでした。
猫は飼い主のことを「大きい猫」「親」「兄弟」「仲間」と思っているなどなど、いろいろな考えに触れてきましが、結局よく分からないまま、、、
しかし見つかりました!
✅猫は飼い主のことをどう思っているのか?
👉猫は飼い主のことを猫だと思っている。けど猫ほどに猫的ではないやっと腑に落ちるような答えが見つかりました。
答えを見ただけでは「どういうこと?」と思うような言い回しなので記事にまとめます🖋
— Fukutaro (@Happytaro6) March 6, 2020
✅猫は飼い主のことをどう思っているのか? 👉猫は飼い主のことを猫だと思っている。けど猫ほどに猫的ではない やっと腑に落ちるような答えが見つかりました。 答えを見ただけでは「どういうこと?」と思うような言い回しなので記事にまとめます🖋
そこで今回は、(猫の感覚は猫にしかわからないが)納得のいった説があったのでご紹介したいと思います。
猫は飼い主のことを猫だと思っている【けど猫ほどに猫的ではない】
この記事の結論はこうです。
いったい何をいっているんだ?と思う方もいらっしゃることでしょう。ですから丁寧かつシンプルに解説していきます。
猫は飼い主のことを猫だと思っている
まずは前半部分の解説。猫は飼い主のことを猫だと思っています。理由はシンプルで「猫同士でおこなっている行動を飼い主にもするから」です。
たとえば、猫は飼い主の足にスリスリしたり、飼い主の隣に箱ずわりしたり、ときにはペロペロ舐めてくれることさえありますよね。
これらの行動は猫が”猫”に対しておこなうものと全く同じなんです!
「んーよくわからない?」って方は、あなたがほかの”人”に対しておこなう行動と、”猫”に対しておこなう行動を比べてみるとわかりやすいでしょう。
人に対する行動と猫に対する行動とでは、全く違うふるまいをしませんか?
しかし猫の場合は、そこで全く同じふるまいをするのです。
これこそが、猫は飼い主のことを猫だと思っている理由です。逆にいうなら「猫は飼い主のことを人間ととらえていない」ということでしょう。
ちなみに、犬は飼い主のことを自分とは違う種族だと認識しているようです。なぜなら人に対するときと犬に対する時とでは、ふるまいが全然違うからです。
けど猫ほどに猫的ではない
次に後半部分の解説。猫は飼い主のことを猫だと思っています。とはいえ猫ほどに猫的ではありません。
いったいどういうことでしょうか?
これもわりとシンプルで「大人の猫同士のような付き合いはできない」ということ。もう少し厳密にいうなら「大人の猫特有の反応を絶対に引き起こすほどには猫ではない」です。
たとえば、よくノラ猫同士がナワバリ争いをして「シャー!」とか低い声で「ウ〜」とうなっている場面に遭遇したことがあるでしょう。
あれは大人の猫同士だから起きるのであって、大人の猫と子猫または人がナワバリ争いをすることはありません。(猫が人に怒ることとは別)
飼い主は大人の猫同士での付き合いはできないのです!
こういった理由から、「猫は飼い主のことを猫だと思っている。けど猫ほどに猫的ではない。」と結論することができます。
飼い主はやはり単純に”猫”とみなされているわけではない
猫が飼い主に、猫に対するのと同じふるまいをするからといって、関係はそう単純なものではないようです。
なぜなら「猫と飼い主の関係は、2匹の猫同士よりもはるかに親密な関係になる」ことがあるから。
たとえば、僕の飼っている猫はお腹が空いているわけではないのに頭をスリスリしてくることがあります。一緒に飼っているほかの猫にはしないのに、僕にだけしてくるのです。
なぜなのでしょうか?
成猫は子ども的な衝動が抑えられているだけ
猫も成長すると、子ども的な衝動は抑えられていきます。代わりに大人の猫特有の衝動が強くなっていくわけです。
とはいえ、子ども的な衝動ぜんぶが消え去ってしまうわけではありません。存在はしているんですが、大人猫の強い衝動の影に隠れているだけで、出てくるチャンスがないだけなのです。
察しのいい方ならこの話の終わりが見えたことでしょう。
そうです、猫は飼い主と大人の猫の付き合いができないわけですから、当然大人の強い衝動も出てきません。
じゃあ代わりに何が出てくるのかというと…
子ども的衝動がニョキッと顔をのぞかせるのです。
それで、猫と飼い主のあいだで特別な友好関係が築かれることがあるのです。
猫博士で有名なパウル・ライハウゼン博士は著書「ネコの行動学」でこういっています。
人間はネコの防御や攻撃の反応を、おとなのネコのように無条件に引き起こすことはない。それで人間と単独性のネコの種の間でも、真の永続的な友好関係が生まれることがあるのだ。
引用元:ネコの行動学[パウル・ライハウゼン博士著]
猫同士よりも猫と人の方が親密になることがあるって、ほんと不思議な関係性ですね。
まとめ:猫は飼い主のことをどう思っている?
この記事の結論
- 猫は飼い主のことを猫だと思っている。けど猫ほどに猫的ではない。
理由
- 猫同士でおこなっている行動を飼い主にもするから
- 飼い主は、大人の猫特有の反応を絶対に引き起こすほどには猫ではない
猫との平和な関係が築けているのも、猫の独特の価値観のおかげなのかもしれませんね。
僕はこの関係をもっと大切にしていこうと思いました。
さぁ今日も猫をかわいがってあげましょう!
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