なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

【宇宙最強の一撃】猫パンチはいかにしてくり出されるか?

意外に強力で、連続してくり出されるのが「猫パンチ」です。

猫の必殺技でもあるこの猫パンチには、くり出される理由があることを知っていましたか?

この記事ではその理由を詳しく解説していきます!

「あ〜そうなんだ〜」程度の共感が得られると、とっても嬉しいです。
ではさっそく見ていきましょう。

猫パンチをする5つの理由


猫が猫パンチをする理由は下記の5つ

  • 遊び
  • 興味
  • 警戒
  • 不快
  • 攻撃

サクッと解説していきます。

遊びの猫パンチ

じゃれ合っている時の猫パンチですね。

猫同士で遊んでいる時や猫じゃらしに向かって猫パンチする場合も含めて、実にいろいろな対象にくり出されます。

威力はというと、それほど痛くありませんし爪も出ていないので、怪我をすることもありません。

人間で言うところの「肩パンチ」に似ているかもしれませんね。完全にじゃれ合っている時の平和的な猫パンチ。

見ているこっちも和ませる効果があるとかないとか。

興味の猫パンチ

おねだりしたり、興味のあるものを前に、ちょいちょいと繰り出される猫パンチのこと。

この場合も、威力はほとんどノーダメージに近く、猫パンチと言うよりはなんでも触って確かめる子どもの気持ちに近いのかも知れませんね。

猫が興味を持っているときの特徴

  • 黒目が大きくまん丸になる
  • ひげが対象物の方をむく
  • 鼻でニオイを嗅ぐ

という特徴があるので、見分けることができます。

警戒の猫パンチ

得体の知れないものを前にしたとき、猫パンチで危険がないか確かめようとします。

猫パンチで危険がないかどうかなんてわかるんですかね? 飼い主としてもちょっと疑問に思っています。

警戒の猫パンチの特徴は、パンチする前にちょっとの時間ためらいと葛藤があること。

猫パンチをしようと前足をあげるんですが、どんな危険があるのかわからないので、「本当に猫パンチしてもいいのかなぁ…」とでも思っているのでしょうか。

猫パンチするのと同時に、後ろにジャンプする猫ちゃんもいるので、見ている側としては「次どんな行動をするんだろう?ワクワク」と楽しみになっちゃいますね。

不快の猫パンチ

「もういい加減にして!」と思ったとき、バシッ!と猫パンチして気持ちを伝えます。

飼い主さんがしつこくなでている時とか、遊びがケンカに変わる瞬間とかにくり出される一発です。

この猫パンチはある程度痛いです。でも怪我するレベルじゃないかも、、、

爪は出ている時と出ていない時がありますね。不快度が低いと爪が出ている確率が低く、不快度が高くなることに比例して、爪が出ているパンチも多くなる感じ。

このパンチあたりから一気に険悪ムードになるので、早めに引くのがいいでしょう。

そうしないと、次に紹介する「攻撃の猫パンチ」をくらってしまうからです。

攻撃の猫パンチ

攻撃の猫パンチは宇宙最強の一撃。

なぜなら、猫の本気の猫パンチだから。

リーチは短いですが、人間の反応速度ではとてもかわしきれないスピードを誇り、爪によるダメージは血が滴るほどの威力。

しかも連続して「パン!パン!パン!」とくり出されることもあるので、一撃目を運良くかわしたからといって油断は禁物です。

くれぐれも猫を本気で怒らせないように注意してください。

もしも野良猫に猫パンチされたら?

もしも、野良猫やノミが付いている猫に猫パンチされたら、注意が必要。

なぜなら「猫ひっかき病」という炎症を起こすかも知れないからです。

「バルトネラ菌」という菌が原因で、人間に感染すると3〜10日目に下記のような症状があらわれます。

  • 赤くはれる(虫刺されに似てる)
  • 傷口に水ぶくれや、うみを持つ
  • 発熱、悪寒、倦怠感や食欲不振
  • リンパ節がはれてしまう

治療法は、軽症の場合は自然治癒することが多く、リンパ節がはれている場合などは、抗菌薬を投与して菌の増殖を抑えます。

(しかし、各種の抗菌薬による明確な治療効果が認められていないのが現状のようです)

予防として猫の爪を切ったり、ノミの定期的な駆除を行うのが効果的。

ただし、爪を切ってしまうと猫パンチの威力は激減する

ですから、外にいくような猫ちゃんの場合爪切りをしない方が良い場合もあるでしょう。

猫パンチされないために


猫パンチされて、はれてしまったらイヤですよね。

イヤな経験をしたくないなら、飼い主さんが引き際をわきまえておくことが大切。

簡単に言うと、『猫を本気で怒らせない』ということです。

猫も基本的には平和主義者で、「できるならケンカはしたくないのにゃ」と思っています。

そんな猫を本気で怒らせるというのは、そうとう猫にとって都合が悪い相手ということができるでしょう。

しっぽをパタパタとさせたり、「ウー」と低い声で唸っているときは、機嫌が悪い証拠ですので、怒らせる前にその場を離れましょう。

それが最善の方法です。

猫パンチの理由まとめ

この記事では、猫が猫パンチする理由を5つご紹介しました。

  • 遊びの猫パンチ
  • 興味の猫パンチ
  • 警戒の猫パンチ
  • 不快の猫パンチ
  • 攻撃の猫パンチ

宇宙最強の威力はみせかけではありません。本気の猫パンチはかなーり痛いです。

でも平和的な猫パンチなら、猫も飼い主も一緒に楽しむことだってできちゃいます。

愛猫との信頼関係が築けるように、猫パンチをくらってもしっかりと受け止めて、仕返しする代わりに愛情を注いでいきましょう!

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