なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

猫がお腹の上に乗ってくる理由とは?【乗ってこない時に試したい方法】

「猫って本当に気まぐれだなぁ〜」と思いませんか?

いくら呼んでも来てくれないことがあったと思えば、仕事中のデスクに「何してんの?構ってー」と乗ってくることも。

お腹の上で寝てしまって、動けない…なんてこともしばしば

今回の記事では、

  • 猫がお腹の上に乗ってくる理由
  • お腹の上で寝ているときに、おろしても大丈夫?
  • 猫がお腹の上に乗ってくるようにするには、どうすればいいの?

こうしたトピックを取り上げていきます。

猫がお腹の上に乗ってくる理由


どうして猫は飼い主さんのお腹の上に乗って寝るのでしょうか?

それには7つの理由があったのです。

  • 信頼している
  • 甘えているから
  • 単純に暖かいから
  • 仲間だと思っている
  • 何かを要求している
  • もっと遊んで欲しい
  • 猫自身の具合が悪い

サクッとみていきましょう。

信頼しているから

まずあげられる理由としては「猫が飼い主さんのことを信頼して、安全な場所だと思っているから」です。

猫は嫌いなものがあると、絶対に近付こうとはしません。

わざわざ近づいてきて、お腹の上に座っているということは、猫に信頼されている証拠なのです。

甘えているから

構って欲しいとき、撫でて欲しいときにも飼い主さんの上に乗っかってくることがあります。

のどをゴロゴロいわせながらフミフミしていたら、それは飼い主さんのことを親猫だと思って、甘えている証拠。

こちらからも優しく撫でてあげると、きっと猫ちゃんも喜びますよ。

単純に暖かいから

暖をとっているだけです。

冬の寒い時期にお腹の上に乗っかってくるのは、猫が寒いからかもしれません。

温もりと一緒に愛情も感じてくれたらいいですね。

仲間だと思っているから

猫が数匹お団子状態になって寝ているのを見たことがあるかもしれません。

子猫の時はきょうだいが折り重なって寝るのが普通ですが、大人になっても重なって寝るのは珍しいことではありません。

ただ、体重のある大人の猫が、お腹の上に乗るとやっぱり重たいですよね、、、

何かを要求しているから

朝、飼い主さんの上に乗って起こしにくるのは間違いなく「はよ、ご飯ちょうだい」の合図。

また、おやつをあげる習慣がある猫ちゃんも、おやつの時間になるとお腹に乗ってきてじーっと飼い主さんのことを見つめるそうです。

無言の圧力すごいですね…

もっと遊んで欲しいから

室内飼育だと運動不足になりがち。

猫も遊び足りないとストレスがたまり、不機嫌になります。

短時間でもいいので、猫じゃらしで遊んであげると猫も満足しますよ。

猫自身の具合が悪いから

猫は体調不良をあまりおもてにあらわさないタイプですが、

不安な気持ちがあると、気持ちを落ち着かせるために飼い主さんの上に乗って、安心しようとする行動が見られます。

とぼとぼ歩いてきて「よっこらせ」と登る場合には、念のため猫ちゃんの様子を観察してあげてください。

お腹の上で寝ているときに、おろしても大丈夫?


最初のうちはいいんですが、長時間になってくるとやっぱり体の節々が疲れてきますね。

私の家の猫は、体重が4キロあるので、20分くらいでけっこう限界、、、

「でもここで降ろすと猫に嫌われるんじゃないか?」と心配になります。でも安心してください。

猫はどかされてもそんなに気にしていませんから。

私の家の猫も、どかされた直後は「う〜ん、せっかく気持ちよく寝てたのに…」なんて顔して、違う場所に行ってしまいますが、

次の日にはまた私のお腹の上で寝ています。

そんなことを何十回と繰り返していますが、あいかわらず乗っかってきますね。

ですから、そっと抱っこしておろせば、猫もそんなに気にはしていないと思いますよ。

猫がお腹の上に乗ってくるようにするには、どうすればいいの?


「うちの猫はお腹の上に乗ってこない、悲しい、、、」と思う飼い主さんもいるかもしれません。

猫も性格がそれぞれなので、お腹の上が好きな子もいればそんなに好きじゃない子もいます。

でも諦めたくないのが猫好きですね。

ですからいくつか提案をご紹介します。

お腹の上が心地いいことを教えてあげる

具体的な方法としては、猫をお腹の上に乗せながらなでてあげます。この方法の目的は、猫にお腹の上が心地いいことを経験させること。

猫は経験にもとづいて、次の行動を決めることがあるからです。

「おやつをあげれば早いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、おやつをあげてしまうと、

猫は「お腹の上に乗れば、おやつがもらえる」と覚えてしまい、本来の目的とは少しずれてしまうので、最終手段として考えましょう。

毛布を間にはさむ

人間→毛布→猫というように猫と人間の間に毛布を1枚はさみます。

私の観察だと、人間のお腹の上は、意外と不安定で猫はあまり好まないような気がします。

呼吸の上下運動がイヤって猫ちゃんもいるかもしれないですね。

これを解消してくれるのが、毛布というわけ。

クッションになるならなんでも良いと思いますが、1枚はさむだけで驚きの安定感と安心感を猫に提供します。

猫にとっては毛布であったかくて、人間にとっては猫が癒しになる。まさにWIN-WINな関係を作ることができます。

毎日決まった時間にお腹の上に乗せる

猫の習慣に、ねじ込みます。

毎日決まった時間に、お腹の上に猫を乗せると、いつの間にか猫が自分から乗ってきてくれるかもしれません。

コツはとにかく毎日平然とやること。

これが当たり前なんだと猫が感じるまで、やるのみです。

猫をお腹の上に乗せるまとめ

この記事では主に、猫がお腹の上に乗ってくる理由をご紹介しました。

  • 信頼しているから
  • 甘えているから
  • 単純に暖かいから
  • 仲間だと思っているから
  • 何かを要求しているから
  • もっと遊んで欲しいから
  • 猫自身の体調が悪いから

猫に触れていると、なぜかはわかりませんがストレスが解消されていくのを感じます。

猫と飼い主、お互いに信頼し合っているからこそできることなんですね。

でも、いくら癒されるからって無理して猫の寝床になりきる必要はありませんからね。切りのいい時間でおろしても、猫は気にしていません。

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