【異常】猫の口呼吸は危険サイン!どうしたらいいの?
猫は鼻呼吸をする生き物。
猫が口を開けて「ハァハァッ」としていたら、何らかの異常があることは間違い無いでしょう。
呼吸困難といっても、原因はさまざま。私の猫も以前、猫風邪をひいて口呼吸になったことがあるので
でも必ず獣医さんにみてもらうようにしましょう。
猫の口呼吸:まずは舌が青くないか?
まずは舌の色を見て、青くなっていないか確かめましょう。
迷わず動物病院に連れて行ってください。
呼吸が止まっている場合はすぐに心肺蘇生を!
さらに悪い状況として、呼吸が止まってしまっている場合、待っている時間はありません。すぐに心臓マッサージと人工呼吸を行います。
蘇生のやり方
- 呼吸が止まっているか? 心臓が止まっているか? 確認する。
- 口を開き、のどに異物が詰まっていないか? 確認する。
- 左半身を上にして寝かせ、首をまっすぐにして舌を口の外に引っ張り出す。
- 飼い主さんの口を、猫の鼻につけ、4回早めに息を吹き込む。
- 左前足の下あたりに心臓があるので、10秒間に15回のペースで心臓マッサージをします。
- 蘇生しないなら、心臓マッサージ・人工呼吸をワンセットとして繰り返す。
下記の動画は犬ですが、猫もほとんど同じです。ただし、猫の方が体が小さいので、力加減や息の吹き込む量は少なくなります。
猫の口呼吸:運動した後「ハァハァ」する
日常生活をしていると問題がなさそうに見えるので、見極めるのはとても難しいですね。
大人の猫ちゃんがちょっと運動したくらいで「ハァハァ」と荒い呼吸をしているときは体の中に原因があることが多いので、
動物病院で診てもらうことが大切です。
「ハァハァ」していう時の様子を動画で撮って、獣医さんに見せると診察がよりスムーズに進むかもしれません。
猫の口呼吸:異物が詰まっている
いわゆる「鼻づまり」です。
鼻に詰まっているかもしれない異物
- 鼻水が詰まっている
- 鼻くそが詰まっている
- 喉に何かが詰まっている
などうまく呼吸できない時も、なんとか息を吸おうと口呼吸することがあります。
私が飼っている猫も、猫風邪をひいて鼻水が詰まっているときに口呼吸になりました。
口呼吸すると同時に、ときどきくしゃみをして鼻水を撒き散らしていたので、「風邪をひいたんだな」とすぐにわかりました。
動物病院に連れて行って、獣医さんに見せたんですが、「特に異物も詰まっていないようだし、風邪ひいたんじゃないかな」と、注射をして飲み薬をもらってその日は帰宅。
1日くらい口呼吸をしていたんですが、薬を飲み始めてからは、半日ほどで口呼吸もなくなり鼻で呼吸をするようになりました。
口呼吸をしているときも食欲はあったんですが、とても食べにくそうにしていましたね。
だからスープ状のキャットフードで栄養を与えていました。
猫の口呼吸:熱中症
猫も体温が上がると、「ハァハァ」口呼吸をして、体温を下げようとします。
犬も口を開けて「ハァハァ」呼吸をしますよね。それと同じです。
夏の暑い時期には『熱中症』に要注意!
猫の熱中症の症状
- 息が「ハーハー」荒くなる
- ぐったりする
- 耳が熱い
- ひどいと、痙攣を起こす
まずは部屋の温度が適切かどうか確認し、必要ならクーラーを使用しましょう。
常に新鮮な水が飲めるように、準備してあげてください。
猫の口呼吸まとめ
冒頭で述べたとおり、猫は口呼吸することはほとんどありません。
ですから口呼吸をしているということは、普通ではないことのサインです。以下のような原因をご紹介しました。
- 呼吸困難(舌が青くないか?)
- 心臓、呼吸器系の病気
- 鼻水、鼻くそが詰まっている
- 熱中症
緊急性がある場合もあるので、いざという時のために知っておくのは本当に益になりますね。
いずれの場合も、一度動物病院で診察することを強くおすすめします。
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