猫の毛づくろいの頻度はどれくらいがベスト?【しすぎは要注意】
気がつくとよく自分で毛づくろいしている猫ですが、
猫にとってどのくらいの頻度で毛づくろいやブラッシングをしたら1番良いのかよくわからない。という方もいるのではないでしょうか。
ですからこの記事では以下のような疑問に答えていきたいと思います。
- 猫がするセルフグルーミングの頻度
- 飼い主さんがブラッシングする頻度
- どのくらいの頻度でシャンプーは必要?
- 毛づくろいしすぎにも注意しましょう
猫がするセルフグルーミングの頻度とは?
単純計算、1日24時間のうち12時間は寝ているとしたら、4時間〜6時間は毛づくろいしているという計算になりますね。
ぼーっとしているときは大体毛づくろいしているのかも、、、
なんでこんなに毛づくろいするのかというと、猫は本能的に毛づくろいするのが好きだから。
「そんなに毛づくろいして大丈夫なの?」と心配になるかもしれませんが、特に問題はありません。
例えば私が飼っている猫の場合も、
- ご飯を食べたあと毛づくろい
- お昼寝する前にも毛づくろい
- 窓の外を見ながら毛づくろい
- トイレのあとにも毛づくろい
と毎日毎日せっせと毛づくろいをしているのがわかるのではないでしょうか。
猫は人間が考えている以上に毛づくろいしているんですね。
飼い主さんがブラッシングする必要性
「これだけ長い時間毛づくろいしているなら、飼い主さんがブラッシングする必要あるの?」と疑問に思いますね。
目的によって頻度は変わってくると思うので、サクッと見ていきましょう。
ムダ毛処理は毎日ブラッシング
毛の抜けかわる季節や長毛種の猫の場合は、毎日しっかりとブラッシングしてあげるといいです。
なぜなら、毛球症を予防できるから。
毛球症(もうきゅうしょう)とは、飲み込んだ毛が胃のなかで塊になり、さまざまな症状を起こす病気のこと。
毎日のようにブラッシングしても大量の毛がとれる猫ちゃんもいますね。
私の飼っている猫は短毛なので、そこまでブラッシングしなくても大丈夫でした。でも週に1回くらいはブラッシングしてあげてますね。
コミュニケーション目的は、毎日軽めのブラッシング
あごの下や首すじをなでなでしてあげると、大体の猫は喜びます。
こうしたコミュニケーションを目的としたブラッシングは、毎日しても大丈夫。
ただし軽めにするのがポイント
なぜならあんまりしつこくやると、かえってグルーミング自体が嫌いになってしまう可能性があるからです。
猫が嫌がる場合は、強引にやらないほうがいいですね。
シャンプーは汚れていたらすればOK
シャンプーは、ニオイや汚れが気になるならしてもOK。
毎日とか毎週やる必要はありません。
猫は通常グルーミングしていればニオイも汚れも自分でキレイにするからです。
でも気になるくらいニオイや汚れが目立つということは、他になにかしらの原因があるかもしれません。
シャンプーして「よかったよかった」ではなく、「なんでくさかったんだろう?」と一度猫ちゃんの健康チェックをしてあげることをおすすめします。
大抵の猫は水に濡れるのを嫌う傾向にあるので、ストレスを感じない程度の頻度で行うのがいいでしょう。
ハゲるほどの毛づくろいには注意!
毛づくろいのしすぎで、ハゲができてしまったら注意が必要です。場合によってはやめさせた方がいいときもあります。
以下のような理由で過剰に毛づくろいしすぎることがあります。
- ストレス
- ノミ・ダニ
- 皮膚の異常
特定の場所ばかりを何度も何度もなめているときは要注意。ひんぱんに噛んだりすることもあります。
私の飼っている猫も、ノミに寄生されて大変だったことがありました。
加えてノミアレルギーだったので、腰のあたりにベトベトなクサイ液体が付いてしまい動物病院へ連れて行くハメに。
獣医さんから「あー、ノミアレルギーだねー」と注射と首すじに垂らすタイプのノミ除去剤をつけてもらい、なんとか治ってくれました。よかったよかった、、、
その後はときどき目の細かいクシで、ノミがいないかチェックしますが、今のところ大丈夫なようです。
ノミに噛まれてよっぽど嫌だったのか、それからその猫は毛の先をちょっと触っただけでも、すぐにペロペロ毛づくろいをするようになりましたとさ。
嫌な感覚がフラッシュバックされてしまうんでしょうね。ちょっとかわいそうです。
猫の毛づくろい頻度まとめ
猫はたくさん毛づくろいするので、そこまで心配する必要はないかもしれません。
- 換毛期・長毛種は毎日ブラッシングで毛球症を予防しましょう。
- 毎日軽めのブラッシングでコミュニケーションをはかりましょう。
- シャンプーは、グルーミングをしっかりしていれば基本的に必要ありません。
特定のところをハゲるほど毛づくろいしているときは注意が必要。
毛づくろいは猫が健康に生きるためにかなり重要な行動です。
でも猫の気持ちを考えながら行わないと嫌いになってしまうこともあるので、猫に合わせた頻度で行っていきましょう。
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