なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

猫にきゅうりを与えても大丈夫?【答え:食べてもOKです。】

「うちの猫きゅうりを食べたがるんだけど、与えても大丈夫ですか?あと…きゅうりをあげるメリットはありますか?」
こういった質問に答えています。

暑い夏になると、冷やしたきゅうりを食べたくなる人も少なくないと思います。では猫はどうなのでしょうか。

  • 猫にきゅうりを与えても大丈夫?
  • 猫にきゅうりを与える時の注意点

上記のことを解説していきます。さっそく見ていきましょう!

猫にきゅうりを与えても大丈夫?【答え:食べてもOKです。】

きゅうりは猫に与えてもOKな野菜です。猫に有害になる成分は含まれていません。ただ、猫にとってきゅうりは栄養素的にまったく必要のない食べ物なので、積極的に与える必要はないでしょう。

きゅうり100gあたりの成分

エネルギー 14kcal
水分 95.4g
タンパク質 1.0g
脂質 0.1g
炭水化物 3.0g
灰分(無機質) 0.5g
食塩相当量 0g

出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

95%以上は水分

きゅうりはほぼ水分でできていて、ナトリウムや脂質が非常に少なく、なおかつ超低カロリーです。「Least calorific fruit(カロリーが最も低い果実)」としてギネスブックに掲載されているほど。水分以外に特筆すべき成分を持っているわけでもない、それがきゅうりです。

猫に与えても大丈夫な野菜

水分以外ほとんど目立った成分もないので、猫に与えても栄養素の過剰摂取のリスクがありません。

大丈夫だけどメリットもない

安全な野菜ですが、猫がきゅうりを食べるメリットもないです。水分は普通に水を飲めばいいことですしね。他の栄養素も、べつにきゅうりじゃなくても代用できると考えられます。

猫にきゅうりを与える時の注意点


ごくまれに、きゅうりを欲しがる猫もいるようです。猫に与えるさいの注意点をご紹介します。

皮をむいてから与える

きゅうりの皮は意外と固く、新鮮であればトゲトゲしています。猫はあまり噛まずに食べるので、食道や胃、腸を傷つけてしまうかもしれません。ピーラーなどで皮をむいてから与えるようにしましょう。

味付けはいっさいしない

きゅうりの漬物やドレッシングで味付けされたきゅうりはNGです。猫にとって塩分濃度が高く、腎臓に負担をかけてしまうことも。きゅうりはいっさい味付けせずに与えましょう。

カリウムにちょっと注意

きゅうりで唯一の注意点は「カリウム」です。高齢で腎臓が弱った猫の場合、カリウムの排出ができずに「高カリウム血症」を発症する危険があります。
若く健康な猫であればそれほど気にすることではありません。

猫がきゅうりに驚く理由


きゅうりと猫に関連して、猫のそばにきゅうりを置くと驚く動画を見たことありませんか。どうして驚くのでしょうか?

・天敵である蛇に似ている
・きゅうりの形に見慣れていない
・とつぜん現れたきゅうりに驚いている

などなど諸説あるようです。詳しくは下記↓の記事で解説しています。

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