捨て猫を拾ったらどうすべきか?【まずは警察署に連絡】
我が家では飼えないし、このまま放っておいたら死んでしまう。
できるなら助けてあげたいけど、突然の出来事に戸惑ってしまいどうしたらいいかわからなくなってしまうことでしょう。
この記事では、これまでに2回捨て猫を拾ったことがある私が、捨て猫を拾ったらどうしたらいいのかをまとめました。
1匹は我が家で飼い、もう2匹は保護団体の方に保護してもらいました。
緊急対応で時間がないなら、見出しだけでも読んでいくと短時間ですべきことがわかりますよ。
捨て猫を拾ったらどうすべきか?【まずは警察署に連絡】
交番や警察署に電話をする
「捨て猫を○○匹拾いました。どうしたらいいでしょうか?」と言えば警察の方もわかってくれるでしょう。
連絡したら保護した場所やあなたの電話番号、氏名を聞かれることがあるので、落ち着いて対応しましょう。
捜索届けが出ているなら、飼い主の元に届けてくれるよう警察の方が手配してくれると思うのでお任せしてしまって大丈夫です。
捨て猫の場合は、現地調査のため担当の警察官または近くの交番にいる警察官が対応してくれます。
警察は猫を引き取ってくれない
ただしケガをしていない捨て猫の場合は警察でも引き取ってくれないことが多いと思います。
警察としてもできることは、「この場所に捨て猫がいた」という事実を証明すること、ですから飼い主がいない捨て猫をどうしていくかについては、あなたが決定していかなければいけません。
動物保護団体に連絡する
警察でも対応しかねる時には、動物保護団体に連絡します。
私が子猫を2匹拾った時には、知り合いに「猫の里親譲渡会」を主催している方がいたので連絡をとりました。
すると、いますぐに保護してくれるとのことでしたので当日中に捨て猫2匹を預けることができました。
現実問題として、当時私は猫が飼えるような状況ではなかったので「どうしようか…」とプチパニック!
「放って置けないし…」と思ってとりあえずスマホで近くに保護団体がないか調べていたら、「あっ、そう言えばあの人捨て猫を保護してたな」と思い出してすぐさま連絡しました。
あの時ほど自分の記憶力を誇らしく思ったことはありませんね。小さな命を2つ救えたことは本当に良かったと思っています。
しかし誰もが猫を保護してくれる人を知っているわけではないでしょう。
そんな時は、近くに保護してくれそうな団体がないか調べましょう。
- スーパーで、チラシに載せられている電話番号からコンタクトを取る
- 市役所や保健所に直接聞いてみるのも効果的な方法(地域と連携しているNGOもある)
- 動物病院に連絡して、コネクションから引き取ってくれそうな人をたずねる
休日だと営業していない所もあるので、知っているようであれば警察官に聞くのが1番早いですね。
動物病院に連れて行く
捨て猫は十分に食事が取れていなかったり、過酷な環境にいたことで弱っていることも多いからです。命を救うために病院に連れていくのは正しい行動です。
ただお金がかかるという問題もあります。
おそらく初診料などを含めると1万円ほどかかってしまう可能性も。
病院や処置によって費用は変わっていきますが、大きなケガをしていなかったらそこまで高額にはならないと思います。
動物病院によってはその後保護猫としてチラシを貼って、里親を募集してくれる獣医さんもいます。
あなたが飼えないなら入院をさせたり、獣医さんとしてのコネクションを借りることができるかもしれません。動物病院に連れていって、そこで里親が見つかる可能性も大いに考えられますね。
飼い主を探す
猫にとって1番の解決方法は、飼い猫として家に迎え入れること。
やはり飼い猫として生きていくのが、現代社会を生きる猫ちゃんにとっては最善の道ではないかと私は考えています。
しかし猫を飼えないという方もいます。そんな時は里親を募集することになるでしょう。
里親譲渡会で里親を探す
保護団体で保護してもらえたなら、里親譲渡会などで里親を探してもらえます。
家で飼えないなら、動物病院で一時的に預かってもらい飼い主さんを探していくことになります。
猫ちゃんのホテル代として1日3000円ほどお金がかかってしまいますが、殺されるよりはマシかもしれません。
最終的には保健所に連れて行く
どうにもこうにもならない場合は、最終手段として保健所に連れていきましょう。
どうにもならない状況というのは誰にでも起きうるものです。しかしどこかで決断をしなければいけません。
あなたが最善を尽くしても変えられない状況なら、保健所に連れていくしか方法はないでしょう。
捨て猫を拾ったらどうするかのまとめ
- まずは警察署に連絡しましょう。
- 警察で対応してくれない場合は、猫を保護してくれる団体を探します。
- 応急策として動物病院に連れていくのも効果的な方法です。
- 飼い主を探しましょう。
今にも消えそうな命の炎を目前にした時、どうしたらいいのかパニックになるものです。
私も冷静を装ってはいましたが、内心パニックで汗が止まりませんでした。
対応方法を知っておくということだけでも、捨て猫の命を救うことにつながるかもしれませんね。
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